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冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
漆ノ章 ~PROJECT XX~

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chapter741 名案提起

 学校の近くだったうえ、武器を抜く人が出てしまったので、教師まで駆けつけて来た。


「何の騒ぎだい?」

「どうしたの~?」


 やって来たのは武闘派二人。

 イオリとキョウコ。


 武器を持った三人を見て、二人揃って溜息を吐いた。

 そして、キョウコはこう言う。


「やっぱり~、キミ達か~」

「私を含めないでください!?」


 イヌコが叫ぶが、それは全員がスルーする。


「ところで~、何かあったの~?」


 聞いて来たキョウコに、その場の全員が事情を説明する。

 それを聞き、ユウナに視線を向ける二人。


(……これ、本当に人間?)

(次元が違うね~)


 この二人はユウナの強さに感づいていた。

 とは言え、戦闘態勢ではないので、そこまで警戒はしていなかったが。


「サクヅキくんに会いに来た訳ね~」

「はい。後、彼の友人にも会いたいなと」


 実はユウナはオウカの友達や仲間と面識がない。

 あの時の彼はモンセラートの手伝いをしていた頃なのだが、彼女とは別行動をしていた。


 そんな彼女の言葉に、二人の表情は芳しくない。


「本人の確認が取れないと流石に入校させる訳には行かないね」

「ただでさえ、今日は来るかわからないのに~」

「「え!?」」


 キョウコの聞き捨てならない言葉に、全員の視線が彼女を向く。

 ……イオリも知らなかったらしい。


「ああ、そっか~。実は彼、今日は用事があってね~、来れるかわからないって~」

「あ! もしかして……」


 カナタには心当たりがあった。

 なので。


「あの輪の件ですか?」


 ヤクやシャブと言わず、ぼかして訊ねる。

 それにキョウコは頷く。


「そうだよ~」

((輪? 何の話?))


 疑問に思う一同。

 ジンナが代表して訊ねる。


「何があったのですか?」

「まあ色々とね~」


 流石に言えないので曖昧に言う。


「じゃあ、ユウナさんをどうするのですか?」

「スニーキングミッションや潜むのは得意だよ」

「「だからやるな!?」」


 全員がツッコミを入れる。

 そんな中、キョウコがある事を思い出す。


「あ。なら彼女を呼ぼう」

「「彼女?」」

「ほら、サクヅキくんの友達」

「「ああ!」」


 ジンナとカナタが思い出した。

 それは……


「マリアさん!」

「誰?」


 唯一この場で知らないイヌコが疑問符を浮かべる中、カナタとジンナがふと思い出す。


(でも確かサクの友達と仲間って出会った時期がバラバラだったような……)

(面識ある人少ないよね? 大丈夫かな?)


 杞憂で済めば良いと思った二人だった。

【TIPS:オウカの友達・仲間】

(・▽・)<これ何度か述べられてますけど、誤解する人もいると思うので、改めて。


(・▽・)<実は全員集合した事は一度たりともない。面識ない人も結構多い。


(#ー#)<……性格的に集合は無理じゃないか、って奴もいるしな。


(・▽・)<確かにコジュウロウさん、ソルドアットさん、リリアーヌさんはそうですね。


(#ー#)<……(お前もだろう)。


(㈩*㈩)<時期は大体四つに分けられる。


(㈩*㈩)<【オートクレール】との珍道中が前期。


(㈩*㈩)<彼女を倒すための旅が中期。


(㈩*㈩)<倒し終わった後の、穏やかな(?)時間が後期。


(㈩*㈩)<神ノ刃との決戦が終期。


(㈩*㈩)<時期が短い人が多いけど、跨っている人もいるにはいる。


(㈩*㈩)<特にソルドアット、ディアン、ヴィーの三人は結構長め。


(・▽・)<私は中期だけですね。復讐者二人も一期だけです。


(#ー#)<修道女と勇者は?


(・▽・)<前者は後期と終期、勇者は中期です

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