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勇者召喚に巻き込まれた後、いきなり死んだ  作者: アキラメル
第二章 動乱のリフィックス
34/52

闘技大会、一日目③ お、オレの偽物だっと!?


 こうして、予選をクリアしたオレは、負け犬たちの逃げ場に戻って、部屋で久しぶりの昼寝を存分に楽しんでいました。

 ……なんて、幸せそうなことがあればよかったのにな。

 説明しよ、予選の第二ラウンドの勝利を手に入れたオレは帰ろうと思ったけど、各入り口からいきなり全身鎧を纏ってるやつがたくさん現れた。

 しかもそれぞれ武器を構えて、オレを警戒しつつ、円陣で囲んでいる。

 こいつらって運営側のセキュリティだろう?どうして運営側に警戒されてるの、オレはまだなにもしていないぞ!?


 「手を上げろ!」

 「魔粒子を集まるなぁ!もしそうしたら、すぐ攻撃するから!」

 「ゆっくりとこちに歩いてこい!」

 『運営からのお知らせです、エントリーナンバー600、ペガサス選手がイカサマを使って、闘技大会のルールを破りました。故に、彼の勝利を取り消しにします、同時にペガサス選手を逮捕します。』


 イカサマ?ルール違反?だからオレを逮捕するって……?

 冗談じゃねえ!!オレは本当の意味でルールを破ることはまだなにひとつもしてないんだ!これからやるかもしれないけどね!


 「ふざけるなアアァアア――!!そんな判決、納得できるかああぁぁ――ッ!!」


 あんまりにも不条理すぎて、腹がすっげー立っているオレは、白馬のお面をそッと取り外して、セキュリティの一人に向けてパッと投げ出した。

 もう一度言う、いや、何度でも言うぞ!オレは犯則なんかしてねんだコラァアアア――ッ!!

 人に顔を覚えたくないから、お面を外した瞬間、左半分の顔あたりの水気を冷気で凍てついて氷の仮面として顔を隠して、そのあと白い前髪を指の隙間で持ち上げて、さらに氷で髪型を固定させる。

 どうだ!これでだれにも正体をバレずに済む、一部の変態を除いて。


 「おい司会、悪いが、そのマイクをちょっと借りるぞ!」


 近くにいる司会が持ってるマイクを、無理やりに奪い取ったあと、怒鳴りの準備をするために深く息を吸い込む。


 『おい運営側!オレはなにでイカサマをして、規則を破ったのが、はっきり言えよコラァ!理由が分からないまま退場させるのは、オレにとっても、観客にとっても、受け入れるはずがねえ!もしちゃんと説明できないなら、お前らのほうこそがイカサマをしてるんだ!!』


 どう見っても、これは明らかに運営の不正による試合結果への操作じゃないか!?いるよね、どの世界にも、大量な金を得るためにそういう裏の賭博に参加したやつって。

 本音:金が欲しいからオレにも参加させろよコラァ!!

 それと、ちょっとくどいけど、大事なことだからオレは言うぜ!

 オレはイカサマでルールを破ったことなんか一度もやってねえんだ!イカサマをしたのは否定しないけどね。

 ん?イカサマをしたのはルール違反とも同じだろうって?

 いやいや、イカサマを使うのは悪いけど、バレなきゃ大丈夫ですよ。

 それに、イカサマったとしても、規則さえ破ってないなら、犯則として認められないでしょう?

 よく言うじゃん、カンニングはバレた時こそがカンニングだって。今、オレがやってることが同じもんだよ。

 しかも、闘技大会に来る前に、規則を全ッ部、脳内のハードディスクにインプットしたんだ。なので、姑息な手を使っても犯則になれないほど、ルールを読み込んでいたっす。


 それに、イカサマって、一体どのことを話しているんでしょう?

 毒(下剤)入り?真犯人はオレじゃないぞ、しかも現場にオレの指紋など証拠が残ってないし。

 トイレットペーパー消失事件?あれはちゃんとトイレのどこかにあるよ、ただ上手く隠しただけ。

 爆弾の設置?事前にルールを確かめて、犯則にならないからついやっちゃった♪

 グレーゾーンって実に素晴らしいですね☆


 だから、運営が言ったイカサマってどっちだろう?まぁ、どっちもイカサマでできたルール違反として成立してないけど。

 結論、オレを退場させる理由なんかひとつもねえんだ!!


 『分かりました。ペガサス選手は戦いが正式に始まる前に、リングで殺傷性を持つ罠を設置いたしました。それは他の選手に対しての不公平です。』

 『あのさぁ、お前らって本当に自分が書いた規則を全部読んだことがあるのか!?その飾りと違いない両目で八条目のルールをよく見ろう!』


 戦闘は出場可能な選手たちが全員リングの上に立っていた時点で、すでに始まっていました。それが、ルールの中に潜んでいるグレーゾーンのひとつです。

 オレが爆弾や指向性地雷を設置する時、それは最後の一人としてリングに上げた後だ。しかも、起爆するのはちゃんと司会がレディーゴーを言い出した一秒後。故に、もしオレがまじでルールを守るつもりなら、レディーゴーを言う前に、全員をぶっ飛ばしたんだぜ?

 もしルール違いって言い訳をするつもりなら、止めておくよ。それじゃ、完全に運営のお偉いさんたちの責任になるだけ、まさに汚い自爆!

 おい!長い!時間かかりすぎるだろうか!?あくびが出ちゃうじゃないか!


 「申しわけありません、私の名はウィズともうします。運営を代表して、ペガサス選手にお詫びに来ました。」


 文句を言った直後、黒いシャツとズボンと白いベストを着て、星なく夜空のような黒き髪をまとめて腰まで垂らした。身長は多分オレと同じけど、無駄な脂肪がない完璧と言っても良い身体。

 それにしても、瞳の色だけ、深い赤色。人体から湧き出したばかりの血液より赤いんだ。

 なぜか、この人の雰囲気がセッカに似てるだな。ツンを外したセッちゃんみたいに。

 疑問だ、こいつは男?それとも女?どっちッ!?


 「数分前、運営が決めた退場処分は取り消しになりました。故に、ペガサス選手は続きに闘技大会を参加することができます。おめでとうございます♪じゃあ、それでは――」


 え?待って!?それで終わるの!?

 言い争いがあるだと、ちょっぴりだけ期待しているのに!


 「あっ、個人的に良い忘れたことがひとつあります、暴走しちゃダメですよ。」

 「え?どういう意味ーってまたか!?」


 詳しことを聞きたいと振り向いた瞬間、ウィズと言う運営の代表がすでに消えた。キャスニーエというラベンダー色の少女の時と同じように。

 でいうか、お詫びはこれで!?お金という誠意が足りんわコラァ!!

 まったく……ただの茶番じゃないか!?



 やることないな……

 運営のお偉いさんたちと争って、何人かを殺っちゃったあと、みんなに嫌われた賞金首になって、他の所へ逃げるしかない!みたいな展開に憧れているのに……

 残念だね、あれのほうがよっぽど主人公らしい異世界チート生活だね。

 しょうがない、ひとりのお客さんとして、ポップコーンを食べながらゆるっと今日を過ごそう。


 三十分後……

 つまんない……ただ観客席で座って見るのが本当に超つまねえな……

 でいうか、闘技大会の見所が完全に分からんのじゃ!どうして古代ローマ人たちがコロシアムで、殺し合いというショーを見るのが大好き、その原因が理解できん!

 どっちかっていうと、殺し合いに参加する側より、人を脅して参加させる側ですよオレは。

 もちろん、ただ見るのもキライっす。


 ポップコーンが見つけないけど、代わりに銀貨一枚で買ってきたのは、塩とレモン汁で味付けした、肉汁たっぷりななにかの揚げ物と、ベースは炭酸水に似たような飲み物で、レモンとハチミツとバシルとマーマレードを入れて、青春のように甘酸っぱくて涼しい薄緑色のオリジナルドリンクも、それそれ食べ切るんので。

 もう少し……買おうかな?実に美味しいね♪


 「ね、先ほど、休憩室近くでとんでもない美人さんを見たよ!」

 「マジで!?どんなの、もっと詳しく教えて!!」

 「金髪ストレートで、とっても綺麗な碧眼で、フリル付きの白いグローブとドレスを着ている、すっげーべっぴんさんだぜ!」

 「キラキラ輝いてるお姫様タイプか……それで、ナンパはしないの?あんたにしては珍しいね。」

 「いや、しないじゃなくて、できないんだ……あの娘の周りに怖い人がたくさん居たんだ!騎士のかっこうをしてる無表情なやつが数人居て、しかもなぜか噂のフラグティオスの勇者もあの場にいるよ!」

 「うわ……あんたがナンパしてなくて本当によかった……じゃないと、今のところ、ヌメロウォルの海に沈まれちゃったわ。」

 「まさか、あの娘って、貴族のお嬢様より偉いやつっすか!?」


 盗み聴きは良くないっすけど、喋ってるヤツの声がでかいから、盗み聴きにはカウントされないよね。

 貴族より偉い奴って、王族しかないよね確かっ……

 これはまた面倒なことになったわね、まさかフラグティオスの王族が一足先に勇者と接触したとは、計算違いだ!

 そうでもないか、勇者はフラグティオス出身だから、コンタクトチャンスが先に取られても可怪しくないしね。

 ところで、あの勇者って、この世界で生まれた人?それとも、オレと同じ別の世界から誘拐されてきたヤツなの?

 とにかく一般選手みたいに話を掛けに行って、金になれそうな情報を集める案はダメになったわ。

 知らない人と話すのもけっこう嫌だし、やっぱりもう暫く勇者のことをスルーしよぜ。


 「ん?あんたが言った話を聞くと、お前ってフラグティオスの勇者を見たよね!?」


 うん!もうちょっとここで盗み聴きを続けましょうか、意外に使えそうな情報が有るみたいだし。

 さぁッ!全部吐き出して!あんたが知っている勇者の外見に関することを!


 「いやぁ……それがね、すっげー距離があって、フラグティオスの勇者の顔が全然見えないんだ~でも髪の色は黒で間違いないっす!」


 この役立たずめッ!!さっさとブスに抱かれて死ねば良い!!

 黒髪=異世界人って仮説が、先ほどウィズという運営の代表に会ったあと、光速で論破されましたわ。

 なので、黒髪で勇者の出身地を判断することがまったくできませんのじゃ。


 もうモブAさんとモブBの会話を盗み聴きをつづく必要がないみたいね、そろそろ場所を変えよか。

 観客席の出口に向けて、ちょっと下に歩いたら、不安そうに左右を繰り返してウロウロ見ってる、ミント色を基調としたワンピースを着ていて、小柄で銀髪のツインテっ娘が、出口の近くに立っている。

 まるで誰かに助けを求めたいのようだけど、コミュ障のせいで人に声をかけるのを怯えて、逆になにもできない状況にハマってる。オレからそんな風に見えた。

 どうしよ、こっちも軽度なコミュ障があるから、出来る限り知らない人と接触したくないですけど……

 オレは良い奴でも正義の味方でもないし、無視しちゃおう。


 オレはあんたを助けるつもりがないぞ、助ける気がないからこっちをちょろちょろ見ってくるな!!

 止めて!そんなピュアでキラキラしてる目でこちを見ないで!!

 距離を縮めるな!ドス黒いオレの心が溶かされちゃう!!


 「あの……なにか、あなたはなにか困っているのでしょうか?良ければ、教えてください。」


 降参です、お手上げです。

 敵わないよ、あんな純粋な目線にずっと見つめられたら、自分がやった色んな悪いことを1つずつ反省するそうだ……でいうか、オレまで真っ白になっちゃう!

 気になるお方があるかもしれないけど、今オレは氷製のお面を外した素顔だぜ。だから変質者と間違わないでよ?


 「お兄ちゃんが……トイレに行ったお兄ちゃんが、帰ってこないんですよ……ねぇ、一緒に探してくれない?お願い~」

 「一緒に探してあげるから、涙目で見上げるのはもうやめて!」


 女の子の涙に弱いだけではなく、年下の子にも弱いんだよオレは……

 まだまだ甘いだな、オレって、二重の意味で。



 「じゃ、手伝う前に、まずは名前を教えてくれ、オレ……じゃなくて、僕はディケイ。お兄さんとあんたの名前は?」

 「ヴェルの名前はヴェルエ、お兄ちゃんはリウスです。」

 「で、ヴェルちゃんっていいかな?お兄さんは何が遭ったの?」

 「お兄ちゃんはヴェルを喜ばせるために、闘技大会に参加しました。」


 あれ?どっかで聞き覚えが有るようなセリフだけど、一体どこだろう?


 「そして、運営が提供した朝ご飯を食べたあと、お腹が痛くなって、ちょっとトイレへ……と一言を残したら、帰ってこなかったですよ……ヴェルはすごく心配してるです、だから探してください、ディケイさん!!」


 やべぇ……完全にオレのせいだわ……

 多分、あなたのお兄ちゃんって、今頃トイレの中で苦しくビッグバンしてるんでしょう?

 人探しが再び迫ってくるのも、ある意味オレの自業自得かも……何れにしろ、責任をもって彼女のお兄さんを探そう。謝るかどうかは、あとで決めよ。


 「けれど困っちゃうな……どこのトイレにいるの?」

 「ヴェルはお兄ちゃんの居場所を知っていますよ、すぐそこだから!」


 ……え!?最初から分かってるなら、自分で行けばいいじゃん!?なぜわざわざオレに声をかけるのを待って、助けを求むの!?なにかを企んでいるかこの娘は!?

 まさかあの白いものが大好きな変態お嬢様から出した誘拐犯か!そこまでオレの髪をクンクンしたいのかこの変態が!!


 「えっと……一応聞くけど、どうやって知っていますか?お兄さんの居場所を……」

 「糸です。ヴェルとお兄ちゃんは紫色の糸に結ばれていますよ。なので、その糸について行くと、お兄ちゃんに会えるんよ。」


 やばい、こわい!この娘やばい匂いがプンプンしてるぜ……

 でいうか糸って、なんも見えないですけど!?ふざけているのかこの娘……え?冗談と言って!頼むから早く言って!まじであるんだよ、ちょっぴり光を輝いてる紫色の糸って本当に実在してんだ!

 よりによって左手の小指に付けてるなんで……まさかお兄さんの方は右手の小指に付けられてるのか!?

 普通の糸はともかく……まぁそれもこわいけどさぁ、魔粒子で出来た糸はさらに怖いよ!もし相手は魔粒子が見えないただのノーマルだったら、もうはやストーキング行為の加害者と被害者にしか見えないな。


 「ついて来て、ディケイさん。お兄ちゃんの所へ案内してあげますよ。」


 ダメだ、オレにはものすごく病んでいるブラコンっ娘しか見えん……

 最初からオレは必要ないじゃん!!自分でできるじゃん!!

 でもおかけて、少しこの娘のお兄さんに会いたくなった。

 ここは大人しく彼女について行こう、やな予感があるけど……大丈夫だよね?


 「ヴェル―!どこにいるんだ、ヴェルーっ!」


 はい、人探し(最初から成立してない)終了――ッ!!

 闘技場の内部に入って、二分も経っていないのに、ブラコン妹の名前を呼んでいる少年の声が聞こえた。

 糸に付いて行くほど、声が徐々に大きくなった、エコーも混ざってるけどね。

 最後の曲がり角を通ったあと、必死に誰かを探している、白黒のTシャツ一枚を着ていて、動きやすそうなズボンと靴を履いている、身長170センチの銀髪男子が見える。


 「お兄様ー!ヴェルはここにいますわよ!」


 お兄様ッ!?呼び方が変わってるんですけど!?

 つうか迷子になったのはどっち!?まさか全部ブラコン妹の自作自演なの!?


 「ヴァル!もう……どこに行ったの、観客席で待ってると言ったのに……心配させないで!」

 「ごめんね、お兄様……探すつもりですが、いつの間に道を迷ってしまいました。そしたら、困っている時、親切な人に助かりました。」

 「無事で何よりだ、助けてあげた人にもお礼を言いたいが、もう行っちゃったの?」

 「いいえ、ヴァルのすぐ後ろにいますわよ。ディケイさんというとっても優しいお方です。」


 いやオレは役なんか立ってねえよ、むしろなんもしてねえし、そうする必要まったくねえし。

 オレに用がないよね?帰っていいっすか?感謝するべきことひとつもしてねえよ?


 「妹が迷惑をかけて本当に申しわけありませんでした、そして妹を助けてくれてありがとうございました!」

 「大げさすぎるよ、僕って本当はなにもしてないですから。」

 「よかったら、お礼として、一緒に昼ごはんを食べませんか?えっと……お名前は?」

 「ディケイです、では遠慮無く、そのお誘いを受けますよ。」

 「じゃあ、ディケイさん、僕のことをリウスで呼んでも構わないです。」


 ただで昼ごはんを食えるなんて、まじ最高っす!

 オレは絶対に遠慮なんてしないぞ?

 あれ?オレって、妹の方に利用されてるじゃねえ?



 「本ッ当に大変ですよね、学費は払う必要がないけど、生活費は自分で稼ぐするしかないだよ……ん?ああっー!もぐもぐ、そ~れは辛いよな働くって……」

 「分かるわ!それすっごく分かることができるんよリウス!村に住んでいる時、ほとんど自給自足の生活を過ごして、唯一の心配ことはその日の晩ごはんの材料がどう集めるべきか。」

 「だけどね、町に出て、なにもかもお金だよ!持ち物を売って少しの金に変えたいが、冒険者の証というものが必要って、巫山戯るなよ!おかけて、金を稼ぐ手段として、今は冒険者のバイトをしてるんだ。」

 「まったく大変そうだね!どうやら、オレたち、気が合いそうみたいっすね、リウス。」

 「はい、あーっんして。ええ、歳も同じ17歳だし、趣味もびっくりするほど合うし、今の生活に関しても困っているし、僕たちっていい友達になれそうです、ディケイ!」


 現在、リウス兄妹とオレは、闘技場の西出口にある露店が置きたテーブルで、それぞれ買ってきた昼ごはんを楽しんでいる。

 リウスから聞いた話をまとめると、リウスがお腹を壊した原因は、朝ご飯を食べ過ぎたせいみたい。

 毒耐性を持ってる彼は運営が提供したクリームシチューを食べた瞬間、スキルが作動して、下剤の脅威から彼を守った。そして、一気におかわりを何回もして、最後は胃袋が負担できないように、腹痛になってトレイで紙なしのビッグバンを始まったらしいね。

 この不幸な事故に対して本当にご愁傷様でした。半分はオレのせいだけどね♪


 それにしても、リウスとヴェルって、本当に血の繋がりが有る兄妹なの?実はもうすぐカップルになりそうなただの幼なじみだよね?

 じゃないと目の前に現在進行中のいちゃすぎる行為が説明できなくなるよ!?


 「じゃ、リウスは闘技大会を参加したの?」

 「そうだよ、予選はすでにクリアした。だけどある意味、魔物より厄介だな。ディケイは出場したか?」

 「出てないんだ、オレはただの観客っす。なので、妹さんと一緒にリウスの応援をするかもよ。」

 「いいですわよ、一緒にお兄さまを声援しましょう!」


 嘘ついてごめんね。でも「ディケイ」は出場してない、闘技大会に出たのは「ペガサス」だから、ある意味ウソでもありませんよ。

 オレの昼ごはんは自分で払うから、清涼ドリンクのおかわりを頼んちゃおうかな。


 『みんなさん、楽しんでいましたか?これにで、一日目の予選トーナメント、やっと最後の勝者を決まりました!!』


 うん、どうやら闘技大会の一日目は終わったらしい、まじで帰っていいっすよね?

 ライガードはちゃんと予選トーナメントをクリアしたのかな?もし予選落ちたら、思う存分やつを嘲笑しようか。


 『ここで、予選トーナメントをクリアした選手たちの名前を紹介しましょう!まずはエントリーナンバー4、神速の勇者選手です!続いてエントリーナンバー600、馬面の変人ペガサス選手です!さらに、エントリーナンバー……』


 おい!馬面の変人って、すっげー悪意を込めた紹介だねコラァ!!

 そのあと、前回の優勝者……名前はなんだっけ?リウス、ライガード、とモブキャラ24人の名前を、司会がひとつずつ言い出した。

 確か合計30人だったよね、残りのひとりはだれでしょう?


 『――最後のひとりは、勇者選手より早い、たっだ八秒で勝利を手に入れた、水色の浴衣を着ている、白髮のツカサ選手です!』


 「ブブブウウウゥゥウウゥゥぅウウウウゥゥ――ッ!!ゲホッゲホッ、ゲブゥッ!」

 「ちょっと!汚いですよ、ディケイ!いきなり水を吹かないで!」

 「大丈夫ですか、ディケイさん?何が遭ったの?」

 「ゲホッゲホッ、だい……大丈夫、水が喉に詰まっただけ。」


 ツっ、ツカサだっと……!?最後の選手の名前はツカサですって!?

 パクリモノだあああぁぁああアアァ――!!あそこに立っているのはオレの名前を使ったパクリものだ!

 生中継で映った映像から見ると、オレの名前を名乗ってるヤツは、髪型や色はオレとそっくりな真っ白とセミショートで、オレが泥棒猫に盗まれた雪結晶の柄がついてる水色の浴衣を着ていて、白い靴下と草履を履いている。

 完全にオレがフロティストの村に居た頃の格好じゃないかい!!


 『おっと、ツカサ選手が一言を言いたいらしいですね。では、マイクを受けて、どうぞ!』

 『闘技大会の優勝を手に入れるのは、このオレだにゃああぁあ――ッ!!』


 語尾でにゃをつけるんじゃねえ!風評被害だけはやめてくれ――!!

エッセイ、エッセイ、エッセイ、えっしぇい、えっせいぇ、えっせい!!

死にたい、エッセイ書きたくない!!!!


ツカサ(偽物)が登場しました、新キャラのリウス兄妹もまだまだ出番がありますわよ!

リフィックス編はまだまだ長いですから。


次回更新、未定です。

英語のエッセイに殺されちゃうですから……


(個人の恨み:なんでイベントの星5礼装が落ちないの!?もうファラオ殺りたくないだよ!!)

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