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第二十五章 新たな旅路
翌朝、二人は村を出た。
次なる目的地は王都『セントラル』。
そこならもっと仕事があるし、
太一の過去の手掛かりがあるかもしれないという。
街道を行く二人の足取りは軽い。
リーネは先頭を歩き、時折振り返って太一に声をかける。
太一はその背中を追いかけながら、
自分の杖(新しく購入した魔法補助装備の一つ)
を握りしめた。
旅は続く。
まだ何も解決していない。
だが進むことだけはできる。
そして玉座では、太一が静かに見守っていた。
理と情。
孤独と絆。
本体と分身。
その先にある答えを求めて。
(退屈しないゲームだ)
オリジナル太一は口元を歪めた。
それはもはや苦痛の表情ではなく、
挑戦に胸を躍らせるゲーマーの顔だった。




