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拳銃密造少女  作者: SRF
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6/30

7月30日(木)「怪我の功名」

 昨日は醜態をみせた。今日は銃作りを再開する。その前に!補習という名の!強制授業に行ってくる!


 なんだか今日は寒くて寒くて仕方ない。真夏なのに。頭も痛いし、喉も痛い。お母さんに相談して気のせいと言われたしまあ気のせいだ。

 授業になってからもそれは変わらなかった。むしろ吐き気まで加わった。気持ち悪い。授業を離脱して保健室へ行く。


 保健室の先生に熱を測られる。みるみる上がっていく体温計に、変な笑いが出た。最終的には38.6℃で即早退になった。ベットに寝かされる。

 この暑さの中、補習に行ったり銃の材料集めしたりで無理をしていたみたいだ。


「あらまぁ、夏バテね。電話かけるのはお母さんの方でいいかな?」

 だめ。絶対だめ。お父さんです。

「分かったわ〜帰りはどうするの?」

「チャリ漕いで帰ります。」

 保健室の先生は顔をしかめた。

「この炎天下で?迎えに来てもらい〜」


 私の家は車がない。持ってきたお金ではタクシー代を払い切れない。両親共働きで、祖父母は他県にいる。迎えに来てくれる車も人もいないのだ。


 保健室の先生が家まで届けてくれた。とても申し訳無かった。でも、車から見る景色はとても綺麗で、新鮮で楽しかった。優しい先生との会話もすごく癒された。あのまま先生んちに行きたかった。


 家に着いて寝る。ここ最近寝てばかりだな。きっと体はあの時から疲れのサインを出していたのだ。

 後悔はした。だが反省はしてない。少し寝たら回復したし、家の中に銃作りに使えるものがないか探してみる。


 物がたくさん詰まったお父さんの襖。ヤニの匂いがする中を一つずつ探索していくと、工具箱があった。中にはドライバーやレンチ、スパナにペンチがあった。パイプカッターこそ無かったが、これらは使えそうだ。

 さらにパチンコ玉が数個転がっていた。パチカスの父親に感謝を。ほんとは良くないことだけど。


 また頭が痛くなってきた。今日も作業できなかったが、進展はあった。これにて四日目の報告を終了する。

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