表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/310

-64-

『えっ!? あっ、ああ…。いいわよ、どっちだって』

「その、どっちだって、のは、どうなんだろ?」

『どうなんだろう・・って?』

「行く気があるのか、それともないのか…」

『う~ん、どうなんだろ。どっちだって、いいって、とこかな』

「じゃあ、どっちだって先の良し悪しは変わらないってこと?」

『ああ、そっち系の考え? 余り変わらないと思う』

 京東大学の女学生に聞いて録音したデータがそのまま使われているから、沙耶の語り口調は女学生っぽくなっていた。沙耶に変わる前の岸田2号の場合は、秋葉原のメード喫茶女店員のデータだったから、ご主人様口調だった。それが今の沙耶メモリーに換わったときから、この女学生風なのである。研究室の連中には妹としての触れ込みだったから、その点では都合がよかった。それはともかく、沙耶の未来予測機能は、どちらにしろ、そう危険があるとは判断していないようだった。ならば、バリアの具合を知る上でも研究室の方が、よりベターか・・と保は思った。

「じゃあ、そういうことで…」

 保はベッドから飛び起きると、沙耶の目も気にせず着替え始めた。沙耶を見て羞恥心とか色欲が起こったときは、こいつは、機械なんだ…と思うことしていた。そうしないと危ない。のめり込みそうだからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ