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『そう。それを聞いて私も安心したわ』

 二人? は笑うことなく握手した。

『こういう場合、笑うのが人間よね?』

『では、笑いましょう』

 二人? は論理的な表情修正を加え、笑った。

『これで技術面は、ほぼOKだから、いよいよ次の第二段階ね』

『ちょっと待ってください。上腕部、脚部、胸部はいいのですが、ここは?』

 三井はおもむろに手指で自分の頭は指さした。

『頭部か…。頭部ね…。ここに保が組んだ設計図のコピーがあるけど、私の頭脳はSP-V6Hのマイクロチップだけだし、視聴機能は胸部にあるから問題ないわ。三井さんは?』

『はあ…。私も似たようなものです。チップは沙耶さんより旧式のTPP-A2Sが使用されてますから。違いはその点だけですね』

『じゃあ、頭部に関しては、SP-V6Hと…TPP-A2Sの詳細を分析研究しておけばいい訳よね』

『はい、なんとかなりそうです』

『で、お金はどこに?』

『はい、先生名義で金融機関へ預けておきました。納税関係も内々に対処してあります』

『じゃあ、資金面は問題ないわね。あなた任せで申し訳ないけど、そのお金で機器調達とかお願いするわ。住む所は…これが問題ね』

『はい。公的な手続きが必要ですから、とにかく、家代わりのキャンピングカーを購入するということでどうでしょう?』

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