#67 警察官がやってきた......?!
~おとめtheルル~
20代くらいの青年。
イラスト、アニメ、ゲームが趣味。
文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。
小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。
#67 警察官がやってきた......?!
11月初旬。
楓や優衣奈たちは学校の行事である修学旅行に行っている時期。
...と言ってもその旅行は3泊4日だから週末には帰ってくるだろうけどね。
楓たちが旅行に行った初日、
フィレッチェにはめられて(...?)午後からディエルの世話をすることに。
そのまま夜までディエルと付き合わされてしまう。
ほんと...朝のうちに課題や読書をしておいてよかった....
...なんていう日々を過ごしているうちに
楓が旅行に行ってから3日が経った。つまり明日には帰ってくる。
そんな中、私は今日も今日とて部屋で魔術の本を読み漁っているのであった....。
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ピヨピヨ....ピヨピヨ.....
朝。近くの木から鳥のさえずりが聞こえる。
町中だけど、近所にスーパーや工場などがないためか
ディエルのいない(寝ている)時間はこんなにも静かである。
おかげで魔術の本を読み進めるのが快適で、
すぐに借りていた分の魔術本を読み終えてしまっていた。
「あら...次の本を借りてこないと....」
そう思いながらも、休憩がてら、下の階の様子を見に行ってみることに。
すると....
「失礼します。新京警察の者なのですが、ただいまお時間よろしいですか?」
ちょうどバーランドとリアンが警察官と出くわしているところだった。
警察....
ディエル逃走事件により我々は警察にあまりいい思い入れがない。
「あ....えーっと....」
リアンが戸惑っていると、バーランドは首飾りがないことを確認する。
[大丈夫よリアン。この人はたぶん.....呪われてないわ。]
2人はコソコソと話していると、警官は申し訳なさそうに言う。
「す、すみません...!その....今はお忙しかったですかね....」
「い、いや....!そういうわけじゃ....!」
それを見て今度はバーランドも戸惑いだすのであった。
....このままじっと見ているだけなのもむずがゆくなった私は、
2人の代わりに警官から話を聞いてみることに。
「...すみませんすみません。はい、ご用件はなんでしょう。」
「...あ、どうも。えーっとですね、実はこの辺りで人を探しておりまして.........!!」
「....?」
「赤色のとんがり帽子に、オレンジの羽織.....」
さっきまで書類のほうを見ていた警官は顔を上げて私に目を移す。
するとその瞬間、彼が探していた人の条件とほぼ同じことに気づいた。
「あの、もしかしてあなたがフィアラさん、ですか...?」
「え、ええ...そうですが.....」
思わずそのように答えてしまう。
しまった、ここは警戒しておかないと....!
「それは良かった....!実は署長があなたを探しておりまして.....」
「署長....?!ってまさか....」
「....どうかなされました?」
私は思わず声を荒げてしまったので
いえいえ、となんとか誤魔化す。
「そうですか。....では一度署のほうにも連絡が必要ですので
後日改めてお伺いさせてせていただきます。ご協力ありがとうございました。」
....警官が帰って行ったあと、店長がテーブル席の様子を見に来て言う。
「おや?珍しいな。そんなところでボーっとして....一体どうしたというんだい?」
店長の言葉にバーランドは大きな声で言い返す。
「ボーっとして?!さっきまで警官がいて大変だったんだから!!」
「はて.....そんな様子はなかったがな。
...そんなことよりほら。誰も運んでくれないから困っていたんだぞ。」
店長はカレーを運ぶよう指示する。
それを聞いてリアンは慌てて仕事を再開するのであった...。
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ドタドタ....
「腹減った!!カレー、カレー!!」
「おい、だからまだ時間じゃないって言ってるだろ!!」
昼過ぎ。
2階からディエルとフィレッチェの声が聞こえてきた。
一方私は、昼の間仕事を手伝うことに。
「あっ、みんなお疲れ。...あれ?今日はフィアラ、この時間でしたっけ....」
買い出しから帰ってきた真乃がバーランドたちに問う。
「え?別にどっちでもいいじゃん!多いほうが片づけも楽だし....」
「まあ、フィアラがいいと言うのなら....」
よし、とこっそりニヤニヤする私。
もちろんこれは、フィレッチェからディエルの世話を
押し付けられないようにするためであった。
そしてそのまま夕方の休憩になるまで仕事を続けていく....。
---「ありがとうございました。」
夕方になった。
真乃はこの時間までであとの片づけは私たちで行うことになる。
「ぎゃハハハハハ!今日も俺の勝ちー!」
「まったく....相変わらず大変だな....」
一方で2階から下りてくるのは
ゲームでいい感じに勝利し楽しそうにするディエルと
いい感じに負けるのに苦労しメンタルをすり減らすフィレッチェ。
「おっ?カレーだカレー!いっただっきまーはむはむはむ.....美味いっ!!」
「んもう....まったく.....」
2階から降りてそのままカレーを食べはじめるディエルを見て
ただただ笑うことしかできない私なのであった....。
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「署長。例のヤツらの居場所を突き止めることに成功しました。」
「うむ。ご苦労だったな、副所長NEO....」
一方ここは警察署の署長部屋。
部屋では何やら怪しい話が始まっていた...。
「すぐにでもあの店を包囲して全員を連行ですか?
ならば魔術を使って濡れ衣を.....」
「いや待て。慌てることはない。年が明けてからだ。」
「な、なぜですか署長!!」
「年明けである1月は、一年の中でも特にたくさんのエネルギーに満ち溢れた時期。
そこで絶望させることができれば、より大きな絶望エネルギーが集まる上、
その年全体に影響を与えることになるからな....」
「なるほど....流石です署長....!楽しみは後に取っておくということですね.....!」
「その通りだ、フハハハハハ!!」
署長に扮した魔王の弟と副所長NEOと呼ばれる人物による絶望エネルギーの収集計画。
果たしてこれからどのようになっていってしまうのか....
続く....
はじめまして、おとめtheルルです。
クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。
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