正捕手との勝負
今の安井君の能力が気になったので、鑑定した。
PP高校 安井まさお 17歳 右投げ両打ち
二塁手G 遊撃手G 三塁手G
野球脳G 成長 超晩成
ミートG パワーG 走力S 肩G 守備G
野手の能力 チャンスG 左投手G 右投手G
バントG 盗塁A 三振G 捕球G
特殊能力 頑丈E センス最高 経験値10倍
野球の天才 回復E
未来の能力 安井まさお 右投げ両打ち
二塁手B 遊撃手A 三塁手C
野球脳A 成長 超晩成
ミートA パワーB 走力S 肩C 守備B
野手の能力 チャンスA 左投手B 右投手C
バントB 盗塁S 三振C 捕球C
特殊能力 頑丈E センス最高 経験値10倍
野球の天才 回復E
甲子園の出場時には走力Aになっていたが、今は走力Sと最大になっている。やはり経験値10倍の能力やセンス最高や野球の天才などの、能力の威力は凄い。ただまだ盗塁技術はAなので、最大値までは言ってない。
安井君のもとに山口銀丸捕手が、ゆっくり歩いてきた。
「君が安井君だね。僕は山口銀丸で、大阪ブルーローズで正捕手をしています。スカウトの吉田さんから、君の事は聞いてるよ。凄い足が速いんだってね。でもね僕も凄く肩が強いんだ。ファンの方には僕の鋭い送球のことを、僕の名前の銀丸と言う名から、銀色の弾丸の送球、山口シルバーブレット(銀の弾丸)と呼ばれている。僕は大阪ブルーローズの正捕手のプライドにかけて、この勝負負けないよ」
「僕も絶対にこの勝負に、負けません。吉田さんや陸上部の顧問の館山さんや野球部のみんなの為にも、絶対に負けないです。今日はよろしくお願いします」
正捕手の山口銀丸捕手と安井君が、バチバチとやり合っている。
山口銀丸捕手は髪は短髪の黒髪で、顔は少しぷっくらしていて、体も少しぽっちゃりしているが、腕は筋肉が盛り上がっている。大阪ブルーローズの強肩の正捕手だ。
私は山口銀丸捕手を鑑定した。
大阪ブルーローズ 山口銀丸 30歳 右投げ右打ち
捕手A
野球脳A 成長 晩成
ミートD パワーE 走力F 肩S 守備A
野手の能力 チャンスE 左投手D 右投手F
バントD 盗塁F 三振D 捕球A
特殊能力 頑丈S 送球A リードA フレーミングB 回復S
怪我しない体 山口シルバーブレット(銀の弾丸)
未来の能力 山口銀丸 右投げ右打ち
捕手A
野球脳A 成長 晩成
ミートD パワーE 走力F 肩S 守備A
野手の能力 チャンスD 左投手D 右投手F
バントD 盗塁F 三振D 捕球A
特殊能力 頑丈S 送球A リードA フレーミングA 回復S
怪我しない体 山口シルバーブレット(銀の弾丸)
さすが1軍の正捕手の能力だ。打撃の能力は少し弱いが、守備の能力は本当に素晴らしいとしか言い様がない。肩の強さがSで送球もAと非常に高く、安井君の走力Sと盗塁Aの能力とほぼ互角なので、どちらが勝ってもおかしくない。
「さあ、始めようか」
GMの福山豊さんの呼びかけで、それぞれの選手が指定の場所に着いた。
グランドは静まりかえった。周りの人が、息を飲むのが聞こえる。
ここにいるすべての人が、この勝負を見守っている。
投手の代わりをする打撃投手が、第1球を投げた。
安井君は完璧なスタートを切った。
野球部の時に戦った池田君との勝負より、遙かに盗塁技術が上がっている。
「おー速いな。けど、負けるかー!」
山口捕手は大声で叫ぶと、山口シルバーブレット(銀の弾丸)を繰り出してきた。
「負けてたまるかー!」
安井君も大声で叫びながら、2塁ベースに滑り込んだ。
際どいタイミングだ。
「どっちだー!」
山口捕手が叫んだ。
「セーフ」
2塁塁審の判定が、グランドに響き渡った。
「よっしゃーーー!」
安井君は2塁ベースの上で泣きながら、大声でガッツポーズをした。
「ふー、負けちゃったか」
山口捕手はそう言うと、安井君のもとに歩いて行った。
「凄い足の速さだったね。負けちゃったよ。次は敵ではなく大阪ブルーローズの仲間として、一緒に戦おう」
「はい、ありがとうございます。どうぞ宜しくお願いします」
そう言うと2人は、固い握手をした。
どこからともなく、拍手が巻き起こった。
「吉田。相変わらず、お前の選手を見る目は凄いな」
GMの福山さんが、近づいてきて言った。
「ありがとうございます」
私は礼を言った。
「ただ走力しかないんだろ。指名するかは、スカウト会議次第だな」
やっぱりそうですか。ただ指名を考えてくれるぐらいには、安井君の評価は上がった。涙して喜んでいる安井君の為にも、必ず指名してもらえるように、担当スカウトとして頑張ろう。




