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68本目

コロナだし仕事も落ち着いたので、今日はファミレスで執筆してます。

皆さんもお体に気を付けてください!

次の日…というか宇宙なので時間の経過がよくわからないが…目を覚ました俺は、真っ先にマミムのところに行った。


手足はないが、相変わらず穏やかな顔で寝ているマミム。


早くこいつの手足を元に戻して、いつものような底抜けに明るいバカなコメントを聞きたい。


…まあ、いざ聞くとムカつくんだが。


そのためには、博士の研究所がある地球を取り戻さないと。


「マミム…待ってろよ。必ずお前の手足を元に戻してやるからな」


俺はマミムの眠ってるカプセルを撫でながら言った。


ブリッジに行くと誰もいなかったので、食堂に行くと、アバターである博士、リルレ、姫、あとホントどうでもいい死んでくれて一向に構わないフェニがいた。


博士はさすがに裸ではなく、マミムが着ていたようなピッチリしたスーツを着ている。


はっきり言ってめちゃくちゃエロい…。


『おう、役立たず! やっと起きたか』


焼き鳥…ってゆーか、炭にしていいかな、こいつ。


お前もこの旅で一切役に立ってないだろが!!


『落ち着かれたようで何よりですね! ニヌ様もこうして一緒にいられることもとても嬉しいです』


パニ姫の笑顔がホント眩しい。


あー、めっちゃ可愛いわ。


『おい! 俺はてめえのことなんか一切心配してないぜ!!』


そう言って姫の肩に止まり、姫の耳を舐め出す。


『あん! ダメよ、フェニ~』


あのドスケベ鳥が!!


マジ消し炭にしてやろうか…。


「なぁ博士。マミムのことなんだけど、どうする? 地球はそう簡単に奪還は出来ないと思うんだが…」


「今は動くべきでないな。ヘルメスもかなりの損傷だ。このままではワープに耐えられない可能性がある…。そこで、木星に向かう。木星の分厚い雲の中に我々地球人の秘密基地があるんだ。そこでならヘルメスの修理も出来るし、マミムに擬似的な手足を付けることも可能だろう」


「木星にそんなのがあるのか。すげーな」


「木星は何層もの氷の雲で被われており、常に秒速180mの嵐だ。基地を隠すにはうってつけだろう」


すげー。


俺、木星に行っちゃうよ。


ただのハゲだったのに、俺の人生凄いことになっちゃってるわ。


「木星はわたしの産まれたところですよ」


リルレが言った。


「え? マジで!?」


「うっそー。ゴミにゴミみたいな嘘をついてしまいましたー」


何なの?


何の意味があるの?


リルレが胸を強調しながら俺に近づく。


「ゴミはわたしというおっぱいがありながら、博士のおっぱいや巨乳専科にうつつをぬかす愚か者です。なので、これからゴミには嘘をつくことにしました。嫌だったら、その汚れた手でわたしのおっぱい揉んでみなさいよ! 高潔なわたしのおっぱいを汚して!!」


ブルルンとリルレの爆乳が揺れる。


その瞬間知能指数が3くらいになり手を伸ばすが、はっと我に返った。


いやいやいや!!


これは罠だサトル。


いつもこうやって酷い目に会ってるんだから、いい加減学習しろ!


「どうしましたか? ほら、わたしのおっぱいめちゃくちゃにしてよー」


『ちょ、リルレ様!?』


姫が慌てる。


「ほらほらぁ、どうしたのぉ?」


ブルルンと再び揺れる爆乳。


瞬間知能指数ゼロに。


も、もうどうなってもいい!


めちゃくちゃにしてやるわーーーッ!!


両手を伸ばすとがっしりとリルレに掴まれた。


「あぎゃーーーッ!!」


手首が…手首から先があらぬ方向に曲がってるんですけど!?


「嘘に決まってるじゃないですか、ゴミ未満のダニのフンが」


「いだいいだいいだいいだい~~~!!」


離され崩れ落ちる俺。


「手首がぁ~~~!! 手首がぁ~~~!!」


『あらあら、サトル様もすっかり元気を取り戻しましたね! きっとニヌ様が戻って来てくれたおかげですね!!』


どこが?


どこが元気なの!?


手首折れて痛くて泣いてるんですけど…。


ペチペチと博士が俺のハゲ頭を叩く。


「あらあら、どうしたのかしら? ぼくちん?」


見上げるとピッチリスーツに包まれた博士の爆乳が…。


「ママぁ~~~、マンマ~~~、ぼくちん手首痛いのぉ。治ちてぇ~~~ぇぶらぼぉッ!!!」


博士の膝が顔にめり込み吹っ飛ぶ俺。


「な…なぜ…?」


「ママ以外の女のおっぱいを触ろうとした罰よー」


「しょ…しょんな…」


『うわっ、こいつ漏らしてやがる!! きったねぇ~~~』


俺は肛門と尿道から流れ出るものを止めることも出来ずに、再び気を失った。


木星。


太陽系最大の惑星で太陽の10分の1ほどもあり、主成分は水素とヘリウムだ。


常に嵐が吹き荒れ、最大で秒速250mほどの風が吹いている。


有名な大赤斑は、実は地球が2、3個入るほどの巨大な嵐だという。


とても人類が…どころか生命が住めるような星ではないが、文明の力がそれを克服したようだ。


想像出来たものは何でも実現出来るというが、ホントだな。


目を覚ました俺は、近付いてくる木星(実際にはこちらが近付いているのだが…)を窓から眺め、その驚嘆すべき偉容に目を奪われていた。

とうとう木星に来ちゃいました!

宇宙を旅するなんてめちゃくちゃロマンですよね。

サトルが羨ましい!!

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