61本目
更新滞って申し訳ないです!!
今週はあまり書けないかもです。
どうか…どうか見捨てないで!!
『バ、バカな…!? 貴様女王である…母であるわたしを!?』
『ハヌメフェンディ、わたしは産まれて自我を持ったときに、あなたにギュナイドゥンを守るように指令を受けた。その命を守っているに過ぎない』
『雄はこれだから…これだから嫌いなんだ!! え…さ…が……』
女王は動かなくなった。
『ハヌメフェンディ…』
マッシャッラーは女王から槍を引き抜き、その矛先を自分に向ける。
『皆さん、大変ご迷惑をおかけ致しました…。女王とわたしの命で何とかギュナイドゥンを滅ぼすのは止めていただけませんでしょうか…? 皆、あとは頼むぞ。ギュナイドゥンに栄光あれ!!』
間一髪!!
あっぶね~。
俺はマッシャッラーの自害を止めることに成功した。
「おい、マッシャッラー。自分を犠牲にしようとする覚悟は凄いと思うが、無責任だぜ。お前は生きて、このギュナイドゥンを守らないとな。死ぬことは許さない」
『サトル様…』
ガックリと床に手をつく。
「おい、お前ら。まだやるのか?」
俺はマッシャッラーの槍を手にしながら、生き残った女王候補に問いかけると、やつらは針の尻尾を引っ込めた。
『本当は戦いたいが、我らがもし死んだら女王亡き今、ギュナイドゥンは滅びてしまう。致し方あるまい』
女王候補の一匹が言う。
こいつは理性があるようだ。
それか女王の呪縛から解けたのかもしれない。
何とか一段落したようだし、俺は一番重傷であるマミムに駆け寄った。
先に博士がナノマシンを注入して介抱してたようで、マミムは何とか一命を取り止める。
マミムは手足がなく血まみれだが、穏やかな顔で寝ていた。
「なあ博士、マミムはどうだ?」
「このままだと手足は戻らない。地球にマミムのボディのストックがあるので、帰った方がいいな」
「ストックなんてあるのか。それをくっ付ければ元に戻るのか?」
「わたしの技術なら可能だ。安心しろ」
俺は大きく息をつく。
良かった。
本当に良かった。
マミムがもしあのまま女王に食われていたらと思うと、また怒りが湧いてきた。
「一刻も早く地球に帰ろう。こんなところにはもういたくない」
『皆さん、この度は本当にご迷惑をおかけしました…。今日お渡ししたブルー・アルティメチウムは本物ですし、もちろんお持ち帰りください。そんなものはお詫びにも何にもなりませんがね…。それと、今後産出したアルティメチウムの半分は無条件で地球にお渡しします。残りの半分は大変申し訳ないのですが、我々の星の経済を持続するために使わせていただきます。今、これが我々が出来る最大限のお詫びです。何卒ご容赦ください!!』
そうマッシャッラーは言って、床に這いつくばった。
虫なのでわからないが、土下座のつもりか。
怒りはあるが、マッシャッラーに言っても仕方ない。
信頼とは実績の積み重ねの結果産まれるものだ。
彼らは俺たちに大きな貸しを作ったわけだ。
誠意がどこまで本物なのか、見させてもらおう。
「マッシャッラーたちは女王候補たちと、今後どのように国を運営していくのが最高の解なのか話し合うべきだな。そして、話し合った結果を必ず報告してくれよ。それも含めて俺たちに対する詫びということにしてくれ。ギュナイドゥンはアルティメチウムがあるので、今後の魔王たちとの戦いの重要な拠点のにとつでもある。俺たちは帰ったら第二世代を数人ギュナイドゥンの護衛として駐留させる。次にお前たちが誠意のない行動を取ったときは、その第二世代たちの手によりギュナイドゥンは滅ぶことになる。それによってアルティメチウムが精製出来なくなるとしてもだ。わかったな?」
『わかりました、サトル様。仰せのままにさせていただきます』
こうして俺たちは地球に帰るとこになり、ヘルメスに乗り込んだ。
マミムはいつもワープ中に入るカプセルに入れられる。
カプセルは生命維持装置の役割も果たすそうだ。
リルレと姫、あとホント死んでくれてて構わなかったし、すっかり忘れていたフェニは博士から治療を受け回復した。
俺もボロボロだったが、完全に元通りだ。
博士のナノマシンはホント凄いわ。
「今回もサトルに助けられたな。我々が不甲斐なく本当にすまなかった」
博士が俺に頭を下げる。
「サトル…マミムを救ってくれてありがとうございます。感謝しますわ」
リルレが珍しくゴミ扱いせずに素直に礼を言った。
あなたそういう常識的なことも出来るのねー。
『サトル様、助けていただきありがとうございました! わたしは感動しました!! 今回のご活躍、やはりあなたはこの宇宙を救う救世主ですね!! 』
姫が俺の手を取ってお礼を言う。
あー、姫の笑顔超可愛い。
『俺は別に礼は言わねーぞ。ひとりでも助かってた自信があるからな。余計なことしやがって。バーカバーカ』
ねえ、焼き鳥にしていいですか?
「…まあとにかくみんな無事で良かったわ。さて、今日はもう遅いし寝るわ。お休み~」
俺は自室に引き上げ、シャワーを浴びると少し瞑想してからベッドに潜り込んだ。
マミムのこととか色々考えごとをしていたのだが、いつの間にか寝てしまった。
「…トル。サトル! 寝てしまったのか? サトル!」
誰かが俺を呼ぶ声がする。
「ん…誰だ?」
暗がりの中、よく見ると博士が俺のベッドの上に上がり込んでいた。
「は、博士! ど、どどど、どうした!?」
博士の爆乳が目の前にある。
リルレといい博士といい、何でこんなに乳がデカいのだろう…?
「こ、今回はぼくちんはとっても頑張ったから、ママがご褒美あげにきまちたよー」
「へ? ご、ご褒美!?」
「そう、ご褒美でちゅよー」
爆乳がブルンと揺れる。
これは…これはもしかして!!
おっぱいを好きにしていいということか!?
このけしからんおっぱいを、揉んで揉んで揉みしだいて、吸いまくっていいってことですかぁーーー!!?
「どちたの、ぼくちん? 遠慮しないでいいんでちゅよー」
「は、はあぁ!! お、おっぱい!! ぼくちんママのおっぱいほちいのぉ~~~」
「はいはい。ママのおっぱいたくさん吸いまちょうね~」
やった!
ついに!!
ついにおっぱいを…この爆乳を好きに出来るときが来たのだ!!
あ、いや待てよ。
俺と博士は前世親子だったんだよな?
いくら転生したとはいえ、こういうの良くないんじゃ…?
「ほらほら、どうちたのかな、ぼくちん? ママのおっぱいでちゅよー」
オッケー!!!
ミラクルオッケー!!
前世だとか親子だとかどうでもいいわ!
とにかく今はリビドーの赴くままに、このファッキンおっぱいをメッタメタのギッタギタのグッチャグチャにしてやるぜぇ!!
俺はおっぱいに手を伸ばし、口を開け舌を出した。
あと1ミリ…。
「ゴミ、起きてますか?」
ノックもせずに、リルレが入ってきた。
「ほうほう、そういうことですか…。ゴミくんはこのわたしというおっぱいがありながら、博士に手を出したと」
「ちょ、違うんだよ! これは…えーと、そう! 治療!! イエス! 治療なんだよ!!」
慌ててめちゃくちゃなことを口走る俺。
「そういうことだ、リルレ。お前は自分の部屋で寝ていろ」
博士が剣呑な雰囲気でそう言った。
「はい? わたしがどこにいようと勝手だ。わたしはおっぱいでゴミ掃除に来ただけ。さて博士、治療とやらを続けてもらおうか。しかし、どう見ても治療と判断出来ない場合は実力を行使させてもらうぞ」
「面白いことを言うな、リルレ。だいたいおっぱいでゴミ掃除なんておかしいぞ。わたしはおっぱいで治療する。これは全くおかしくない。科学的なエビデンスに基づいた治療だ」
博士がベッドから降りてリルレと対峙する。
ちくしょー。
あとちょっとでおっぱいだったのに!!
「お、おい、お前ら! ちょ、やめろって」
「では、おっぱいでゴミ掃除とおっぱいで治療。どちらが正しいか勝負といこうではないか。無論、わたしのおっぱいでゴミ掃除が正しいが」
「ふっ、とうとう頭がおかしくなったかリルレよ。どう考えてもおっぱいで治療が正しい。正解だ。おっぱいでゴミ掃除など非効率。不正解!」
にらみ合う両者。
ふたりが喧嘩だなんて珍しいな。
だが、いくら通常モードだからって第一世代の喧嘩に巻き込まれたら無事では済まない。
「お、俺はおっぱいで治療もおっぱいでゴミ掃除も両方正しいと思うぜ!! おっぱいに不正解なんかない。みんな正しくて、みんなおっぱいだ」
すると、博士が俺のハゲ頭を鷲掴みして俺を持ち上げた。
「いで! いでででで!!」
「ぼくちん、両方正しいなんてことはないんでちゅよー。ママのおっぱいが正しい。そうよね?」
頭蓋骨割れちゃう~~~。
「は、離して! わかった! 博士のおっぱいがせいか…うぎゃぁーーーッ!!」
リルレが俺の足首を持って左右に広げた。
股関節から聞いたことのないような嫌な音が鳴る。
「股が!! 股が裂けるぅーーーッ!!」
「ゴミ。わたしのおっぱいが正しい。そうですよね?」
「リ、リルレのおっぱいがただ…おぶぉッ!!!」
博士が俺を力ずくて引き剥がし、壁に投げつけた。
全身の…全身の骨が…。
「ぼくちんにはママの教育が必要みたいだな」
また頭を鷲掴みにし、壁に投げるが空中でリルレに蹴られて天井に激突する。
「ほぶぎゃッ!!」
何で…何でこんな目に…!?
「お願い…もう……もうもう…もう止めてください…」
涙ながらにお願いしたが虚しく今度はリルレに投げられ博士に蹴られ、また天井に激突。
俺はボロ雑巾と化し、意識が切れた。
サトル君モッテモテですね。
死ね!!!




