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剛腕JK  作者: ロキ
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遠征


 監督の車は7人乗りだった。

運転手の監督を合わせても6人なので、1台で大丈夫だ。

男子野球部の道具類を借りて、車に積み、あたし達は学校を出発した。


八王子のグランドまでは、うちの学校から1時間ちょいらしい。

2時間前に出てるから渋滞してたとしても大丈夫だと思う。


うちの親によその学校と練習試合をするって言ったら、応援に行くとか

言い出したんだけど、今回は女子だけの試合じゃなくて、相手チームの選手を

借りたり、イレギュラーだし、よその学校のグランドに父兄が応援に行っても

大丈夫なのか? 分からなかったし、そういうのを調整する時間もなく、

複数の親の相手を監督1人に任せるのも嫌だったから、今回は遠慮して

もらう事にしたんだ。

これは、どの家にも同じ感じで遠慮してもらった。


その代わり、うちの学校で試合をする時には、来てもらう事になったけどね。


あたし達がどれくらいやれるのか? 自分達も分かってないから、

今日の試合は、ほんとに楽しみなんだ。


車の中で、みんなきゃーきゃー騒いでる。

あたしもそのうちの1人だけど。


監督が運転しながら、あたし達に声をかけてきた。


「向こうに着いたら、まず挨拶に向かう。

人数も少ないし、全員で行こう。

その後、更衣室に案内してもらって、ユニフォームに着替えたら

たぶん、グランドに案内してくれるはずだ。

部員のみなさんに会ったら、挨拶を忘れずにな」


「キャプテンが、代表して挨拶だ。

あとのみんなは、挨拶が終わった所で、声を出せ」


「はい!」

みんなの声が合わさったよ。

あたしは、何を言えばいいのかわかんなくて、監督に聞いた。


「監督、挨拶って何を言えばいいんですか?」


「うん? そうだな、まずはお礼かな。練習試合をうけてくれたんだ

お礼を言わなきゃな。

そのあとは、宜しくお願いしますくらいか」


「はい」


うまく言えるかどうか分かんなくて、不安になっていたら、監督が

練習しとくか? とか言ってきたので、あたしは思いつくまま

スピーチを始めた。


「本日はお日柄もよく、」


ここまで言ったら笑われた。

え? なんで? と思ったけど


結婚式かよ! ってツッコミが入った。

でも、監督が面白いから採用! ってなって、続きを話したんだけど

みんなに笑われちゃう。

あたしって、スピーチの才能ないみたい。


お読み頂き有難うございます!

よろしければ、ブックマークと評価の方も宜しくお願いいたします。

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