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65/93

65本目

最近はなかなか更新が…。

本職デザイナーなのですが、色々案件が飛び込んできちゃって大変なんですよね。

フリーランスなので、仕事あるときにやらないとひどい目に会うし…。

でも、今回はなかなか渾身の展開になったと思ってます!!

感想、ポイント待ってますぜ!

寒い。


命が削られるほど寒い。


俺は裸だし余計にだ。


ガタガタ震えていると、リルレが寄ってきて俺を抱き締めてくれた。


放熱してくれているのか温かい。


おっぱいを感じる。


めちゃくちゃ柔らけ~。


あ、股間が…。


「リ、リルレすまん」


「凍ったゴミよりも生ゴミが好きですからね」


おぉ、顔が近い!!


思わず顔を背けてしまう。


姫はフェニがくっついて温めている。


ああ見えてあいつはサイボーグだ。


(ゼロ)のアリトンの能力により、ヘルメスは動くことも防御することも出来ずに、一方的に周囲のコカビエルたちにレーザー攻撃を受けていた。


このままでは致命的なダメージを受けて、全員死ぬ。


おっぱいよりも戦いに集中せねば…。


「熱放射」


博士の肩の辺りが開き、赤く光る。


すると、段々とブリッジ内が暖かくなってきた。


「リルレ、サトルからいい加減離れたらどうだ? どさくさに紛れてくっつくな」


「チッ」


リルレが珍しく舌打ちして俺から離れる。


あー、おっぱいが…。


そんなことよりもマミムのことが心配になった。


「なあ博士、マミムは大丈夫なのか?」


「安心しろ。あのカプセルは生命維持機能と同時に脱出ポッドの役割もある。電源は独立しているのでマミムは無事だ」


「そっか…」


こんな危機に平然と寝てるマミムを想像し、ホッとすると同時に少しムカついた。


「やつは原子や陽子などの粒子の微運動を止めてしまう能力があるので、荷電粒子砲は効かないし、直接我々が出向いて攻撃しても、触れられたら一瞬で活動が終わってしまう。隕石のような質量のあるものをぶつけることが出来ればいいのだが、簡単に潰れないしかわされてしまうだろう」


「ミサイルとかぶつけて、アリトンをヘルメスから外した瞬間にコカビエルを攻撃したらどうだ? 魔人はコカビエルの魔法陣がなければ異なる霊子が支配する空間では長く存在出来ないだろ?」


俺なりの提案だ。


「そもそも今は電気系統が死んでてミサイルを発射することが出来ない。仮に隕石のようなものを投げつけてもヘルメスに接触したままかわすことなど造作もないだろう」


あー、なるほどそっか。


「あのさ、ヘルメスを月にぶつけたらどうかな? さすがにたまらずアリトンも離れると思うんだよ。離れた瞬間コカビエルを攻撃しては?」


「なるほど。だがヘルメスは動けんぞ?」


「リルレの荷電粒子砲を推進力に使ったらどうだ?」


「面白い。どうせこのままでは全員死ぬ。やってみるか」


博士の言葉にリルレが頷く。


俺の指を咥え、リルレはモード『ハルマゲドン』となった。


白く輝くリルレは本当に美しい。


「では行って来ますよ、ゴミ。終わったらご褒美に殴らせてくださいね」


え?


何で俺を殴ることがご褒美になるの?


「ちょ、ま!」


リルレは颯爽といなくなる。


えー。


また死にかけるの嫌なんですけど。


痛いし…。


まあ、そんなことはやつを倒してから考えることだ。


リルレが外に出ると嘲笑が聴こえてきた。


『はははは! バカだな~~~。ホントにバカだね。リルレの荷電粒子砲はボクには通用しないよ』


「ふっ、それはどうかな?」


『何ッ!?』


ヘルメスにコカビエルからの攻撃以外の震動が伝わってきた。


リルレが荷電粒子砲を発射し、月に向かってヘルメスを突進させているのだ。


『な、何のつもりだぁ~~~ッ!?』


第一世代(ドミニオンズ)を舐めるなよ」


月面にぶつかる瞬間に、アリトンは堪らずヘルメスから離れたようだ。


その証拠にブリッジ内が明るくなる。


「今だ!!」


博士が頷く。


「ヘルメス、荷電粒子カッターでコカビエルを殲滅せよ」


「ヒュポスタシス・ネームを」


第一世代(ドミニオンズ)ニヌ・セアルティエル!!」


「声紋、位格、霊紋照合。ドミニオンズ、ニヌ・セアルティエルを確認しました。荷電粒子カッターで敵を殲滅します」


月面に出来た巨大なクレーターから、ヘルメスの両腕から2本の光の剣が5機いたコカビエルたちに伸びる。


魔法陣で攻撃をブロックしようとするが、あっけなく全て破壊された。


『ああああぁ~~~ッ!! 何て…何てことを…!!』


焦燥感溢れるアリトンの意識が伝わってくる。


「アリトン…終わりだ。お前のひとり芝居の幕を降ろさせてもらうぞ」


『先輩~~~、先輩~~~。終わりですよ。もう終わりだ。全部終わり。終わりだ。何もかも終わりだぁ~~~ッ!!』


「あぁ…そうだな。お前は終わりだ」


『そうじゃないんです! ボクはイブリース様にプログラムされている!! ボクが負けたとき、体内に埋め込まれた霊子力エンジンが暴走するようにぃ!!!』


「何!?」


え、何なに?


霊子力エンジンが暴走するとどうなっちゃうんだ!?


『モード[ハルマゲドン]解放…。も、もうダメだぁあああ~~~ッ!!!』


モード『ハルマゲドン』だって!?


それっていつも第一世代(ドミニオンズ)たちのパンドラロックを解除したときのモードだろ?


どういうことだ!?


アリトンが超新星のように輝き出す。


まずい!


何かわからんがとにかくヤバくないか、これ!?


リルレがアリトンに向かって見たことない威力の荷電粒子砲を発射する。


リルレはまだモードが解放されたままだ。


いつもならとっくに通常モードに戻ってるはず。


リルレの荷電粒子砲の余波で、月が…月が半壊している!!


これが本来の第一世代(ドミニオンズ)の力だというのか!?


なぜ、リルレは元に戻らない?


「リルレ戻れ!! 限界を越えて空間を壊してしまうぞ! それに帰って来れなくなる!!!」


どんどん膨れ上がるリルレとアリトンのエネルギー。


眩しすぎてモニターが意味をなさない。


何だ?


一体何が起こってる!?


「やむを得ん!! ドミニオンズの禁忌を破るぞ!」


博士が俺に駆け寄り俺の首を噛んだ。


「は、博士!?」


俺の血を吸いパンドラロックが解除され、モード『ソクラテス』となる博士。


「サトル、愛してる。宇宙の誰よりも」


そう言って…そう言って博士が俺の唇を奪った。


ノハに続き不吉の味がする。


第一世代(ドミニオンズ)にとって、俺とのキスは重大な意味を持つ。


俺は驚きと息の苦しさで気持ちよさよりも苦しさが勝ってもがくが、博士の力により逃れることが出来ない。


舌が俺の口内に突っ込まれ、やや雑に掻き回された。


「むご!? むごぉ~~~ッ!!?」


一番最初にブリキのロボット状態の博士のパンドラロックを解除し、博士が俺にキスしようとしたときにリルレが慌てて止めていたのを思い出した。


そのとき博士は何て言った?


「もう少しで世界を支配出来たのに」


そう言ってたような気がする。


俺の体液には血だけではなく唾液にも秘密があるようだ。


博士の全身が更に輝き出す。


博士が離れた。


「ぷはぁ! は、博士!?」


「モード『ハルマゲドン』解放」


博士のモード『ソクラテス』は有機的でもあり無機的でもあったが、完全にサイボーグ的な要素が消え、生身の裸をさらけ出し、その全身に太古のシャーマンを思わせるような光る紋様が浮かび上がっている。


これが博士のモード『ハルマゲドン』か。


博士はギュナイドゥンで手に入れたブルー・アルティメチウムをどこからか取り出し、それを口に入れ飲み込む。


そして慈愛に満ちた顔で…瞳で…どこまでも優しい表情で言った。


「さようなら」

もうね、超展開に作者もついていけないんですよぉ~。

この小説って先を決めて書いてるわけじゃないので、完全に行き当たりばったりでめちゃくちゃですわ。

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