五分後には後悔します
最終話になります。
最後までおつきあいください。
よろしくお願いします。
ぜひ、言わせてください。
なんでソコでわたしなの?
皆さま、ごきげんよう。ご存知わたくしフィアナです。ジェニアス侯爵令嬢です。
そう、侯爵令嬢なんです。
なのになぜこうなったのでしょう。
先程、婚約者である大国の王太子ギルフォード・ソヴェール殿下に求婚されました。
急展開です。
わたしたち婚約したばかりですよ?
どうやら本気の求婚に応えは「イエス」1択です。小国の侯爵家如きに選択権はありません。
しかし、理由が気になります。こんな見目良し頭良し人望高い完璧王子が、わたしのような美人でも優秀でもない平凡令嬢と、何故わざわざ結婚しようと思ったのか。
改めて尋ねると、驚きのこたえ。
「友人を助けた凛々しい姿に感動した。」
―――って、男同士の友情じゃないんだから! 恋愛要素はどうした!! 社交辞令とは言えあれだけ口説いておいて、「一目惚れ」くらい言ったらどうだ!!
――こほん。失礼しました。
まあ、そうですね。一目惚れするならわたくしではなく、わたくしの友人のような美少女に、でしょう。彼女はふわふわの金の艶髪にすべすべの白い肌、人形のような愛らしい顔に華奢な肢体、守ってあげたくなるような美少女ですからね。
対してわたしは、亜麻色と言えば聞こえの良い茶髪、地味な顔に細いばかりの平坦な肢体、「凛々しい」という形容詞が似合うのっぽ。殿下は正しい。怒ってはいけない。
―――って!! だから、なんでわたしに求婚したの?! ココで選ぶなら友人の方でしょ!!
すると殿下は笑って言う。
「彼女は君の劣化版だろう?」
―――は?!
「君は頭が良くて機転が利き、度胸がある。気高く、公正な広い視野がある。未來の王妃に相応しいと感じた。」
え? それってわたしの内面を買ってくれたって事? そこまでわたしを高く評価してくれるの?
買いかぶりですわ、と平静に返したけれど、本音は嬉しくて照れくさい。
「それに君は充分可愛いよ」
うわ!! なんてタイミングでなんてことを!! 甘い微笑みが眩しいっ!!! イケメンの威力半端ないよ!!
動揺して真っ赤になったわたしを見て、殿下はにやりと悪く笑った。
あれ? ―――もしかしてこの人、腹黒い?
本能的に距離を取ったわたしに、逃がさないとばかりにがっしり腰に腕を廻してくる殿下。嫌だわ、笑顔が黒いです。
「莫迦だな。逃がす訳ないよ。」
どうやらわたし、捕まったようです。
いえ、わかってました。
だってわたし、一目惚れみたいです。この黒い笑顔に。
莫迦だな、なんでソコなの? わたし。
まぁ、一旦流されてみましょうか。
読んでいただきありがとうございました!!
あれ? オチは……?
ギャグとか言って、ちっともうまく書けませんでした。すみませんでしたっっ!!
良ければ感想いただきたいと思います。
よろしくお願いします。




