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起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下にガンダムみたいな遺産を残していった件〜  作者: じょん-ドゥ
起動させないしZガソタム〜おじいちゃんの野望はまだまだ止まらない〜

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第8話:苦渋の契約、あるいは取引の成立

 沈黙が居間を支配する中、私は深く息を吐き、

 目の前の冷めたお茶を見つめてから顔を上げた。


「……分かりました。やります。

 その代わり、約束は絶対に守ってください」


 私の決断に、野田さんの鋭い眼光がわずかに和らいだ。


「情報規制の方は、本当にお願いします。

 それと、あくまで学校生活を最優先にしてください。

 私は……まだ普通の高校生でいたいんです」


 九条さんは満足げに微笑み、優しく頷いた。


「もちろんよ、うららさん。

 あなたのプライバシーは国家が全力で守るわ。

 授業を欠席させるような真似もしないと約束する」


 野田さんも姿勢を正し、重々しく口を開いた。


「……承知した。古谷麗さん、君の条件は全て飲もう。

 私も、約束は守る主義だ。君の日常を乱すような

 無粋な真似は、部下たちにも厳重に禁じておく」


 こうして、私は「ガソタムの教育係」として、

 政府という巨大な組織の一部に組み込まれることになった。

 自由を手に入れるために、私は再び、

 あの鉄の塊が待つ場所へと足を踏み入れる。

 それが、さらなる波乱の幕開けだとも知らずに。

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