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54本目

更新出来ずにすみませんでした~!!

そして、今回はめちゃくちゃ大ピンチです。

作者もどうやって解決するのかわかりません…。

「あのさ、もう地球に帰らない? 第一世代(ドミニオンズ)も全員解放したし」


俺は博士に提案した。


「少しあの星に寄って行かなくてもいいのか?」


全然いいよ。


虫だらけだし、人のアレを潰そうとする狂人もいるし、とっとと帰りたい。


帰って料理作って食べながら、ゆっくり酒飲みたい。


と、そのとき慌ただしく、マッシャッラーが戻ってきた。


「どした? オレにアレを捧げたくなったのか? うんうん、わかるわかる」


通常モードに戻ったノハが言う。


いやいや、そんなわけねえだろ。


『皆さん、緊急事態です。ドミニオンズの力を貸していただけないでしょうか!?』


「どうした?」


『ギュナイドゥンに巨大隕石が多数接近しております。30分ほど前に突然現れたらしいのですが、あと4時間後には衝突してギュナイドゥンの地表が壊滅状態になってしまいます!!』


「隕石の数は?」


『直径20kmほどの隕石が15個です。 ひとつだけでも地表の生物が全滅する可能性があります!! しかも隕石はひとつの方向からではなく、四方八方から接近しております』


「直径20kmが15個だと!?」


博士がこんなに動揺するなんて珍しいな。


俺はいまいちピンと来ない。


そんなヤバいのか?


「大昔、地球で恐竜を滅ぼした隕石がだいたい10~15kmの大きさだったと言われている。ひとつでも落ちたら大惨事だ。それが15も…。自然にはあり得ない現象だ。間違いない! 魔王の仕業だろう」


「でも、何でギュナイドゥンを? 俺たちを狙ってのことか?」


「ペッボレゲセでホワイトホールエンジンの技術を盗まれるのを防いだろ? そこで、ホワイトホールエンジンの制御に使われるアルティメチウムを手に入れられないようにするという魂胆なのだろう。確実な手で」


「それで惑星ごと破壊するなんて!! …なあ、隕石を事前に破壊することは出来ないのか?」


「可能だが、今からだと隕石同士の距離が離れ過ぎて、ヘルメスで破壊して回っても全ては無理だろう。接近したときに攻撃しても、ロスが必ず出る。我々単体でも破壊出来るが、稼働限界があるのと、どうやって別々に隕石に接近するのかという問題がある。仮に出来たとしても、ひとりひとつの隕石が限界で、わたしとリルレ、ノハで3つしか破壊出来ない。リルレは荷電粒子砲があるから、地表からタイミングよく撃てばふたつくらいはいけるかもしれないが…。それに、わたしはどのみちヘルメスを操縦しなければならない」


「ギュナイドゥンには、ヘルメスみたいな戦艦はないんですか?」


俺はマッシャッラーに訊いた。


『小型の宇宙船ならいくつもありますが、武器は搭載されてません』


「この衛星は、一応武器があるんだよな?」


『レーザーとミサイルがありますが、隕石を破壊出来るほどのものではありません』


「ここで議論していても仕方がない。わたしはヘルメスに乗る。リルレとノハは、ひとつの宇宙船にサトルと乗ってくれ。ノハは先ほどパンドラロックを解除したばかりだが、解放出来るようになり次第、モード『ハルマゲドン』となって、そのときまだ破壊しきれてない隕石に向かってくれ」


「なあ、破壊する隕石の優先順位を決めておいた方がいいんじゃないか? 最悪落ちても、被害が少しでも少ないところは後回しにするとか」


「なるほど」


「へー、アレしか価値ないと思ったら、結構頭いいんだ」


ノハが誉めてくれた。


いやー、一応国立大出てるしー。


「一旦全員ヘルメスのブリッジへ行こう。そこで立体映像を見ながら作戦を練ろう」


急いでみんなでヘルメスに乗り込むと、博士が中央テーブルの上に惑星ギュナイドゥンと接近している隕石を映し出す。


『これとこれは海に落ちるので、後回しでいいでしょう。それと、これはギュナイドゥン人が住んでない地域なので後回しで。人口の多い地域から、わたしが番号をふります』


マッシャッラーがテーブルのコンソールをいじる。


虫が機械をいじるなんて、シュール。


番号が隕石に割り振られる。


バラバラだ。


「取りあえず、一番人口の多いところから破壊して、近い隕石から順に破壊していくしかないな。リルレたちは2番目に人口の多いところから初めてくれ。ちょうど星の反対側からだ。リルレの荷電粒子砲なら、この隕石とこの隕石を一直線上に同時に破壊可能だろう。次にこの隕石を破壊して、稼働限界だと思う。次にこの隕石を追跡して、稼働時間になったらノハが破壊してくれ。少なくともそれで4つの隕石は破壊出来る。わたしは残りを全て破壊することに専念する」


「「「了解!!」」」


ヘルメスには博士と姫、ついでにフェニが乗り込み、マッシャッラーが用意したギュナイドゥンの宇宙船には俺、リルレ、ノハ、マミムが乗り込んだ。


こういうとき、俺の血が必要ないコサさんや第二世代(ヴァーチューズ)の誰かがいたら良かったんだけどな。


まあ、今ある駒で勝負するしかない!!


こうして隕石破壊作戦は開始された。

いつもハゲルマドンを読んでくださり、ありがとうございます!!

もし面白かったら、感想とかポイントとかいただけると励みになります!

よろしくお願い申し上げます!!

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