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拳銃密造少女  作者: SRF
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19/30

8月11日(火)「絶望」

 今日が祝日であるということを失念していた。お母さんが家にいるため作業できない。さらに、パイプに穴を開ける方法も思いつかない。

 スマホで穴の開け方を調べる。やはり電動ドリルが必要なようだ。ドリル本体だけでなくパーツも購入しなければならない。買うお金も隠すスペースも無い。


 木やプラスチックと違い、金属に穴を開けるのは困難だ。ほんとっっうに困った。強引だが石をぶつけて穴を開けようと思う。力こそパワーなのだ。

 アルミパイプの厚さは数ミリ。ぶん殴って穴を開けるのは不可能じゃない。家の目の前は踏切なので石はいっぱいある。


 お母さんからはまた宿題の催促をされている。何度も何度もやっていると言っているのに信じてもらえない。話しかけられる度に、銃のことがバレたんじゃないかと不安になる。

 ずっと後ろにお母さんがいる気がする。視界の端に人間が見えているのだ。振り返っても誰もいない。今まで幻聴はあっても幻覚は無かった。勘弁してくれ。


 こんな調子なので、作業は無理だ。お母さんが仕事に行く明日こそは行動できるはずだ。常に監視されている感覚とは、だいぶ心にくるものがあるな。これにて十六日目の報告を終了する。

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