未来人口は一つじゃない3
見るとお隅さんの手が客の名簿を指している、、、。
楳瓦「犯人は、、、、?」
マンテツ「いや、手首を切って自殺しているからそれはないだろう。しかしこれは、、、、!?」
よく見ると冬田と脳美の名前にバッテンが手首を切った血で記されていた。
泉「こんな事って、、、、!?」
雀谷「俺じゃなくてよかった、、、。チャッチャ!」
刑事「皆さん!落ち着いて部屋に戻って下さい!」
腰の低い刑事は警官達と一緒に、何とか客を部屋に押し戻した。
支配人「お前まだこんな所にいたのか!?早くみんなと一緒に部屋に戻りなさい!」
マンテツの父親は顔を蒼白させて怒った。
マンテツ「あ~あ、みんな、一旦部屋に戻るぞ。」
マンテツ達は渋々と部屋へ戻った。
ロビーのフロントで起きた奇っ怪な事件、、、。
お隅さんは始めから何かを知らせたくてフロントという、目立つ場所を選んだんじゃなかろうか?
だとしたら、何故遺書を書かずわざわざ血の文字でそれを表したのか?
様々な疑念がマンテツの脳裏に浮かんだ。
すると一瞬、後ろを振り向こうとしたら、キミミに制止された。
キミミ「今は後ろを向いたらまずいよ。メンバーがいるから。」
マンテツ「これから先どうする?」
キミミ「後で彼等の部屋へ行って見よう。」
キミミは躊躇せず答えた。
ピコピコピコピコ、、、、
マンテツ「ここからはタフな奴だけ残ればいい。勉強や習い事で忙しい奴は帰っていいぞ。」
すっかり日が沈み、気がつくと夜の7時を回っていた。
マンテツはゲームで時間を潰している側近達に気を配り、キミミ、浜村を残して帰らせた。
マンテツには落ち込んでいる余裕はなかった、、、。
旅館で女中が二人も怪死しているのだ。
特にお隅さんは女中の中でも美人でマンテツにいつも優しく接していた。
楳瓦「マンテツ、、、、気をつけろよ。」
マンテツ「ああ、、、。」
楳瓦は月夜の光を身にまとい、マンテツ達を残して艶やかに去っていった、、、。




