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田舎のおばあちゃんの家の話  作者: マオ・ウミ


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第4話 音声アシスタント

 この前の夏休みを利用して、おばあちゃんの家に人感センサーのライトと監視カメラをつけてから自分はおばあちゃんの家によく行くようになった。


 自分は実家に住んでいるんだけど、父は遠方に転勤になって、母も一緒に行っている。

 叔父さん家族も遠方に住んでいるのでおばあちゃんとはなかなか会えないでいる。


 そこで、テレビ電話とかしたくて、スマホを買ったそうで、携帯ショップの人に便利だからと、音声アシスタントを入れてもらったらしい。



 今週もまたおばあちゃんの家に遊びに来た。


「おばあちゃ~ん、こんにちは~!」


「あれ!あんた、最近よくきてくれるね~」


「うん。おばあちゃんの元気な姿が見たくって!」


「あんた、嬉しいこと言ってくれるね~。さあさあ、上がってゆっくりしておゆき。」


「おばあちゃん、最近、携帯からスマホに替えたんだってね?」


「そうそう、あんたのお父さんとZ○○Mで顔見ながら話しとかしてるよ」


 いや、おばあちゃんなんか凄いよ・・・。


「それにね、スマホに向かってしゃべったら、なんでもすぐに答えてくれるんだよ、便利なもんだね~」


 いや、おばあちゃんなんか凄すぎだよ・・・。


「ちょっとやってみようかね?」


 そういうと、電話機の横に置いてあるスマホに向かって、


「へい!明日の天気を教えておくれ」


「・・・承知しました。明日の天気ですね?明日は、1日中晴れでしょう」


「ね、便利だね~、色々助かってるよ」


 おばあちゃんは嬉しそうに話してくれる。


「そういえば、最近こんな事があったんだよ」


 そういうと、おばあちゃんはゆっくり話し始めた・・・。



 何かしようとスマホを持って立ち上がったけど、度忘れしてしまうことがあったんだけど、


「あれ、今何しようとしてたんだっけ?」


 と呟いたら、


「おまえ、今、新聞持ってこようと思ってただろう?」


 とか、


「おまえ、今、明日の歯医者の予約時間聞こうと思ってただろう?」


 という風に、聞いてないのにスマホが反応することがあったらしい。


 びっくりしてスマホを落としたら、


「いてて、人間は予想もしないことをしやがる・・・」

 っていうことがあったらしい。


「いや~、度忘れしても教えてくれるなんて、スマホって便利なんだね~」


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