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口付け
きっと今回こそは分かってくれると、私はそう信じてた。せっかく、これまでにない一番のチャンスだったのに...
それなのに...
付き合うのはちょっと違う?...
あはは
ここまでの私の努力はなんだったのかな
悩んで、体張って、そしてまた悩んで
その行き着いた先がこんな悲惨な結末だというの?
認められない。きっと何かの間違いだよ
優の手から温もりを感じないのも、何もかも
それなら、正しくすればいい
「ん」
そう思うと同時に、私は優に口付けをした
その光景を見た周りがザワつくが、そんなのはどうでも良かった
「お願い、考え直して」
私はそうとだけ言ってその場から立ち去った。その後のことはよく覚えてない




