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第56話 【エミナの今日も元気だ剣を振るぞ! 日記】 なんですか! あの子は!(怒)
ふう。
今日は昨日に続いていっぱい食べ過ぎました。
美味しかったです!
仔羊も、川海老も、猪のパイも、茸のクリーム煮も……どれもこれも最高でした! それにしても、私などがこうした饗宴に与れるのも、大事な大事な、誰よりも大事な御主君ユリオ様のお陰なのです! ユリオ様が正しい道を歩き続けているから、私たちも真っ直ぐに進んでいけるのです!
でも……エミナは悲しくなります。ユリオ様の偉大さ、高潔さをわからない人がいるなんて。
なんですか!
あのシーリンという子は!
ユリオ様にとんでもないことを言ってました!
私の御主君に限って、そんなことは絶対ないのに! ……でも、いずれ明らかになります。
私は声を大にして叫びたいです!
ユリオ様は、この世界を照らす光なのです!
きっと、大公爵の地位を取り戻すのです! それが当然なのです! もうそれは、決まっていることなのです!
そして私はエリューシオの爵位を嗣いで、ユリオ様と王国をしっかりとお支えするのです!
それはそれはもう、絶対にはっきりと、明らかに決まっている道なのです!
誰がなんと言おうと、そうなのです!
エミナにはわかっているのです!




