表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜  作者: じょん-ドゥ
起動させないしZガソタム〜おじいちゃんの野望はまだまだ止まらない〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

172/199

第64話:不壊の巨人、あるいは絶望の性能差

「最悪の場合は撃破する」という野田さんの言葉に、

 私のスマホからバロが冷徹な声を割り込ませた。


『野田様。厳しいことを申し上げますが、

 Mk-IIではガソタムの破壊は不可能ですな』


「……何だと? 数の上ではこちらが有利だ。

 最新の火器も搭載している」


 野田さんが反論するが、バロは淡々と、

 残酷なまでの事実を突きつけていく。


『確かに、現在の尾田曹長はAIを壊した。

 脳波コントロールも使えず、機動性だけなら

 Mk-IIと大差ない状態でしょう。……ですが』


 バロのホログラムが、真っ赤に燃えるような

 ガソタムの装甲データを空間に映し出した。


『あのガソタムに使われているのは、

 おじい様が発明した「特殊合金」。

 Mk-IIの並の金属弾やミサイルでは、

 表面に傷一つ付けることすら叶いませんぞ』


 部屋に重苦しい沈黙が流れる。

 バロの言葉は、つまり「無敵の盾」を

 持った暴君が野に放たれたことを意味していた。


『どうやっても、Mk-IIに勝ち目はございません。

 下手に攻撃を仕掛ければ、返り討ちにあって

 全滅するのは、そちらの方ですな』


「……。そんな……。じゃあ、

 どうやってあの人を止めればいいのよ!」


 私の叫びが、無機質な司令室に虚しく響いた。

 おじいちゃんが遺した「無敵」という呪いが、

 今、牙を剥いて私たちに襲いかかろうとしている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ