表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜  作者: じょん-ドゥ
起動させないしZガソタム〜おじいちゃんの野望はまだまだ止まらない〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

171/201

第63話:確信の弾劾、あるいは見えない目的

 基地に到着するなり、私は野田さんの

 待つ司令室へと駆け込んだ。

 そこには、眉間に深い皺を刻み、

 モニターを睨みつける野田さんの姿があった。


「野田さん……! 尾田さんが、本当に?」


「……ああ。警備の隙を突かれた。

 正直、まだ信じられん思いはあるが、

 彼でなければこれほど鮮やかな強奪は無理だ」


 野田さんは苦渋の表情を見せていたが、

 私は無言でバロがハッキングした

 コックピット内の映像を提示した。

 ピンクのスーツに身を包み、

 恍惚とした表情で操縦桿を握る尾田さんの姿。


「……。これで、疑いようのない核心となったな」


 野田さんの声が、怒りと悲しみで低く震える。

 防犯カメラの死角を突いていた彼も、

 機体内部のバロの目までは計算に入れていなかった。


「だが、目的が全く分からん。

 このまま亡命する気か、あるいはテロか……。

 あいつは一体、本物を奪って何をする気だ」


 レーダーが示すガソタムの航跡は、

 特定の目的地を持たず、ただ彷徨っているようにも見える。


「理由はどうあれ、放置はできん。

 真砂二尉に、Mk-IIでの迎撃を命じた。

 ……古谷さん。最悪の場合、ガソタムを撃破する」


 おじいちゃんの最高傑作が、

 後継機に壊される。理由も分からぬまま、

 最悪の兄弟喧嘩が始まろうとしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ