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返信
既読。
そして。
すぐに返信が来た。
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何で浜中が謝るんだよ。
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「……。」
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香葉は画面を見つめる。
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続けて。
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1人で抱え込んでいた方が心配になる
ちゃんと頼れ、、、。
浜中そういうの下手すぎ、、、。
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「……っ。」
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香葉は唇を噛んだ。
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涙が自然と頬を伝う。
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ぽたり。
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毛布に落ちる。
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さっきまで、
平気なフリをしていた。
母の前でも。
主治医の前でも。
笑っていた。
大丈夫だと言っていた。
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なのに。
古畑は簡単に見抜いてくる。
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無理していることも。
怖がっていることも。
何も説明していないのに、、、。
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「ばか……。」
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今度の”ばか”は。
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少しだけ優しかった。
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香葉は涙を拭う。
スマホを握る。
震える指で文字を打つ。
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消す。
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また打つ。
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そして。
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送信した。
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下手かも、、、。
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数秒迷う。
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でも、
今だけは。
本音を隠したくなかった。
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続けて送る。
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でも、、、
古畑には弱い私でいてもいい、、、?
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送信
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「……。」
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送ってしまった。
今までなら絶対送らなかった言葉。
誰にも見せたくなかった部分。
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ずっと隠してきた部分。
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でも、
今だけは
聞いてほしかった。
認めてほしかった。
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スマホを胸に抱きしめる。
心臓がうるさい。
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病室は静かだった。
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けれど。
香葉の中では、
何かが少しずつ変わり始めていた。




