表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちのメイドロボがそんなにイチャイチャ百合生活してくれない  作者: ギガントメガ太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

531/554

第531話 ロボチューブ生配信です! その二十二

「あ、はい、あ、はい。あ、始まりましてございます。あ、ご主人様チャンネルの黒男(くろお)です。あ」


 画面に白ティー黒髪おさげののっぽが現れた。丸メガネの上からグラサンをかけている。


「みなさんこんにちは! 助手のメル蔵(めるぞー)です!」


 画面に頭から紙袋を被った金髪巨乳メイドロボが現れた。


『始まった!』

『久しぶりすぎるwww』

『待ってたww』

『メル蔵ー!』

『でけえwww』


「あ、はい、あ、はい。あ、みなさん、お久しぶりです。あのですね、結構ですね、あの、事件がございまして。ぶひっ、あ、久々の配信になってしまいました」

「お久しぶりです! みなさん、お元気でしたか!?」


『元気だけれどもw』

『まーた世界を救ってたらしいなw』

『こいつらいつも世界を救ったり滅ぼそうとしたりしてるなww』

『暇なんww』


「あ、ぎっとりぎとぎとさん、今回はね、私というよりもね、あ、子供達がね、がんばってくれました。あ、飛んで平八郎さん、あ、今回は私は悪くありませんから。あ、許された種泥棒さん、あ、暇ではないですね」

「ご主人様! 今日はなにをしますか!?」

「あ、今日はね、ほら、長編が終わったんでね、あ、のんびりとみんなでね、語り合っていこうじゃないかと、そういう回でございますよお前ら覚悟はできてるなー!!!」


『うるさッ』

『いきなり叫ぶなwww』

『耳痛え!』

『どういう情緒なんだよww』


「さあさあさあ、どうでしたか、メル蔵」

「長いです!」

「え? 長い?」

「長すぎます! 今回の『DYING ROBOT』編は全三十話ですよ。長すぎます!」

「そう?」

「『ロボなる宇宙』編が二十七話、『メイドロボは電気お嬢様の夢を見るか?』編は二十四話ですから、最長ですよ」

「なんか長くなっちゃったみたいね」

「長すぎますよ! 合計十三万文字ですから、長編の文庫本一冊分はありますよ」

「へー、そうなんだ」


『じゃあ本出せよwww』

『出版社の人、お願いしますw』

『劇場版の制作でもいいよww』


「えへへ、できたらいいねえ」

「作者の負担が大きすぎるので、百話ごとの長編を考え直しているそうですよ」

「ああ、あのなんとかって作者の? へたれたこと言ってるなあ」

「ご主人様! そろそろゲストを呼びましょう!」

「あ、そうそう。ゲストがきてたんだった。あ、じゃあ出てきて!」


 画面に白ティー黒髪おさげののっぽの少女が現れた。丸メガネの上からグラサンをかけている。


「モグモグ。みなさん、こんばんは! 尼崎からきました、鏡豚(みらとん)です! 高校一年生です! 尼崎からきました! よろしくお願いします! モグモグ」


『鏡豚www』

『微妙にちっこい黒男きたww』

『かわいいww』

『なんか食ってるww』


「やあやあ、いらっしゃいいらっしゃい」

「ゆっくりしていってくださいね!」

「はい!」

「そんで? どうだったのよ? 今回は鏡豚が主役だったけどさ」

「はい! 今回は鏡豚が主役だったので、がんばりました! みなさん、どうでしたか!? フンスフンス!」


『主役おめw』

『がんばったなあ』

『かっこよかったぞ!』


「えへえへ」


『言うほど主役だったか?』


「え……?」

「ん?」


『どっちかというと、初様が主役じゃなかったか?』

『おい』

『こら』


「う……う……ぐすん」

「あ」

「鏡豚ちゃん?」


『やべ』

『おい』

『あーあー、泣かした』


「主役は鏡豚です! グスングスン!」

「おーおー、よう言うた」

「そうですよ、鏡豚ちゃん! すてきでしたよ!」

「えへへ」


『セーフ』

『余計なこと言うな!』

『まじすまん』


「そういえば、ちゃんこ部が最優秀賞をもらったんだって?」

「はい! もらいました! みんなでがんばったので、賞をもらいました!」

「すごいです!」


『おめw』

『やったじゃんww』

『てか、ちゃんこ部ってなにww?』


「ちゃんこ部はちゃんこを作る部活です! まるお部長とふとし先輩とでかお先輩と新弟子ロボと鏡豚がいます! あと肉球島に弟弟子ロボもいます! 火口に落ちて死んだと思っていたら、生きていました!」

「元々相撲部だったのですが、ご主人様が彼らを焚き付けて茶道部と戦わせた結果、負けてちゃんこ部になりました!(386話参照)」

「え? ご主人様のせいなの?」


『まーた黒男のせいかよwww』

『ほんとこいつ、ろくでもねえなw』

『とんでもねえ兄貴だなww』


「そんなことありません! クロちゃんは立派なお兄ちゃんです! 肉球島でもクロちゃんが鏡豚達を助けてくれました!」

「お姉ちゃんね」

「ご主人様的にはどうでしたか? 鏡豚ちゃんは立派に主役をできたと思いますか?」

「うーん……まあまあかな。鏡豚もよくがんばったとは思うよ。でもねー、まだ『青い』かな?」


『なに言ってんだ、この貧乳』

『ケツが青いのかな?』

『ほざけよww』


「青いってなにが?」

「クロちゃんならね、ワンパンよ、ワンパン。ハイデンとかいうべっぴんロボ? ワンパン」

「すごい! クロちゃんすごい!」

「あと、ソラリスとかいうヌルヌルしたやつ? ワンパン」

「ほんと!?」

「ほんとだよ。実際何回も戦ってきて、全部ワンパンだからね」

「すごい! ワンパンすごい!」


『うぜぇw』

『イキりすぎだろwww』

『チンピラの武勇伝ww』


「みなさん! 実際は何回も死にかけています! ご安心を!」


『だろうなw』

『安心したwww』

『安心すなwww』


「ではここで、シークレットゲストをお招きしていますので、登場してもらいましょう」

「え? ゲスト? 聞いてないよ!」

「わぁ! だれだれ!?」


 画面にグラサンをかけた黒いセーラー服の白髪美少女が現れた。


「みなさん、ごきげんよう。あては茶道部部長の茶々丸どす」

「ええ!? わぁ! 茶々丸先輩だ! すごい! スンスンスン! 抹茶ラテの匂い!」

「抹茶どす」


『茶々様きたー!』

『クソかわええww』

『漫画のキャラかな?ww』


 画面にグラサンをかけた白髪美少女が現れた。


「みなさん、こんにちは。私が生徒会長の初丸(ういまる)です」

「ええ!? 初丸先輩だ! こんにちは! スンスンスン! 剣道の籠手の匂い!」

「無礼者!」


『生徒会長きたー!』

『くさそうwww』

『ヘタレ生徒会長ww』

『美人!』


 画面にグラサンをかけた日焼け白髪美少女が現れた。


「なんだあ、てめーら。俺が帰宅部部長の江楼丸(ころまる)だぜ。ぶっコロすぞ!」

「ええ!? 江楼丸ちゃんだ! こんにちは! スンスンスン! お日様の匂い!」

「嗅ぐな!」


『俺っ子きたー!』

『筋肉すげえwww』

『でもかわいいww』


「茶柱三姉妹にきていただきました!」

「いやー、ようこそようこそ。女子高生が勢揃いすると壮観だねえ」

「おおきに」

「えーと、茶々丸さんが長女なんだよね?」

「そうどす」

「長女は大変でしょう? 妹の面倒見ないといけないからさ」

「そんなことあらへんどすえ。あての妹達はええ子ぉやさかい、手ぇかからしまへん」

「へー」

「茶々姉様、お待ちください」

「なんどすか、(うい)

「手がかかるのは茶々姉様の方でしょう」


『お?ww』

『どしたどしたw』

『姉妹喧嘩か?www』


「問題を起こすのは、たいてい茶々姉様ですよね?」

「記憶にあらしまへんなあ」

「昨日、私が買っておいたロボプリンを勝手に食べましたよね?」

「知りまへん」

「なぜ勝手に食べたのですか?」

「そら三つあったら、一つはあてのもんや思うやん」


『なるほど』

『確かに』

『一理あるな』


「三つとも食べましたよね?」

「え?」


『え?』

『え?』

『え?』


「確かに三つのうち一つは茶々姉様のものでした。でも三つ全部食べましたよね?」

「おい、どういうことだ、茶々姉? 俺はプリンがあること自体聞いてねーぞ」

「今日は天気優れしまへんなあ」


『ごまかしにかかったww』

『ワロたww』

『ひでえw』


「あれ? でもちょっと待ってよ」

「黒男さん、なんでしょうか?」

「そのプリンって、アレじゃない? メル蔵!」

「はい! これです! 茶々丸ちゃんからの差し入れでもらいました!」


 メル蔵が持ってきたのは、三つのプリンの容器だった。


『プリンや!』

『三つのプリンや!』

『茶々丸様が食ったんじゃなかったんだ!』

『気を利かせて、差し入れをもってきたんだ!』


「あ……」

「どした、鏡豚」

「せっかくの差し入れですから! 今食べて食レポしましょうよ!」

「メル蔵、いいね! では、いたーだきーます! あれ?」

「おや?」


『ん?』

『なんだ?』

『あ……』


「ない! 中身がない! プリンの容器だけで、中身が食べられてるよ!」

「私が冷蔵庫に入れた時には、確かに中身はありましたよ! 誰ですか食べたのは!?」

「……」

「鏡豚?」


『おい』

『まさか』

『やりやがったな』


「てめえ! 鏡豚山! 俺のプリンを食いやがったな!?」

「食べてない!」

「じゃあ、誰が食べたんだよ!?」

「だって、鏡豚は肉球島でがんばったから! 食べてもいいって思った!」

「食ってるじゃねーか! ぶっコロすぞ!」


 江楼丸は鏡豚山に向かって突撃した。鏡豚山はそのぶちかましを受け止めると、カメラに向かって投げ捨てた。


「ぐおっ!」

「江楼!?」


『無駄につええww』

『さすが黒乃山の妹ww』

『あーあー、もうめちゃくちゃだよ』


「フンフンフン! 初丸先輩、プリンおいしかったです!」

「こら! 離しなさい!」


 鏡豚山のさば折りが初丸様に炸裂した。


『なにやっとんねんww』

『どういう状況なのww』

『¥5000。いけー! 鏡豚山!』


「ハッハッハ、学生は元気でいいねえ」

「ご主人様! ワロてないで止めてください! あ、無添加梅干しさん、今日もありがとうございます。あ、収益化停止さん、再審査がんばってくださいね。あ、ニコラ・テス乱太郎さん、ロボチャットありがとうございます。それでは本日の配信はこれで終わります。さようなら!」


『さようならww』

『楽しかったww』

『また来週w』


「フンフンフン!」


(勇ましいBGM)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ