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#72 クリスマス ...ライブ?

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#72 クリスマス ...ライブ?


12月。


藍や美歩とも友達になり、少しずつ仲間意識ができてきた頃。

そんな中....


「明日から.....学校、休み?!」


放課後。

カレー屋へ帰る前に藍や美歩、優衣奈と楓で話をしていたら

そんな話が出てきたのである。


「な、何をそんなに驚いてるんっすか。もしかして自分らと離れるのが寂し....」


「そうじゃない。魔術書が読めなくなるのが嫌なだけ。」


「魔術....書...?」


さっきまでニヤニヤしていたのに分かりやすく落ち込む美歩と

魔術書という言葉に興味を示してしまう藍。

すると....


「...ほ、ほら私たち今日仕事だからさー。そろそろ仕事行こー?」


優衣奈が気を利かせて私を引っ張ってきた。

それに乗じて一緒に抜け出す私。


「あ、待ちなさい、2人ともー?!...ごめんね、藍、美歩。また明日!!」


-----------------------------------------------------------------------------------------------------


...翌日。


朝から体育館に集められ、校長の話を聞く私たち。

そういえば私が学校に通いはじめた日も終業式があった気がするわ。


「えー。皆さん。今日で2学期も終了です。

今年の9月は(どうたらこうたら)......」


そんな校長の長い話も終わり、昼になる....。


----


「いやー。やっと終わったっすねー。」


ちなみに今日はこれで解散。

授業もなく、みんなそれぞれ自由に過ごせるのであった。

靴箱に向かい5人で歩く。


「...そういえば楓ちゃん、今日はライブイベントの日ですね。絶対見に行きますから....!」


「ありがとう、藍。でも友達が来るってなるとちょっと緊張しちゃうなー!」


隣で藍と楓が何か話をしている。

ライブ....イベント?


「あれ?どうしたのフィアラ。そんな不思議そうな顔して。」


「いえ....何の話をしているのか分からななくて....」


「まさか.....今の今まで聞いてなかった....?

ほら、今日は私クリスマスライブがあるって前から話してたじゃん...!」


たぶんその話は魔導書を読んでいて聞いていない。

一緒にお昼を食べるようにはなったが、ただそれは傍で一緒に食べているというだけであり

興味のあることないことすべてを聞いているというわけではないからだ。

まあ要するに右から左に聞き流していたのである。


...と、そんなことを考えているうちに靴箱のほうにやってきた。

しかし美歩と優衣奈が見当たらない。

すると....


「おっす。みんなも今帰りっすか?」


その2人は山村たちのところに行って話しかけていた。

そして突然優衣奈はこんな提案をする。


「あっ!そうだ!そこの4人にもアレ、誘ってみればいいじゃん!!」


アレ....?

もしかしてさっきのライブイベントのこと....?

しかし....


「ちょっとちょっと。...ごめんなさいね、うちの優衣奈が....」


優衣奈の提案に気づいた楓がその流れを止めに来る。

まあ確かに優衣奈ってちょっと強引なところあるから.....

などとそのままみんなの様子を見ている私。

しばらく向こうでは、合流したみんなによる話でいっぱいになっていた。


それから少しして....


「...と、とにかくとにかくっ!!

今日......楓のお父さんたちがクリスマスライブをするみたいなんだけど....!!」


優衣奈が再びそのイベントの話へ持っていった。

さらに、


「これです、これ...実は楓ちゃんのお父さんが昔バンドやってたみたいで....」


藍は自分のカバンからイベントのチラシを取り出して合流したみんなに配る。


「急なお誘いですみませんが、今日の夜から近くのライブハウスで

やるみたいなので....もしよかったら来ていただけると....」


するとこの宣伝を見ていた楓は藍の手を取って、


「藍ちゃん...!!あなた最高に客寄せのセンスがあるわよ!!

うちで一緒に働かない?!」


唐突に客寄せの仕事を誘うのであった...。


---------------------


昼過ぎ。

カレー屋に戻るといつもより早い時間で営業を終了していた。

そういえば真乃や優衣奈も今日は休みと聞いている。

また、店長たちも夜からの仕事の準備をしている様子はなかった。

だけど....


「あ、みんなお帰りなさい。」


リアンはいつものようにテーブルの片付けをしている。


「...あれ。営業終わったの?」


私は気になってひと言リアンに声をかけてみた。すると....


「ちょっとちょっと!まさか忘れてたんじゃないでしょうね?」


バーランドは先ほど藍が配っていたチラシと同じものを持っていた。

そこへフィレッチェが来て説明をする。


「音楽イベントだ。店長がそのイベントに出場するということで

店の営業はこれで終わり。このあとリハーサルに参加するらしいからな。」


なるほど....さっき楓が言ってたなんとかライブってやつね....

ここでも話題になっていたはずだが興味がなくてすっかり忘れてた。


「...ま、別にお店が休みになるってことは私たちの休みが増えるってことで.....」


「ほう。本当にそうか?」


するとフィレッチェが意味深な言葉で私を問い詰める。ちょうどそのとき....


「ああ、話してるところごめんね。私もそろそろリハーサル行ってくるから。」


楓が私とフィレッチェに確認を取りにきた。

しかも楓は大きなギターを持っている。


「へーえ!楓もその音楽イベントに出るの?!」


「ええ、そうよ。....バーランドもライブ見に来る?」


バーランドがイベントに興味を持ち、誘ってみる楓。しかし....


「いや、遠慮しときます!」


「なんでよ.....」


すぐに断られちょっとだけ肩を落とす。


「...ま、とりあえず帰りは遅くなるだろうから.....

これ、お小遣いとここのスペアキー。」


そして今度は私にお金と鍵をくれた。


「お金の使い方はフィアラとバーランドなら大丈夫でしょ。

それで夜は好きなの買って食べてていいって。

それと....もし全員外出するなら、ちゃんと戸締りよろしくね。」


「分かった。ありがと、楓...。」


私は楓にお礼を言ってお金と鍵をしっかり受け取る。


「おーい。そろそろ行くぞー。」


「あ、はーい!それじゃ、またね。」


店長に呼ばれ、すぐに出発する楓なのであった。

真乃や優衣奈もいないのでカレー屋には珍しく私たち5人だけという形になる。

ちょうどその後、ディエルも2階から降りてきた。


「なあなあ!遊ぼうぜ!!」


なにはともあれディエルに呼ばれていつもの日常に戻るフィレッチェ。

また世話役を回されないように気をつけないとな....


ディエルとフィレッチェを見て、そんな風に思ってしまう私なのであった.....。


続く....


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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