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「そうだな…、近いとこで出来ないとな。俺も付き合えないし沙耶も無理だ」

『行動は私一人でなんとかなるから、保は計画とか立ててくれたらいいんだけどね。マネージャーってとこ?』

「ああ、なるほどな…」

 沙耶の情報解析には1%の狂いもない。そう信じている保は素直に(うなずいた。事実、沙耶のシステムには寸分の狂いもなかった。

『どんなのがあるかといえば、植物、自然、動物、スポーツ、子供、アート、家事・料理、手芸、点訳、音訳、高齢者、海外、病院、カウンセリング、在日外国人、エイズ、募金・寄付など、たくさんあるわ』

「なるほど…、で?」

 問題は、このマンションからそう遠くなく、保の計画が立てられやすく、私のメンテナンスとかにも影響なく出来るのは? ってことね』

「ああ、そうそう…」

 保は、合いの手を入れ、ただの聞く人になっていた。

『保が言ってたなんでも屋の発想を使えば、なんでもボランティアをするってことで出来そうね』

「二極に再編か…。どっかで聞いた構図だ。ああ、政治だったかな。なにも実行できず、風呂屋のかまになるのと同じだな…」

『風呂屋の釜? なに、それ?』

「湯ばっかり」

「ああ…言うだけのうばっかりと、お風呂屋さんの浴槽は湯ばっかり、をかけたのね」

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