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第2話 幕間 観覧会

 さて、この映像をご覧になっている皆様に紹介させていただきましたのは我らが『カロリック』社製のマスタープログラムでございました。

 いかがでしたか?

 皆様ご存知でしょう、M,Aを駆るものとして最も腕の立つ七番街の傭兵一同は有名です。ですが、その、この世界でS,Aを除いた兵力としては恐らく1位の兵力を相手に訓練期間半年の彼らが食らいつく姿をご覧になれたと思います。

 わたくしども『カロリック』社が生産したマスタープログラムを使用すればいままで秘匿されてきたスカベンジャータイプとM,Aその他の間にあった壁を取り払うことができるのです。これで世界は5大企業の手から離れて誰もがその仕組みさえあれば伝説のスカベンジャーを取り扱うことが可能になるのです。

 誰もが求めてやまなかった力をこれからは誰もが手に入れることができるようになります。


 ご声援ありがとうございます。

 わたくしたちは5大企業に対して不満を持っている皆様と志を同じとみています。さしあたっては5大企業に意図的に秘匿されてきたこのシステムを一般向けに販売し、皆様が力をもつ切っ掛けとなればよいと考えています。


 しかし、皆様にお見せするのはこれだけではございません。これからお見せするものこそがわたくしたちが最も力を込めて開発したものでございます。

 これをご覧になれば皆様も考えるでしょう。スカベンジャーはもはや時代の遺物になってしまうと。これこそが技術の革新だ、と思っていただけると確信しております。

 お手元の資料がその概要となります。

 驚愕するのも無理ありません。恐らくかかる費用、時間は恐らく皆様では簡単に負いきれるものではないでしょう。ですが、この機体の素晴らしさを知れば『いくつかの問題』など些細なことだと知っていただけると思っております。それだけの価値があると確信しております。

 マスタープログラムはそれを手に入れるまでの潰しとして、ぜひお使いください。


 それでは私たちの傑作がどこまで相手を蹂躙するかを、どうか、最後までご高覧下さい。

短くて申し訳ないです。

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