僕の幼なじみは男の子でした(過去形)
(2025年7月31日)
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藤本優、イナマチ高校に通う高校2年生。俺には大好きな彼女が居た。小林明日香(通称あっちゃん)、同じく高校2年生。危なっかしいところが多いが、そういう所がとても可愛かった。しかし、俺は彼女の恐ろしさを知らなかった。
彼女にされたことは以下の通りだ。
・付き合って数週間で別れる。なお当時は俺に原因がある事にされた
・10万近くお金を貸したが未だ返ってくる気配なし。騙し取られた
・交際自体秘密の話だったのに色んな人に言いふらされ精神攻撃を受ける
この通り。病んで当然だろ。なお浮気相手は僕を助けてくれないどころが嘲笑うようなことばかり言ってくる。本当に死にたくなる。
それで、もう引きこもることにしたのだが
「.....」
どういう訳か、僕の前に1人の女の子が現れた。ショートヘアで、身長は160cmくらい。胸は…うーん、とりあえずそこそこある。制服はうちの高校のものだが、初めて見る子だ。
「えっと、誰?」
「えー忘れたの!?ボクだよボク。あ、今は私の方が似合ってるかなぁ」
この話し方、もしかして
「え、結月?」
「やっと気づいてくれたかぁ〜まあ幼なじみだとしても性別変わっちゃったら分からないよね」
長森 結月、同じく高2で俺の幼なじみだ。が、1つだけ言わせて欲しい
彼(いや今は彼女か)は男のはずだ
理解出来なかった、どうして結月が女の子の姿になっているのか
昨日は休みだったから分からなかったけど、1週間前までは男の子だったんだ。この1週間の間に?...なぜ?どういう目的で
「まあその話は後でしてあげるから、ほら学校行くから着替えて」
俺は結月に手を引かれ起き上がり、言われるがままに着替える
「きゃー!」
俺がパジャマのズボンを脱いだ瞬間、結月はいきなり顔を真っ赤にして叫び出した
「ん、どうしたんだ」
「いや、私もわかんかい...けど...」
「もしかして、俺の裸見たせい?」
「ごめん廊下で待ってる!」
結月はそう言うと俺の部屋から出た。不思議だ、今まで嫌というほど男の裸は見てきた。そもそも元は男なんだし、あいつがあんな感情になるのは普通に考えて変だ。
「(もしかして、女性としての本能にあいつの心がついていってないのだろうか)」
そんな風に考えながら俺は着替えを急いで済ませ、部屋を出た。
「うい、お待たせ」
「うん...」
少し恥ずかしそうだった
「なんだ、まだ落ち着かないのか?」
「い、いやそんなことはないよ!!」
明らかに落ち着いてない様子でそう言うと、そそくさと廊下の階段を下りていき、玄関前で俺のお母さんに笑顔で挨拶を済ませて、俺たちは外へ出た。
「なんでだろう、笑顔でいるのがすごい楽しいな」
「どんな感じなんだ?」
「なんかこう、嫌な気持ちがあってもニコニコしてるだけでどうでも良くなるっていうか。これが女の子の気持ちかのかな」
新鮮な気持ちにめちゃくちゃキャッキャしている。本当に楽しそうだ。こっちまで楽しくなってくる。というか、本当にこいつ男だったっけ?...




