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 四人? は、スタンド下部にある回廊で止まった。

『ここですか?』

「はい、トレーニングセンターの一部で、走路として使用されてるんです。まあ見ていて下さい。じゃあ、君達、機材を置いて、梱包を取りなさい」

 三人は計測機材を下ろして準備し、自動補足機の梱包を取った。沙耶は教授に言われたとおり、ただ見ている。

「いずれは、これで空中移動できる形を目指しているんですよ、お嬢さん」

 教授は沙耶に語りかけた。

『それは可能になると思います。姿勢安定力と推進力、それに揚力の問題さえ解明なされれば…』

「いやぁ~参りましたな。かなりの博学でいらっしゃる」

『いいえぇ~、保も言ってましたが、ただの下手の横好きですわ』

 沙耶は表情システムの愛想笑いを選択して、ほほほ…と笑った。

「教授、準備が出来ました!」

 後藤が力強く言い切った。

「そうか? 但馬君、大丈夫かね。念のため、もう一度、見ておいてくれ。そう何度もデータを取りに、ここへは来れんからな」

「そうですね、分かりました」

 但馬は後藤の準備した計測機器の配線を、もう一度、点検した。

「OKです…」

「そうか…。じゃあ、岸田君、履いてくれ」

「はい」

 保はスニーカーを履いたまま自動補足機にスッポリと両脚を入れた。

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