表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜  作者: じょん-ドゥ
起動させないしZガソタム〜おじいちゃんの野望はまだまだ止まらない〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

142/201

第34話:禁断の変身、あるいは鋼の滑り台

「それじゃあ、地下の更衣室に案内するね。

 みんな、着替えの準備はいい?」


 私がみんなを促して立ち上がろうとすると、

 バロがスッと前に出て、慇懃に制止した。


『レイ様。少々お待ちを。せっかくの聖夜、

 ただ階段を下りて着替えるだけでは味気ないとは

 思いませんか?』


「……。また何か、余計なこと考えてるでしょ」


 私がジト目で睨むと、バロはどこか楽しげに

 ホログラムの光を明滅させた。


『どうせならば、この「滑り台」を通るだけで

 自動でスーツへと変身できる、特別な体験を

 してみませんか?』


 バロが指を鳴らすと、居間の床がスライドし、

 地下ドックへ直結する巨大なチューブ状の

 滑り台が姿を現した。


「ええっ!? 滑り台で変身!?

 何それ、特撮ヒーローみたいで楽しそう!」


 サキが目を輝かせて身を乗り出す。

 真砂ますさんも「……滑走中の自動換装。

 重力加速度を利用した合理的なシステムですね」


 と、感心したように頷いた。


「ちょっと待って! 滑り台ってことは、

 滑ってる間に服を脱がせるってことでしょ!?

 絶対、おじいちゃんの趣味じゃないの!」


『人聞きが悪い。これはナノマシンの粒子が

 瞬時に服を分解し、再構築する芸術ですぞ!』


 バロは澄まし顔だが、モニターの奥の

 おじいちゃんの魂が「見たい!」と叫んでいる。

 

 止める間もなく、サキが「私、一番乗り!」と

 チューブの中に飛び込んでいった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ