表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
147/310

-147-

「そうか。かも知れんな。まあ、いいさ、今回は」

 次の日の朝刊に、保が体育館から研究室へ戻る別ルートで大事故が発生したのを報じたのだが、この時点では保は知らないし、沙耶自身も予測システムが察知しただけで、自身の混乱を回避するため、意識システムへ送られてはいなかったのだ。

『それより、今日は来ないわね。明日の土曜か日曜ね。今、予測システムがデータをくれたわ』

「そうなのか? まあ、今夜はくつろげそうだな。やれやれ、疲れたよ」

『お風呂、沸いてるわよ。お食事も出来てるし…』

「ああ…。じゃあ、バスだ。風呂上がりのワインのライム割りが美味いからな」

 内心で保は少し色欲が出ていたが、沙耶には望むべくもないし、そう考える自分が低俗なけもののようでいやだった。結果、今夜もエロビデオで自家発電し、慰めることにした。

『そうなんだ…。ワインのライム割り・・ワイン+ライム・・どんなテーストなんだろ? 感覚システムの過去のデータじゃ分からないわ。推量は出来るけど…』

「ははは…、そんなこたぁ知らなくてもいいんだよ、沙耶は。それよか、お前が外でトラブったときの送信システムは大丈夫か? メンテナンスの20日まで、まだ4日ほどあるけど…」

『それは大丈夫よ。私に異常が起きたとき、保から知らせる遠隔操作システムには何の問題もないから…』

「よし! それで安心した。実は、今日の車の一件で心配してたんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ