外国人選手のスカウト会議2
「私が紹介するホセ・キャドレラは、去年はAAA(トリプルA)のマイナーリーガーに所属していて、AAAでですがホームラン30本を打っています。ウインターリーグでも片手で打って、場外にホームランにしています。素晴らしいパワーヒッターです。契約金と年俸を合わせて5000万円で契約できます」
「うーん、初めて聞く名前だな。ダメダスから見てどうだった」
「パワーもあり、当てる能力もありますが、メジャーでの実績はありません。実績がないのがリスクです」
やはりダメダスは、メジャーでの実績がないのが気に入らないらしい。
「確かにメジャーでの実績はないですが、年齢は27歳と若くまだまだ成長します。さらに速いボールはファウルでカットでき、変化球は片手で場外ホームランとどんな球種にも対応できます」
「うーん、どうしようかな」
福山GMは、まだ悩んでいるようだった。
「ホセ・キャドレラは新宿の球団に加え、埼玉の球団も接触しています。ここで獲得を決めないと他球団、埼玉の球団に取られると、同一リーグの球団に加入してしまいます。必ず活躍する選手です。どうか獲得していただけませんか?」
「埼玉の球団に取られるわけにはいかん。わかった。吉田の初めての担当外国人選手だし、獲得しよう」
「ありがとうございます」
福山GMも同一リーグの球団に取られて、活躍でもしたら責任問題になるので、認めてくれた。
そういえば上原さんが何も言ってこない。どうしたんだろう。言わないは言わないで気になる。
「つぎに新外国人投手ですが、誰かいますか?」
よし、マキシマム・タイソンの話をしよう。
「あの・・・」
わたしが話そうとすると、急にダメダスがスクリーンに外国人投手を映し出した。
「去年から獲得に動いていた、メジャーリーグでも実績のあるボビー・ハワード投手と話がつきました。他球団が怪我を理由に撤退した影響もあり、今まで2億円でもなびかなかったのに、なんと5000万で入団をすると言っています。ちなみに本人は怪我などしていないと言っています」
「よくやった」
福山GMの歓喜の声をあげた。
ちょっと待ってくれ。ボビー・ハワード投手を獲得すると、ちょうど合計が10億円になるので、今年の外国人選手に使える親会社からの予算10億円を、使い切ってしまう。
マキシマム・タイソンを取れなくなってしまう。
そのボビー・ハワードの能力と投げている姿に少し違和感を感じたので、ボビー・ハワード投手を鑑定した。
フリー ボビー・ハワード 33歳 右投げ右打ち
投手
野球脳C 成長 早熟
最高球速140km/h 制球力F 体力B
【変化球】 スライダー2 チェンジアップ2 シンカー1
【投手能力】 ピンチD 左打者E 右打者C 奪三振能力E
【投手能力2】 変化球のキレE 球のノビE 牽制C
【投手能力3】 ピッチクロック対応A 四球出さないF
【特殊能力】 頑丈G 嘘つき 怪我(肩の爆弾爆発)衰え
【未来】ボビー・ハワード 33歳 右投げ右打ち
投手
野球脳C 成長 早熟
最高球速120km/h 制球力F 体力D
【変化球】 スライダー1 チェンジアップ1 シンカー1
【投手能力】 ピンチD 左打者E 右打者C 奪三振能力E
【投手能力2】 変化球のキレE 球のノビE 牽制C
【投手能力3】 ピッチクロック対応A 四球出さないF
【特殊能力】 頑丈G 嘘つき 怪我(肩の爆弾爆発)衰え
滅茶苦茶能力が低いと思ったら怪我している。しかも肩の爆弾爆発してるなんて、重傷じゃないか。来年投げれるかもあやしい。
今まで外国人投手のスカウトはオートンというスカウトが担当だったが、私が国際スカウトを兼任した影響で、外国人野手の担当だったダメダスが、外国人投手も担当することになった。
その影響がボビー・ハワードを獲得するという、取ってはいけない選手の獲得が起こってしまった。
これは今後、外国人野手だけでなく、外国人投手もハズレ外国人ばかりになってしまう。
ここで絶対に当たり外国人投手のマキシマム・タイソンを、取っておかないといけない。
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