表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
212/310

-212-

「ああ…これは、いつぞやの・・。はて? 誰でしたかのう?」

『保さんの友達の従兄妹いとこの沙耶です』

「ああ、そうでした。保が事情で預かってたんでしたな」

『ええ、まあ…』

「なんだ保。そんなことになってたのか」

 勝が変に誤解したのか、ニヤけて言った。

「兄貴! そんなんじゃないんだ」

 保は少し怒って否定した。

「まあ、いい。腹が減った。育子…」

 勝に促され、育子はトメを見た。

「はあ、支度は、あちらに整っております、奥様」

 いつの間にかトメの後ろには三人の家政婦が控えていた。沙耶はトメがたぶん、家政婦長で三人を束ねているのだろう…と、瞬時に分析した。事実、そのとおりで、トメが首だけ軽く振りかえる仕草をすると、三人は、お辞儀して去った。

「さてと…」

 勝は五月蠅そうに立つと、トメが指さした方向に動き出した。そちらに大テーブルがあり、多くの手料理されたうつわが乗っている…と、沙耶は分析度を高めた。勝が動くと、沙耶以外の全員が従うようにあとに続いた。

「沙耶さん、ごゆっくりね…」

 育子が軽くお辞儀して去った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ