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幸運の女神に呪われた末、貴族家に蔑まれた赤ん坊に転生したけど、俺の錬金術で頂点に立つ!  作者: 奇妙な旅人


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第3章:壮大な旅が待っている!準備はいいか、王は燃えているぞ!!

枝でできた心地よいベッドで、ぐっすり眠って目を覚ました。背伸びをしながら、先生が片足をベッドの外に出し、両足の間に枕を挟んで、よだれを垂らして寝ているのを眺めた……。いつもと変わらない普通の一日。


ベッドから起き上がると、俺はベッドを改造して作った小さな階段に目を向けた。まだ大した力は出せなかった……が、アウラとの過酷な訓練の末、ついに手足を自分の意思で動かせるようになっていた。


俺は英雄的に階段を下りていた……少なくともそう言いたいところだが、一段下りるのも非常に大変だった……余計に1センチでも動けば落ちる……過去にも何度かやらかしたように。だから前の段にしがみつきながら、一段ずつ下りた。


「ミュウ! ミュウ! ミュウ! 〈まだそこで止まってるのか? なんて情けない! この時点で子猫ならもう楽にできてるぞ。〉」


「バブ! バブ! バブ! 〈俺は猫じゃない、くそったれ! 人間だ! 本来こんなことするはずがない!〉」


時間が経つうちに、俺はあることに気づいた……先生が狂っているわけではない……が、もう少しでそうなるところだった。むしろ、他者を理解するには刻印か、刻印された道具が必要なのだ。そしてついに、俺は猫語が刻まれた大切な哺乳瓶を手に入れた。


アウラに跨り、一階へ下りた。そこでは、またあの少女が隅で一人で食べていた……ここに来てからというもの、朝も昼も夜も、彼女がその隅で一人で食べているのを見てきた……ナルミによれば、そこは事実上彼女専用の場所らしい。


~バブ…… ~バブ…… 俺が近づくと、彼女はまた俺を無視して、鶏肉を一切れ投げてきた……それをアウラが食べ続けた……食べ終わった後、俺たちはナルミのところへ向かったが、その前に振り返り、ライバルを指さして言った。


「バブ! バブ! バブ! ヴィ! (待ってろ! 俺が話せるようになったら、お前に負けないからな!)」


それから二年が経った。


二年経っても、俺はまだ話せるようになっていなかった……とはいえ、今ではもっと多くの音を出せた……


「まあまあ、今日も元気ね、エリーゼ……でも汚しちゃだめよ……そのドレスを傷めたら、先生がいい顔しないから……」


ナルミは何かを忘れたらしく、テーブルや引き出しを探していた。


「あら大変、もうインのエッセンスがないみたい……エリーゼ、探してきてくれる?」


ナルミはアウラと俺に任務を与えた。そこで俺は哺乳瓶を手に取り、アウラに跨った。


ウワ! 戦いの雄叫びをあげ、俺たちは店を飛び出した。目指すは、インのエッセンスだ!


俺は風と波に逆らい、焼けつく太陽の地獄の中、狂ったように駆けた。何千もの視線が俺に注がれた。


「ママ、あの女の子見て、猫に乗ってる。」


少女は、高貴な相棒に跨る俺の勇ましい姿を見ていた。


「構わないでおきなさい。あの子はリタの弟子よ。傷つけたら、あんたを子豚に変えかねないんだから。」


女性はエルフの商人から果物を買いながら、娘にそう言った。


市場はかなり賑やかで、燻製肉の匂いが漂っていた。鎧や弓などを持った若者たちが、獣人と交渉していた。


以前この場所を歩いたことがあったので、歩いているうちにいつもの場所へ着いた。そこには、武器や鎧を扱う大きな店と、果物や香辛料を売る小さな露店があった。


~バブ ~バブ ~バブ 〈アウラ、俺が話していた時が来た。今こそあのエッセンスが必要だ! 隣村へ!!〉


ミュウ、ミュウ、ミュウ。 〈本当は戻って、ないって言えばいいだけだろ……〉


「ねえ、あの子猫と話してる……エルフなのかしら?」


俺は噂話をしている女性たちを見た……無理もない。勇ましい騎士と高貴な相棒を毎日見かけるわけではないのだから。


~バブ! ~バブ! 〈黙れ、アウラ! 昨日俺が飯をやった時点で、お前は発言権を失った! だから従うしかない!〉


ミュウ…… 〈分かった……今回はお前の勝ちだ。〉


しかし、肝心のインのエッセンスは見つからなかった。店を回って探してみたものの、どこにもなかったのだ……。


こうなったら、隣村まで行くしかない。


こうして俺たちは旅を始め、正門から街の外へ出た。


「待て! そこで止まれ!」


衛兵が俺たちを止めた。


「マニ! この子、王様が探している少年じゃないか?」


「何を言ってるんだ、ジョンソン? ああ、違う。明らかに女の子だ。通してやれ!」


もう一人の衛兵は俺を軽んじたが、無視することにした。未来の臣下の性別を間違えたくらいで、王が怒るだろうか?


「だが確認できるぞ、どれ……」


すると、騎士マニがジョンソンを殴りつけるのが見えた。


「お前ら、このクソ野郎を捕まえろ!」


他の騎士たちが彼を殴り、蹴り、床で血を流して動かなくなるまでやっつけるのが見えた。


「それまでだ! あのクズを連れて行け! 失礼、お嬢さん。旅を続けてくれ。」


その一部始終を見て、俺はこの街の衛兵を誇りに思うしかなかった。これほど献身的な騎士たちなら、平和が訪れるのも当然だ。


俺は旅を続けたが、街を出る直前、何かが聞こえた。


「ハルト……見張りを続けろ……俺は彼の妻に知らせて、慰めなければならん……」


~バブ! ~バブ! 〈この街の衛兵はなんて素晴らしいんだ! 間違いなく王国一だ!〉


ミュウ、ミュウ。 〈良い? 愚かで寝取られてるって言うべきだな……〉


街を離れた俺たちは、森へと続く舗装された道を進んでいた。


俺はどんな小さな事件でも起これば飛び込むつもりで待っていたが、しばらく進んでも何も起こらなかった……


~バウ…… 〈退屈だ……〉 ~バウ! ウワ! 〈森へ入れ、アウラ!!〉


ミュウ…… ミュウ…… 〈そう言われても……理由があるわけじゃないし。〉


「助けて! 助けて!」


突然、森の奥から叫び声が聞こえたので、俺はアウラの脇腹を蹴って急がせた。


ウワ! ウワ! 〈急げ、アウラ!〉


木々の間を抜けて声の主を探すと、やがて開けた場所に出た。そして、俺が目にしたものは衝撃的だった!


そこには、あの……猫の女性が少年に襲われていた……


「この畜生! エミリア嬢の前で俺の面子を潰しやがって!」


少年は縛られた猫を鞭で打っていた。


バウ…… 〈俺の間違いだった、アウラ……どうやら違うな……〉


アウラの表情は怒りに満ちていた……それを見て俺は興奮した。ついに初戦闘だ!


ミュウ! ミュウ! 〈人間! この代償を払わせてやる!〉


アウラは全力で走ったが、自分のせいで俺が顔から地面に落ち、土と草を少し食べてしまったことに気づかなかった……


「くそ!」


少年は彼女の声を聞くと、杖を抜いた。


「虫けらが俺に戦いを挑むだと? ザイコン!」


小さな竜巻が杖から出て、アウラへ向かった。


ミュウ! ミュウ! 〈ふん、このド素人が!〉


地面の植物が伸び、アウラを空中へ押し上げた。


アウラの口が光り、緑の光線が少年へ放たれた。


「ちっ。動物が人間に勝てるわけがない! カイ!」


土でできた怪物が現れ、光線を受け止めた! 一部は破壊され、体の半分は消し飛んだが、片腕と両脚は残った。


「今に見せてやる! オジマンディアス!」


風が彼の周りを渦巻き、熱が両手に集まった。どうやら強力な魔法が放たれるようだった!


ミュウ…… ミュウ。 〈あの野郎、強い……エリーゼ、俺たちは——……〉


ミュウ? ミュウウゥ? 〈エリーゼ? エリーゼ!! どこだ!?〉


「お願い、逃げて! この男は狂ってる!」


猫の女性は叫んだが、誰も彼女に注意を払わなかった。


二人が気を取られている間に、俺は彼らの背後へ回り込んだ。服と体を覆う土のおかげで、身を隠せた。


バウ…… ウワァ!!


俺の手から砂が鉄のように固まり、男の体を包み、彼が魔法を完成させる前にその手をもぎ取った……


「坊や!!!」


女性が叫び、俺には彼女の怯えた顔だけが見えた。


「うわ——」


しかし、俺は中断された魔法が爆発することを考慮していなかった。


ミュウウゥゥ!


すべてが白くなった。


爆発の衝撃が森を揺るがした。どうやら、俺が思っていた以上に強力な魔法だったらしい。しかし、大きな草の腕が衝撃を和らげた……


やがて視界が戻ると、目の前には草と木でできた巨大な虎がいた。


「やりすぎだ、エリーゼ……俺がいなければ、死んでいたかもしれない。」


その生き物は人の言葉を話した。その姿も魔力も圧倒的だった。


バウ? バウ? 〈お前、アウラか?〉


「もちろん俺だ……他に誰がお前を救える? だが、残念ながら……」


その体は白くなり、アウラは元の大きさと姿に戻った……


ミュウ! 〈長くは使えない……〉


周りを見ると、すべてが焦げ、少年がいた場所には大量の灰があった……


バ……バウ、バウ…… バウワ!! 〈俺が……殺した? 違う! あいつの魔法だ!〉


「ご、ごめんなさい! 大丈夫ですか?」


猫の女性が近づいてきた。彼女は埃まみれで、髪はボロボロだった……


バウ! バウ! 〈ああ! 大丈夫だ!〉


ミュウ…… 〈心配するな、平気だ……〉


「よかった!」


彼女は俺たちの近くに座った。


「小さな男の子と森の主が、こんなところで何を?」


ミュウ! ミュウ、ミュウ! 〈隣村へインのエッセンスを買いに行くところだ。それより、なぜあのクズがお前を襲っていた?〉


「あれは、シン伯爵の長女エミリア嬢に惚れていた男爵の息子です。私がお嬢様に、あの男に近づかない方がいいと進言したことに腹を立てて、私をさらってここへ連れてきたんです……」


猫の女性は悲しそうだった。少なくともそう聞こえた。俺は灰の中を探しながら聞いていた。

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