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勇者召喚に巻き込まれた後、いきなり死んだ  作者: アキラメル
第一章 甦りのフロティスト
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最後の夜と旅立ち


 夢を見た。

 夢の中に現れた主人公はオレじゃなくて、黒い少年とメイドらしき少女だった。

 そして、彼らの周りには、色んな人が居ました。


 例えば、氷色の和服を着ている、少年の右側を掴む、フロティストみたいな白い短髪を持つ明るい少女。

 例えば、二本の角の内に一本が折られて、後ろが太い尻尾が付き、筋肉がムチムチで顔の両脇に傷跡がある、現在の状況に対してあららと嘆く、暑そうな赤いショートのおっさん。

 例えば、腕と下半身が共に鳥の姿で、後ろから黒い少年を抱きついてる、青い髪でフェザーボブ、伝説のハーピーみたいの幼女。

 例えば、地に座っている、スパナを持つ、茶色いウルフヘアーで、何処かのメカニックの格好をしている少年。

 例えば、二本の尻尾と黒いポニテールを付ける猫の女獣人と、背中に蝙蝠みたいな翼と小悪魔の尻尾を持つ、暗い紫色のロングヘアーで妙に妖艶な女が、空中でちょっぴり喧嘩している。


 他にも色んな人と魔人族(ディスヒュマ)が黒い少年の周りに楽しく笑っている。

 彼らの背景は一つの町です。

 高い建物は町の中央にある、高さが二十層ほどな時計塔しかない。それと比べて、他の建物は一番高いでも四層だけ。

 ほとんどの建物は二階建てで、スタイルはヨーロッパなスタイルで、屋根が赤い瓦で作られ、建物の壁はちょっと薄い灰色のレンガブロックで建てった。

 町に住んでいる人々たちはお互いの種族を気にせず、恨みもなく自然的に幸せそうな笑顔を掛けている。

 まるで人間と魔人族(ディスヒュマ)が共存できる、理想郷みたいな町ですね。



 目が覚めたら、見覚えがある木造りの天井を見た。

 ここって、異世界に来た後、オレがずっと使っているセッちゃんっちの客間じゃないか。

 あの時、暗闇から帰った時、一番驚いたのは、オレがセッちゃんとき、きっ、キキキキキキスした!?

 夢じゃないよね?オレの妄想じゃないよね!?

 よし、あとで死ぬ覚悟を持って、セッちゃんに確かめよう!


 その前に、手が痺れているな……普段ならユカちゃんがオレの片手を枕扱いとして隣で寝てる、だけど今回は何故か両腕ともに重さと痺れのせいで動けなくなった。しかも腹の近くにも重さを感じる。

 ま、まさかの金縛りなの!?

 良かった……頭がまだ動ける、どうやら本物の金縛りじゃないんみたい。

 左側にはユカちゃんが腕枕で寝ている。うん、寝顔ってまじ天使!

 無理やり頭を上げると、黒猫が腹の上に身体を纏って静かに寝ているのが見える。クソッ!いますぐ撫で撫でしたいけど、手が動くことができん!

 最後は頭を右に振り向くと、熟睡中のセッちゃんを見た。なんかオレをどこへ逃げないように両手で必死にオレの右腕を掴んでいる。

 え?どうしてセッちゃんがここに居るんの?

 オレをこれ以上ユカちゃんに外を持たさないため、密かに部屋に忍び込んで、オレを殺る前に急に眠くなって思わず隣で寝ちゃったみたいな感じ?

 そんなバナナ~?ありえないだね~

 あれ?よく考えると、これって人が言ってる両手に花、腹に猫という状況じゃねえ?


 手の具合がすでに悪そうに感じるけど、幸せそうな夢を見ている二人と一匹を起こしたくないから、二度寝しよっか……

 こちもなんだか、体力がまだ完全回復してないみたいし……

 それでは、おやすみなさい……



 今日、二度目のおはようございます。

 ところで、誰かがオレに今の状況を説明できるかな?

 なぜ、オレがキリスト教の聖人さんの最後の死に様みたい、身体が十字型になって、淡い紫色を光る氷の中に閉じこまれたの。

 えッ!?なにがあったの?むしろ、オレがこのまま磔刑を受けるの!?

 でいうか、よく見ると、ここっていつも寝ている客間じゃなくて、女王の部屋じゃないか?

 まさか、オレ、二度寝している最中、女王に拐われたのかい!?

 はッ!なッ!せッ!放せ!いますぐオレを氷の中から出してください!!


 「ちょっと動かないでください、ツカサくん。それじゃ身体の検査ができませんよ……」


 身体検査?オレの身体に何か異変でもあったか?

 頭が痒いな、誰か居るんの?ぴょんぴょん跳ぶことを早くやめて!


 『おはようツーちゃん~やっと起きたか?』


 おい、スゥ!早く特等席から降りろ!前も言ったが、そこは猫の指定席だろ!

 あんたの席は肩か、それとも太もも、そのうちの一つだ!


 「うにゃ、にゃあにゃあ~♪」


 柔らかい物に頭が軽く叩かれた、え?猫もそこに居るの?

 お前らなんか仲良くに見えるね、ただの推測だが、あんたらってオレが寝ている間、顔や身体になんか悪ふざけしていないよね?

 あとで詳しくチェックしよ……


 「良くもまぁ~、あれから三日寝たよ。しかも時々うめき声を上げるなんて、ユカちゃんがかなり心配したぞ!」

 「ユカたちに心配しちゃっメ!ん?お姉ちゃんもお兄ちゃんのことを心配して一緒にねーーっ。」

 「こ、ここここれ以上言っちゃダメだよ、ユカちゃん!じゃないと晩ごはん抜くわよ!」

 「逆に続きが気になるじゃん!」


 ユカちゃんが一体なにを言いたいの?身体検査が終わったらこっそりとユカちゃんに聞こう。

 ん?ちょ、ちょっと!先とんでもない話を聞いたよ!?

 三日!?オレ、炎蓮騎士団ヴァーミリオン・ナイツと戦った日から数え、合計三日も寝たの!?

 身体が絶対に臭ってる……

 もう……つまんないな~あとどれくらい続くの?

 雪女(フロティスト)になったから寒さを感じないけど、身体がガチガチになるぞ……


 「レイカさん、一つ質問してもいいですか?」

 「……ん?構いませんよ?何を聞きたいですの?」

 「この世界って、人間と魔人族(ディスヒュマ)が共に生活できる町、ありますか?もし本当に有るなら、何処に居るって知っていますか?」

 「ありますよ、自由都市リフィックスという、大陸の中央に居るよ。それにしても、ツカサくんは何処からこの場所を知ったの?」

 「えっとね……夢の中かな?」


 嘘してない、むしろ本当のことだ。

 どうやらその町に行くと、黒い少年と真っ白な空間で会ったウィックを調べることができるらしいね。

 旅に出たいから、最初の目的地はそこに決めようね。


 「ふ~ん、そうですか。ツカサくん、もしリフィックスに行きたいなら、私の空間魔法で近くまで送って行こうか?」

 「本当ですか!?やった~!」


 無料で目的地にたどり着けるなんで、まじ助かったぜ。

 手を上げて万歳~と大叫びたいが、まだ氷に閉じこまれてるから、やめておこう。

 いや、良く考えると、なんか怪しい……女王は絶対何かを企んでいる……


 「代わりに、ちょっと人探しを頼んでくださいね♪あと買い物もね。」


 やっぱり……でいうか人探しをするなんて、一体だれかを探すの?

 それと買い物をするって、物騒な買い物じゃないよね?うちの世界では違法な白い粉みたいとか?

 色んなやばい想像をしながら、オレを拘束している淡い紫色の光を輝く氷が光の粒子とかして消えた。そしてオレの身体も自由に動くことができるようになった。

 なんか前より軽くなってないか?気のせいかしら……

 両手にはまだ痺れが残っているが、別になんの影響もないから、放っておいた。


 「はい~検査が終わりましたよ。何処か変な所でもありますか?」

 「ん……正直、ないですね。」

 「なら良かったわね。あとは、ツカサくんをセッカちゃんに返しますね♪それと、旅に出る準備ができたら、私に話しに来てね♪」

 「分かった、本当に色々ありがとうございました!」

 「いいえいいえ、私こそ、いいものを見せたよ♪若さでいいよね~」


 え?どういう意味?

 セッちゃん顔が真っ赤だぞ、どうしたの?

 やめて!こっちに氷柱を向かないでぇーー!

 やああぁぁぁああーー!!オレはまだなにも言ってないのにいいぃぃぃいーー!!



 同じ夜、フロティストの村にある銭湯に行って一風呂した後、珍しくセッちゃんがオレを雪原へ呼び出す。話しかけてきた時、すっげー怖い顔を掛けているけど、意外に嫌な予感がない。

 ……決闘じゃないよね?ユカちゃんを争うための決闘じゃないよね?

 とりあえず、雪原に行ってみよ~。

 空間魔法、発動――ッ!!

 …………あれ?何も出ていない。

 じゃあ、氷魔法ならどうじゃ!行け、アイシクルブラスター!

 …………おい、またか!?

 魔粒子がただ一つの塊となって、形を変えることが全くできない。

 こうなったら、篭手を装着するのはどうかな?魔装限化、装備ッ!

 …………あっさりと纏ったね、前回みたいにぴかっと光って、手縄が篭手の姿に変えた。


 結論、何かの原因によって、今のオレは魔粒子を操ることができるけど、それ以上の行動はなぜかできなくなるみたい。

 原因を調べたいが、セッちゃんとの約束の方が大事だ。

 なので、全力で雪原に向けて走りだす!


 七分経過。

 感想、疲れた、しんどい、もう二度とやらん、いますぐ雪の上に倒れたい……

 リフィックスに行ったら、体力も鍛えないとダメだな……

 とりあえず、約束の時間が過ぎる前に、雪原に到着した。

 その代わりに、足がぶるぶる震えている、生まれたばかりの鹿ちゃんみたい……けど、意地を張っても立ってみせる、セッちゃんに格好いい一面を見せなきゃ。

 おおぉ、岩の上に座っているじゃん?実に良い雰囲気だね~一片の雲もなき満月の夜と、月光を浴びて輝いている雪原って。

 でいうか周りに居るウサギたちマジ邪魔!大きさから見ると、フローとロティとティスだな、早くあっち行けよ!!しッ!しッ!


 「ハァ……ハァハァ……ハァハァハァ……お、おまたせハァ……遅れてすんハァせん……」


 オレハァハァし過ぎ!まるで何処かで幼女たちを狙っている変態じゃないか!


 「…………フロー、ロティ、ティス、あのハァハァしてるド変態を捕まってください、本当に気持ち悪いですから。」

 『『『面白そうから、分かった~♪』』』


 三匹のウサギがスライディングモードに変えてこちに向く、マジでやるつもりじゃないよね……?

 今のオレは魔法を使うことができない、なので、お前らの全力を防御する手段はゼロです。

 こっちに来るんなあああぁぁああぁぁあーーッ!!

 つい先走ったばかりのオレが、ウサギたちのスライディングの速度に敵うわけがないので、簡単に雪原に押し倒した。


 なぜお前らはオレを拘束しなきゃいけないんだ!?やめろ――ッ!オレは変態じゃありません!

 ただ走り過ぎて、身体に酸素が足りなくなったせいで、自然的にハァハァするだけ!

 と、セッちゃんが岩の上から下りて、ゆっくりと歩いてきます。

 変だな……セッちゃんからラスボスらしき匂いがプンプンしてる。しかもその笑顔、いつものと比べたら妖艶すぎて、まるでいつものセッちゃんじゃない。


 「こいつを上げて。」


 ウサギたちが命令に従え、オレを拘束するまま共に立ち上がる。

 だから何でお前らがセッちゃんの言うことを大人しく従うなの!?

 そしてセッちゃんが少女漫画みたいに手でオレの顎をクイッと持ち上げ、自分の顔に近寄る。

 え、なに?こちが逆にどうしよと考え、つい頬が赤くなるじゃない!?

 でいうか、普通ならこういうシーン逆でしょう!

 近い!近い近い近い近い!!しかもなぜかいい匂い!


 「今宵の月が綺麗ですな~」

 「死んでもいいわ」


 先に用意したネタが使われたぞ!

 セッちゃんのこの言葉って、別の意味がないよね?

 遠回して愛してるとか言ってないよね?本当に例の告白じゃないよね!?

 でいうかそれは男子専用の告白手段でしょう!?

 とりあえず、あの王道の返しでセッちゃんに答えた。


 「ねぇ~ツカサ、今までごめんなさいね。常に悪い態度であなたに接するのは本意じゃありません、だって、好きな子を逆にいじめたいのは乙女じゃん~だから本当はツカサが大好きなんだよ!」


 特に何もない、本当に月の美しさを褒めるだけ。

 妙に声もエロくなってる、ツンツンしてるセッちゃんが変なスイッチでも入れたの?

 けどなるほど、もし以前もっとセッちゃんにアタックしたら、もっと早く照れさせることができるかも。


 「だからねぇ~ツカサ、あなたは私のこと、好き?それとも、嫌い?」

 「ど、どうして急にこんなずるいよ……今更もう一回言うなんて、恥ずかしくなるじゃん!」


 答えがすでにオレの心の中にあるじゃない、暗闇で何度も何度も自分の気持を確かめたじゃん。

 オレはセッちゃんのことが……


 「好きよ、大好きだよ、セッちゃんのことが。むしろ、あなたを二度と失いたくない。だから……」


 覚悟を出来て、心の中に隠したあの言葉を、真面目でセッちゃんに言い出す。


 「セッちゃん、いや、セッカさん、この出来損ないオレと、結婚してもいいんですか?」


 付き合うという最初のステップを蹴り飛ばして、一気に本塁へ突っ込んだ。

 オレのプロポーズに対して、セッちゃんが一番驚きそうな表情を出て、更に両手で口を覆う、目から涙を流し出す。

 そして、涙付きて最高な笑顔で、オレに返事する。


 「……はい、これからよろしくお願いします、ツーちゃん♪」

 「……………………え?ツーちゃんって?」


 そのアダ名を聞いて、驚きすぎて目が二つの点になっちゃったみたい。

 本人がまだ認めていないこのアダ名で、オレを呼ぶやつは二人しか居ない。

 雪の精霊であるスゥと、炎蓮騎士団ヴァーミリオン・ナイツに居るポニテっ娘であるエリス=カラーだけ。


 「ははぁ、ふははははははーーッ!やばい、ツーちゃんが真面目過ぎて、顔も面白くなったから、思わず笑えだしたよ~涙もねぇ♪」


 大笑いしたあと、セッちゃんの身体から白い光球が飛び出して、幼い声でオレのリアクションに嘲笑う。それと、なぜかセッちゃんが、操り人形から糸を抜けだしたあとのように、動きを止めた。

 まさか……最初から、全部スゥの……


 『イタズラ大成功~♪やっとツーちゃんが心の中に厳密に隠した本音を聞こえたよ~』


 やっぱり!目の前の「セッちゃん」は「ウサギ」たちと同じ、ただの氷で作り出した、動くことができる人形でした。

 よっ、よくもオレを騙したなああーー!!


 『ちゃんと映像として撮ったし、セッちゃんに見せよっと~♪』

 「やめろ――ッ!!オレの恥ずかしい本音をセッちゃんに見せるなあぁーー!!むしろその映像をさっさとこちに渡してこい!」


 でいうか何を使ってオレのプロポーズを撮ったの!?

 そんなこともどうでもいい、力尽くでも無理やりにスゥを捕まって、映像を一刻にも早く消さないと!


 『できるもんならやってみろよ~スゥは絶対に負けないよ~♪』

 「待ってろコラッーー!スゥッ!捕まえたら、ただじゃ済まねえぞーーッ!!」


 いつの間にか、オレを拘束している年上の精霊たちが居なくなった。

 こうして、オレとスゥは、白き光を輝いている雪の大地で、一晩中、追いかけっこうをしました。

 この村で泊まる最後の夜は、本当に最悪で最高な夜でした。


 もちろん、映像を取り返すことができなかった……



 必要な荷物をちゃんと片付いた、村のみんなさんに色んな物を貰ったわね……

 食べ物とか、飲水とか、雪蜘蛛(フロストスパイダー)(本物)の糸で作った着替え用の浴衣とか。ちびっ子たちにも石ころとか、奴らが魔法の練習で作り出した氷塊とか。

 女王のレイカに今日リフィックスに行きたいと声をかけたら、古いかばんと、丁寧に保存した胸と足の軽装鎧を貰いました。

 かばんの大きさは荷物を全部入れることができるくらい丁度いい。

 みんな、本当にありがとう……気持ちだけでも嬉しい。

 だからさぁ……


 みんなまとめてオレを見送るしなくてもいいんですよ?

 でいうかやめて!こういうの慣れてないから、恥ずかしいすぎて感謝の言葉さえも出ねえ……

 昨晩、スゥが邪魔しに来たのように、貴方たちもオレとセッちゃんとの間の良い雰囲気を邪魔しに来たの!?

 あれを大勢の人の前に言い出すなんで、マジ無理っす!

 だけど、敢えて言う!ここで伝わないと、一生後悔するから!


 「あのね、セッちゃん……言いたいことがあるんだ。」


 事前にセッちゃんがスゥじゃないことを確認したので、今回は大丈夫です!

 告白寸前の女子高生の気持ちなら、今痛いほど分かっています。

 あれ?どうしてセッちゃんがずっと下に見るの?それとなぜ頬も赤く染められたの?

 他の雪女(フロティスト)もニヤニヤ笑わないで!温かい目でこちを見守るのもやめて!親指も立つなぁ!


 「セッちゃん、オレと……オレと、結婚して下さいーーッ!」

 「断ります。」


 突撃したら、あっさりと爆死されて粉々になった……

 もうダメ……やり直さないだ……

 あなた達、なにその大丈夫ですよと言っているみたいな目線、オレを同情してるのか?ありがとうううぅぅぅうう……


 「もし、今あなたと結婚したら、これから一年中、私に氷の中で閉じこまれるよ?そうすると、旅に出ることができなくなるよ。」

 「え?それで……つまり……!?」

 「旅から戻る前に、これで我慢してくださいね。」


 と、セッちゃんが恥ずかしいそうで自分の左手をこちに見せると同時に、オレの左手を指で指す。

 ん?オレの中指に何かをつけている、白い指輪?ずっと気づいていなかったわ!

 そして、セッちゃんの左手の中指にも、オレがスゥに頼んで作った指輪をつけてる。


 「う、うそ……よ…よっしゃー!やっほーい!!」

 「待っているね、ツカサ♪」


 やばい……テレているセッちゃんの威力が意外に強い……

 完全にオレのハートを射抜いたわ。


 「いや~若いって素晴らしいですね~♪そろそろ行こうか、ツカサくん。」

 「あ、はい!それでは、行ってきます!また近いうちに帰るから~」

 「うにゃー!にゃぁ!」


 セッちゃんと村のみんなに手を振って、レイカ女王の後ろについて、彼女が作った魔粒子の扉の中に入ると、その時、黒猫がオレの頭の上に乗ってきた。

 一緒に行きたいと言っているのように、オレの頭を柔らかい肉球で何回も叩いた。

 仕方がないな、じゃあ一緒に行こう♪


 こうして、一人と一匹の、自由都市リフィックスへの旅が始まった。

これで、第一章の本編が終了しました。

次からは幕間三話の更新です、それも終わった後、


第二章、リフィックス編へ突入します!

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