第三の力2
岸戸「コレは旧約聖書から伝わる厄払いで、どう見積もっても相手が悪い場合使うんだ。」
グググ、、、
岸戸は手に力を入れ過ぎ、手から腕を伝って血を流している、、、。マンテツ達はあまりの凄みに絶句してしまった。
岸戸「目をつぶり、憎い相手の顔を浮かべる、、、。」
マンテツ「憎い相手、、、、。」
マンテツはとっさに藤朗を浮かべたが自制心がそれを止めた。
浜村は元々物事を柔軟に捉える男なので日頃から人を憎んだりしない様だ。
結局キミミだけに明確なビジョンが見えていた。
岸戸「お前、格下ながら凄い力を秘めてるな。」
一体彼が何処でその能力を身につけたのかわからなかったが、岸戸は目をつぶっていてもキミミの考えはわかっていた。
グググ、、、
岸戸「行くゾォ!!」
マンテツ(何だ、、、何が出やがる、、、。)
グググ、、、
“メネメネ、テケル、ウパルシン!!”
岸戸は目をカッと見開くと、もの凄い形相で呪文を唱えた。
マンテツ「おわっ!!」
浜村「ヘアッ!!」
ドタッ!
マンテツ達は声なき声を上げ、のけ反った。
ゴゴゴゴ、、、
岸戸「、、、メネメネ、テケル、ウパルシン。憎い相手を思い出したら今の言葉を、夜の12時に七回言うんだ。言葉の意味は探るな。わかったな、、、。」
キミミ「、、、。」
ガバッ!!
岸戸はそう言うと、布団に包まり寝息を立てた。マンテツ達が出ていく事を察しての行為だ。
グーッ!グーッ!
浜村「今のうちに、、、。」
マンテツ「そ、そうだな。」
マンテツ達は他の部屋に行く事に危険を感じ、自分の部屋へ戻った。
タッタッタ、、、




