42.マグマの真ん中で、謎生物に問いかけを
で、辿り着いた瞬間。
地面が赤く眩く光り輝いた。
そして私は悟った。
ああ、これ転移だ、と。
案の定、光が収まったかと思えば、違う場所にいた。
マグマ地帯であることには変わりないけど。
でも、私がいる位置にある場所以外ほとんどがマグマだったなんてこと、なかったはず。
……いや、待てよ。
もしかすると周りの岩がさっきの光でマグマになった可能性もあるな。
溶岩なら、溶ければマグマになるんだし。
…………いや、待て。
何気に危ないよね、私。
バランス崩してかけるくらいなら大丈夫だけど、周りに広がるマグマに落ちたら、一瞬で命が燃え尽きる気がするぞ。
だって今の体感気温的に、偽物だとは思えないもん。
落ちないようにしよう。
そう私が心に決めた時。
突然、目の前でマグマ柱ができた。
正確には、マグマが何かに押されて噴き上がった、かな。
なんだよぉ、いきなり。
驚いて危うく後ろに座りそうになっちゃったじゃん。
はぁ……。
一体何が出てくるってんだろ。
頼むから変なものは出てきてほしくないなぁ、と。
思っていたのにも関わらずっ。
マグマの中から出てきたのは、頭にお皿を乗せた、赤色をした生き物(?)。
まばたきしてるから生きてはいると思う。
もしくはゴーレム的な、なにかか。
だが一つだけ言わせてくれないかな。
――なーんで、赤いカッパもどきが、こんなとこにいるのかなぁ??!
「ふぅ……」
あ、喋った。
「目覚めたのは久方ぶりかのぉ」
やがてカッパもどきは私の方を見た。
「お主か、儂を起こしたのは」
……はい?
「なるほどのぉ、そういうことかい。お主が今回の候補者かいの」
なに言ってんだろ、この謎生物。
とまあ、ポケーっと私がしている間に、そいつは私のそばに降り立った。
一応服は着ている。
よく燃えなかったな。
「してお主、どこまで知っておる?」
「どこまで?」
なんのことかな。
「まさか何も知らぬのかや?」
それどころか、ここがどこかさえもわかんないんだけど……。
「何か言わんか、お主」
何、って言われても。
うーん、そうだなぁ。
「……ここ、どこですか?」
まずは一般的な疑問からいきますか。
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