表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜  作者: じょん-ドゥ
起動させないしZガソタム〜おじいちゃんの野望はまだまだ止まらない〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

127/235

第19話:第2の候補、あるいは少年のような牙

 真砂さんのシミュレーションが始まった静寂の中、

 私は地上の野田さんに、先ほどの確信を伝えた。


「野田さん。ガソタムを起動するには、

 あのピンクのパイロットスーツが必須みたいです」


 野田さんは険しい顔で頷き、私の話に耳を傾ける。


「ただ、あれは私のサイズで作られています。

 大柄な男性隊員では、物理的に着られません」


 私の言葉を聞き、野田さんは鋭い視線で

 整列した候補生たちを舐めるように見回した。


「……尾田びた、前へ出ろ!」


 呼び出されたのは、一人の小柄な男性隊員だった。

 確かに彼なら、ギリギリ着られるかもしれない。


尾田びた美憂みゆう曹長です。自分に何か?」


 私は彼の名前を聞いて、思わず口を突いた。


美憂みゆう? 女の子みたいで素敵な名前ですね」


 その瞬間、尾田さんの表情が怒りで激変した。


「ふざけるな! 俺は女みたいじゃない!

 二度とその名前で俺を呼ぶな!」


 掴みかからんばかりの勢いに、私が怯む。

 すかさず、野田さんの雷が落ちた。


「尾田! 指導官に対してその口の利き方は何だ!

 貴様の名前がどうあろうと、今は任務が最優先だ。

 真砂が戻り次第、次は貴様があのスーツを着るんだ!」


 野田さんに一喝され、尾田さんは屈辱に

 唇を噛みながら、私をキッと睨みつけた。

 あの子も、あのピンクを着ることになるの?

 真砂さんとは別の意味で、波乱の予感しかしない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ