表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起動させないしガソタム〜じいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜  作者: じょん-ドゥ
起動させないしガソタム〜じいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/48

第45話:消えぬ芳香、あるいは疑惑の瞳

「あ、あはは……! 芳香剤、どこだっけ。えーっと、奥の方かな。

 おじいちゃんが知り合いの調香師さんに特注したやつでさ……!」


 私は、冷汗を拭いながらチカの追及を強引にかわそうとした。

 本当はナノノズルから噴射されるハイテク粒子だなんて、言えるわけがない。


「特注? でも私、棚の中も見たけど、一個もボトルなんて無かったよ。

 それに、さっきと今とで、微妙に香りが変わってる気がするし」


「そ、それはほら! 時間差で香りが変わる、超最新の……えっと、

 ナノ……ナノテクノロジー的な? とにかく、すごく高いやつなの!」


 必死に誤魔化そうとする私の言葉に、サキとチカは顔を見合わせた。

 明らかに「何それ、怪しい」という、いぶかしげな視線が突き刺さる。


「麗の家ってさ、ポテチが爆発したり、エアコンないのに涼しかったり、

 なんだか不思議なことばっかりだね。……本当は何か隠してない?」


『レイ様。ゲストの不信感が閾値いきちを超えようとしています。

 カモフラージュのため、これより「一般的な芳香剤」の投影を開始……』


(バロ、やめて! これ以上余計なことしたら、本当に詰んじゃう!)


 私は、脳内で必死にバロに叫び、引きつった笑顔を二人に向けた。

 お泊まり会開始から数時間。私の「普通」の皮は、今にも剥がれそうだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
バロ君スゲー! 超有能で有能さが一周回っておまぬけ感満載! ワクワクが止まらん。 まじで友達に疎外された孤独な女子高生の自殺問題を協議しないといけないレベルや。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ