表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/112

最後の登場者

 それは今まで彼女と過ごした短い時間でも何度か感じた違和感。深夜が一虎に対して持っている認識と、一虎が自分自身に持っている認識に食い違いがある。一虎には、まだそれだけのことしかわからない。

 しかし、



「ううわ!?」



 その疑問を口に出そうと一虎が口を開いた時、銃撃の勢いが激しさを増した。業を煮やしたアインがさらにもう1段階〔早撃(クイック・ドロウ)〕のスピードを上げたのだと、3次元ディスプレイの映像が告げる。

 そして、



「おや、彼も来たようですね。では、竹叢くん。話を戻しますが、準備はよろしいですか?」

 鎌足の笑み混じりの言葉が、今にも破裂しそうな〔苦労丸〕から発せられ、

「な、何がです!?」



 と、一虎が叫び返す。

 瞬間、映像の中のアイン・シュバルツの後方上空に、屹立する廃ビルの上から、無数の影。

 アインに向かうそれらの影、落下する巨大な瓦礫の中心で両腕と長い黒髪を広げた人影は、最初の立候補者にして最後の登場者。



「では、〔論戦〕の授業を始めましょう」



 怠惰の代名詞たる、反咲柳児の姿だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ