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62.了戒

ユーコは剣にはそれほど興味はないらしく、すぐに鞘にしまって、ノルドに渡した。


「お主の言っていることは、わしには意味がわからんなんじゃが、ムサシと言えば、『無銘金重』か、『和泉守藤原兼重』じゃが・・、待てよ」


そう言って、ノルドはつかを外して、なかごに切られた銘を見た。


「なんと、『了戒』じゃ! わしとしたことが、これを見落としていたとは・・・」


・・・


それからノルドは、巨大じょうろを作るから、ユーコ用に刀を作らせろと、言って来た。


「お前は刀を持ち歩いていないようじゃが、相当な腕前じゃろう」


「私には刀は必要ない。」


「無手か・・・。まあ、よい。わしが打ちたいだけじゃ、小刀であれば、邪魔にはなるまい。」


そう言って、無理やり作ることになった。


「2ヶ月後に、取りに来い。」


俺は前金を渡そうとしたが、「そんなものはいらん」と断られた。


ノルドが当代かっての名工であることを知ったのは、後のことだった。


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