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「ああ、そうだが…沙耶のそういう言い方って普通はしないぞ。まあ、俺

と二人の場だからいいけどさ」

『あっ! ごめん。以後は思考回路で話します』

「別に謝るこっちゃないが、話し方は考えてな」

 保は一応、アドバイスした。その後、沙耶のボランティアは決まらないまま数日が過ぎ去った。今朝も地下鉄は混んでいるな…と思いながら、保は研究所へ向かっていた。そのとき、後ろから保の肩をつつく者がいた。吊革に右手を取られながら、保は誰だ! と振り返った。

「おお! 保。頑張っとるようじゃのう…」

 目の前には、なんと…保にとっては、そら恐ろしい怪獣長左衛門が杖を突いて立っていた。吊革などいらぬ気で、威風堂々の和服姿は他を威圧する。なぜ、じいちゃんがここにいるんだ…と、保の頭はパニッックになった。申し計ったような正確さ・・偶然にしては余りにタイミングが良過ぎるのだ。長左衛門だからと言えばそれまでだが、保には俄かには信じられない長左衛門の出現だった。

「じ、じいちゃん!!」

 保は声を乱していた。その後、沙耶のボランティアは決まらないまま数日が過ぎ去った。今朝も地下鉄は混んでいるな…と思いながら、保は研究所へ向かっていた。そのとき、後ろから保の肩をつつく者がいた。吊革に右手を取られながら、保は誰だ! と振り返った。

「おお! 保。頑張っとるようじゃのう…」

 目の前には、なんと…保にとっては、そら恐ろしい怪獣長左衛門が杖を突いて立っていた。

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