40.謎な場所で、金銀の問い掛けを
今回短めです。
で、話は戻る。
まあ要約すると、古文書に書いてあった謎の文言を読み上げたら気絶して、そんで気づいたらマグマ溜まりがある場所に横たわっていた、と。
はい。
意味わかりませんねっ!!?
てか、私の身に何が起きた。
そして私に何をしろと?
……ダメだ、頭が混乱してきた。
異世界転移しちゃう時点で現実離れしていたことは百も承知だけど、まさか予兆もなしにまた転移させられるとは思わないよ。
周り見渡してみても人の気配はしないし。
そういえば気絶する少し前に、リオンさんが私の名前を呼んでたよね。
え、まさかリオンさんにすら予測不可能な出来事だったのか??
いや……、ヤバイよね。
それはかなりヤバイ気がする。
だってリオンさん、元はこの王国で1番の魔法使いだったんでしょ。
……どーしよ。
マジでどうしましょう。
とりあえず決めなきゃいけないのは、この場から動くか否かだよね。
動けば、もしかするとこの場所から元の村に戻れる手がかりが手に入るかもしれない。
逆に動かなければ、手がかりは手に入らないけど、その代わりにリオンさんが魔法でどうにかここに来れた時にすぐ会える確率は高い。
いやぁ、でも、来てくれるかなぁ。
だって昨日、会ったばっかりだよ?
来るかどうか、と問われると首をひねってしまう。
んー、まぁ、あっちの方に目立った道が……二又に分かれてる。
そんで真ん中に看板が立ってる。
えっと……、『金と銀、どちらを選ぶか』。
泉の中に住む女神さまでしょうか。
よくある逸話。
泉に物を落としたら、女神さまが、
「どちらがあなたのものですか?」
と聞いてくるやつ。
そして道は金色に光るものも銀色に光るものとで2つあった。
なるほど。
どっちかの道を選べ、ってことね。
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