chapter745 世界の違い
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「どうしたのネラ? 聞きたい事でもあるの?」
「え? この世界とあの世界の違いが知りたい?」
「どうしてあそこまで酷い事になったのか?」
「……何度か言ったけど、変貌したきっかけはこっちもそっちも同じ」
「怪物と異界の大規模発生」
「……まあここは事前にわかっていたから、準備が出来ていた」
「だから被害を抑えられた。え? 被害は出てる? ……少ない方だと思う」
「あっちは事前にわからなかった。しかもこっちと違って対抗する人もいない」
「……まあ今思えば、居たかもしれないけど、少なかったのかもね」
「そうして人口と国土を失う中、叢雅一門が冥刀を作った」
「おかげでこっちは未だに完全には収まっていないけど、あっちは駆逐出来た」
「……今思えばそれが不味かったのかもしれなかったけど」
「そうして今度は人同士の争いとなった。抗争に戦争。呆れるよね、本当に」
「え? こちらもある? 大規模なのはやる暇がないじゃない。だからマシ」
「そうして弱い者は死んで、強い者しか残らない。花より拳、理性より本能、人より獣」
「弱肉強食だね。寧ろ……蟲毒かな? え? どっちも最終的には同じ?」
「そうだね。だから、戦闘者の平均値がこっちより圧倒的に高い」
「うん? 対人ならあっちかもしれないけど」
「対獣ならこっちだろうって?」
「そんな事ないよ。さっきも言ったけど、人外もいたよ」
「異常進化した生物、暴走した兵器、怪物になったり、させたり」
「ネラが使ってる機体だってあるから。……納得したようで何より」
「じゃあ話を戻す。長く活動出来ている戦闘者は」
「何かしらの武器を持っている。ああ、冥刀って意味じゃないよ?」
「この世界風に言うなら、何かしらの能力・体質・術技を持っていた」
「例えば、ソルドアット。アレは勘が鋭い」
「本人曰く、選択問題を間違えた事ないって」
「そして、マリアはあの体質。常人以上の筋肉と骨を持っている」
「しかも燃費まで良いし、鍛えれば鍛える程凄まじい事になる」
「それと……。ねえネラ。あなたから見てあの二人はどう見えた?」
「多少変わった人だとは思うけど、そこまで狂ってはいないって思うでしょう?」
「そんな事ない。あの二人だって狂っている。ただそれを上手く隠しているだけ」
「ソルドアットはサクとの戦いで出し切ったけど、マリアが問題」
「アレはアレで色々秘めている」
「いずれわかる。きっと。彼女があの世界の出身だってわかるよ」
【TIPS:オウカの仲間・友達の秘咒】
(㈩*㈩)<前も言ったけど、冥刀の使い手、特に畢竟に目覚めている人は
(㈩*㈩)<秘咒を使える場合が多い。……あっちだと剣能って呼んでいたけど。
(㈩*㈩)<サクの仲間も持っている人は多かった。……無意識に使っている人も多いけど。
(・▽・)<例えば、私だったら殺意の感知、ディアンは解析と鑑定ですね。
(㈩*㈩)<百合女はステータス強化・配分、ポンコツお嬢様は特殊■■■。
(㈩*㈩)<毒舌メイドは自在ゾーン、鍛冶士は■■。
(#ー#)<何か伏字があるんだが?
(㈩*㈩)<それは追々。




