漢たちのリベラル2
翌日ー告別式ー
脳美「貴方は、、、、この全知全能の意味を持つ‘脳美’、そして孤独は買ってでもするワンマン主義の‘藤朗’、この二つの名前を褒めてくれました。ウゥッ、」
脳美は告別式のスピーチで涙を見せた。それは誰もが故人を悲しむごく普通の姿に見えた。
竹井「あれも、、、、イメージ戦略?」
マンテツ「さぁ、、、、。」
竹井記者がマンテツの耳元で囁く。昨日は確証が掴めなくて自室に戻ったのだろう。
マンテツ「このテープレコーダーで何とか、、、、」
竹井「俺も目撃者がいないか客リストを調べて見るよ。」
竹井はそう囁くと、そのまま前を向いて黙った。
ポクポク、、、、
マンテツ「しかしイマラチオって何だろうな、、、。」
マンテツはまだあの不思議な叫びがわからずにいた。
浜村「マンテツ、まだそんな事気にしていたのか。あんなの、エロい事に決まっているじゃないか。」
マンテツ「そ、そうなのか?」
浜村「俺、日刊の新聞で読んだ事あるよ。それ」
マンテツに得体の知れない恐怖が襲った。それは自分が何であるかを探らせる行為に至らせた。
そして旅館の人間が誰に対して何を隠しているのかを。
キミミ「それは君にわざと探らせる為に叫んだ言葉だ。あまり気にしない方がいい。」
キミミはマンテツの気を諭した。
ポクポク、、、、
ゴトゴト、、、、
告別式も無事に終わり、一階は食事の準備が始まる。
マンテツ達は他の部屋へ様子を伺いに行く事にした、、、。
「しかしあの子達、何とかならないのかしら?」
「大丈夫だ。ちゃんと手は打ってある。」
男女の言葉が飛び交う。
浜村「マンテツ、テープレコーダー!」
マンテツ「お、おう。」
カチャ!
マンテツはテープレコーダーをセットした。声は間違いなく、雀谷と泉の声だ。
雀谷「今日は大研建設、ジョーチューマガジン、麒麟の江添崎氏、エコノミストの植時もやって来る。油断ならんぞ。」
雀谷はいつになくシリアスな表情で語った。
雀谷「それでそっちは上手くいってるんだろうな?友達無くし作戦。」
雀谷は不機嫌そうに聞いた。
泉「あんたに心配される覚えはないわ。黒烏龍の美穂と手を組み、学校の生徒を上手く丸め込んだわよ。それに、DOSAからよりすぐりの女中を採用したわ。凄いでしょ!?」
マンテツ(!?一体何を話しているんだ!?)
マンテツは戸惑いながら息を潜めた、、、。
雀谷「すげえじゃねぇか!ヘヘヘ。これで年末年始も困らねぇぜ!フフフ。」
キミミ「バレてる、、、、もう行こう。」
浜村「え!?」
キミミは震えながら囁いた。
マンテツ「一体、どういうことだ!?」




