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僕なんて  作者: 桜
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今日もまた

あれから何度、僕は命を狙われていたのだろう…


ちょっとしたことで外に出るだけで、

誰かが血を流す。


それでも僕の周りには、常にある二人が付いてきてくれていた。


そいつらも、何度か僕なんかのために傷つけられてきたのに、いつも笑顔で、大丈夫とだけいう。


男T「大丈夫っす」

ほら、今日も、そう言って笑顔を見せる。


男A「信さま?」

そいつは僕の名前を呼び心配そうに顔を覗きこんできた。


僕「ぁ、悪い…ちょっと考え事をしてた」


男A「それなら、よいのですが…。」

男A「猿がミスるからだろうが!」


男T「へいへい、すいませんね、どんくさくって!!」

男T「んじゃ信さま、あと少しで帰れるんで、急ぎましょ!」

そう言いながら、男Tは傷ついた手を舐めた。



こんな優しい仲間たちが何度も傷つけられる日々を過ごすなんて、嫌で仕方なかった。


僕なんていなければ、よかったのに…

今日もまたそう思ってしまった。

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