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勇者召喚に巻き込まれた後、いきなり死んだ  作者: アキラメル
第一章 甦りのフロティスト
14/52

最終試練① vs雪蜘蛛


 この穴って、どこへ繋ぐでしょうか?だれか、教えてください~

 もう四分くらい経ったけど、未だに底が見えない……

 嫌な匂いがプンプンしてるぜ……

 ……念のため、両足の下に魔粒子を集めよう、せめてオレが安全に着地できるくらいの量を集めよ。

 下に河がオレを待ってるというクソ展開じゃないよね?

 いくらイタズラが好きな神様としても、オレの事をどれだけ嫌いとしても……下には激流の河で、河の中にバカデカくて怖い魚型モンスターが口を開けて、オレを待ち伏せしてるのは……ないよね?

 何度もオレの期待を裏切ったが、あんたのことを、信じているぜ?


 「……………………もうダメだあぁぁあ……こんな形で二度目の死を迎えたくないんだああああ――!!」


 神様を信じて期待したあと、思っきり裏切られた……

 穴の底にあるのは河なんかじゃなくて、地面に定着した上向けの鋭い氷柱地獄と、淡い紫色をキラキラ輝いてる氷で作った網みたいのものが、オレを待ってるらしいです。

 網を通したら、氷柱地獄が物理的の意味でオレにとどめを刺す。光っている氷網の上に着地したら、何かがオレを襲いくるような勘があった……

 どっちでもバッドエンドじゃん!神様のクソ野郎がああぁあああーー!!

 兎にも角にも、先ずは着地しましょう。

 氷柱の上に立つつもりはないよ、波○を鍛えてねえから。

 魔粒子たちを足下へ一点に集中して、一定な速度で拡散噴出する、最後は魔粒子の噴出から生み出した反動力を借りて網の上に着地した。

 氷の網は両脇にある岩壁を凍てつき定着している、かなり広いですねこの空間。

 アメフトのフィールドより広いかも?ちょっと試合を一回やろっか?

 ……もし氷網のフィールド上に立っている相手は、死神の鎌みたい鋭利な両本の前足と、尋常じゃない大きさと、背中と一体化した深い紫色の光が輝いてる異常なサイズの魔氷結晶を持つ、氷色の蜘蛛じゃなければ、オレは喜んで相手と試合をやる。

 オレがボスキャラみたいの蜘蛛を発見した同時に、空中で文字が現れました。

 しかもご丁寧に翻訳文字が付いてるぞ……


 『最終試練①:クモちゃんを倒せ~❤』


 結局化け物とのタイマンかいよおおぉぉおおお――!!



 ある日、氷網の上、

 でかいクモさんに、であった。

 下には氷柱だらけ、氷網の上、

 こわいクモさんに、であった。


 ……オレは何をやってんだよ、森で熊さんにあったわけじゃないし。

 目の前にいるバカでかい蜘蛛と比べたら、森の熊さんの方がよっぽど優しいぞ……

 見るだけで分かる、インチキ技を使わずに真っ向勝負で勝てる相手じゃないんだ。

 ちょっと覗いちゃおっと。


 ステータス

 ------------------------

 種族:雪蜘蛛フロストスパイダー

 レベル:67


 HP:3694/3694

 MP:689/689

 ATK:924

 DEF:201

 MATK:634

 MDEF:215

 SPD:902


 ------------------------


 攻撃を特化した、スピード型が……

 うん、勝てない!

 狡くねえ?でかい身体を持つなのに、スピード型かいよ?

 ウサギがここの王者だと思ったのに、それ以上の存在がいるのかい!?

 蜘蛛の鋭い前足から全力で逃げよう!

 あれ?なんかデジャヴを感じたけど、以前にも同じことを言ったけ?

 とりあえず、両足と両手を共に魔装限化しよ。更に背中に魔粒子の塊を配置しよ、逃げる速度を上げるためにね。

 だが逃げると言っても、アイツは足が八本持つだけじゃ足りなくて、目も八つ持ってるぞ……

 後ろを外して、ほぼ全方角を掌握したバケモノの八つの赤い目を、どうやって誤魔化すできるの?

 無理じゃん!!隠密スキルはレベル3だが、光を反射するによって姿を消すことはまだできないんだ!精々声と気配を消すことができるだけ!

 けど待って、クモはウサギたちよりレベルが高いが、ただの出来損ないデカブツという可能性もあるんじゃん?それってつまり、このクモは魔粒子操作さえ使えないポンコツってこと?

 なんだ~ある意味ウサギより弱いじゃん~♪

 オレのG○フィールドを全力展開するだけで勝てるんだ!

 楽ちん、楽ちん~♪

 どうせオレの無敵な盾を突破できる手段はないしね、魔粒子操れないだからね~

 そう決まったら、さっさとアイツを倒して経験値を貰うぜ、ヒャッハー!!


 「……………………(静かに両方の刃足を上げた)」


 はいすいません!オレの悪かった、あなたを舐めることについてほんますんませんでした!!

 まさかただのデカブツじゃなくて、魔粒子も操れるなんて、わたし聞いてない!

 その証拠として、クモの刃足は共に紫の光を輝いてる。

 うわわわわあああ……やべぇー、マジでやべーぞ……

 ところで、クモの後側にあるちっちゃい洞窟って、こっから脱出できる逃げ道かな?

 何処へ繋ぐのは分かんねえけど、いまは前に進むしかない。 

 が、その前に、クモの襲撃から生き延びろ。



 先に攻撃を仕掛けたのはクモではなく、瞬間加速を使ったオレだ。

 身体の近くにある魔粒子を集めて弾丸の形に変えたあと、全部クモの頭を狙う。

 そう、八つの目の半分さえ当たったら、見えない方角へ逃げれば良いだ!

 カードゲームの中では、先攻を取った方が有利になるだからね。

 …………おいちょっと!別にフラグなんかじゃないぞ!でかフラグ言うな!


 「アルティ○ットトリガー、クモの目にロックオン!」


 一直線に撃ちだしたら、絶対あっさりと叩き落とすので、ご丁寧に方向を変えることができる魔粒子の塊を、弾丸の後ろに付いてきた。なので、撃ちだした弾丸たちはクモの四方八方から、全ての目を狙って高速で接近する。

 だがクモは無抵抗で殺られるわけがない、故にヤツは天井に向けて口から糸を吐く、身体を天井へ上昇するにより全ての弾丸を避けった。

 チクショウ!ホーミング弾が欲しいぜ!てっそんなこと言ってる場合じゃねえぞ、上からクモが来るぞ!

 おい、ちょっと狡くねえ!アイツ天井で歩いているぞ!それ反則じゃないが審判員!!

 オレの前方数メートルに近づけていたクモが刃足を構いて、残りの足で天井を踏んてオレに向けて飛び来る。

 後ろへ跳ぶと同時に前に向けて魔粒子を噴出することで更に下がる――だと思ったか?残念!間違いました~!

 正解は前に向けて走りだした同時に魔粒子を背中に一点集中したあと噴射する、それによって走る速度も上げた。

 最初からオレの狙いはクモの後ろにある唯一の逃げ道だ!!

 勇者なら最後まで戦いを続けるが、オレは勇者じゃありませ~ん♪

 なので、もう二度と会わないぞ~バイバイ、クモちゃん~

 頭を後ろに向けて、更にクモを煽る。

 あんたのバカさのお掛けて、脱出が可能となったよ~ありが――ドンッ!


 「……………………(右の刃足を振り下ろした)」


 ちょっ……ウソだろ!?いつの間にオレの前に来たの!?

 驚きするのはあとにしよ、とりあえずあのクソ怖い刃足の攻撃から身を守るのは先だ!

 魔粒子よ、我が身を守る、絶対なる防御力を持つ盾と、鋼さえ貫く魔氷の弾丸となれ!


 「クリスタルシールド!!そしておまけに、マジック・アイスブラスター!!」


 魔氷結晶を見たお掛けて、新しい技を開発した。

 まあ、ただ魔粒子で製造した氷の弾丸の表面を、更に魔粒子を篭って魔装化しただけ。

 前方に氷の盾を展開し、クモの刃足を防いた同時に魔氷弾丸を操って再びヤツの目を狙って反撃する。

 これぞほぼゼロ距離の射撃だ!避けるものなら避けてみろ!


 「………………!!(大口で空気を吸う)」

 「ええええ!ウソッ!?驚きパートツー!!」


 クモがそのでかい口を開けてぐっと空気を吸って、近づくものをすべて胃袋に飲み込んだ。

 当然、オレが撃ちだした魔氷弾丸も一つ残らず、クモの胃袋に入った。

 もしただの飲み込むなら、オレは決して驚かない。だが、「視覚拡張LV6」を通じてオレははっきり見えたぞ。

 魔装化したはずの弾丸が、魔粒子の状態へ分解されたあとクモに食われた。

 分解もできるの!?そんなのあり!?

 ん?待って、魔粒子で作れ出したものはすべて分解され、そのあとヤツの胃袋に入るだったら……

 つまりクモは魔粒子を食えるんだ!?が流石にどんな食いしん坊でも、限界があるだろ?

 グヘヘヘへ、ニヤリ、面白いことが出来そうかも。

 十秒しかないけど、こんだけあれば充分だぜ!


 <魔粒子よ、天上に掛ける星々のような数えなくほど、魔氷の弾丸となて、敵を貫け!>

 「フロストスターダスト!」


 沢山の魔粒子がオレの横に集まって展開し、氷弾丸の形に生成して、さらに表面にもう一層の魔粒子を篭って魔装限化したあと、大量な魔氷弾丸がクモの口に向けて撃ちだした。

 さあ、オレの奢りの魔粒子だ、ちゃんと一粒残らずにテメエの胃袋に入れろ!

 もちろんクモはオレのご馳走を見逃せずに、ギリギリまで口を最大限まで開いて、飛び来る魔氷弾丸を元の状態に分解したあと胃袋へ全入りした。

 三秒後、星のように数えない大量な魔氷弾丸が、クモは本当に一粒残らずに食ったぞ……

 だがオレはこの時を待っていたぞ!

 ここで砕け散れ、しかも中から!


 「咲き誇れ、そして貫け、光り輝く魔氷の花よ!」


 クモの胃袋にいる沢山の魔粒子たちを操り、その形状を鋭い氷の結晶体の花に変えて、ついてに魔装限化したあと、内部からクモの身体を貫いた。

 魔粒子を起爆することを選んてないのは、精神に対して本当に良かったね。

 だってクモを爆殺したら、死体もバラバラにするでしょう?しかも肉と血が散らかし放題でしょう?

 正直に言って、生でそんなグロいシーンを見ると、一生脳内に残る程度なトラウマになっちゃうぞ……

 でもやったぜ!クモを倒したぞ!

 インチキ技を使ったけとね♪

 食い過ぎたやつが悪いですよ♪


 ……クモの死体を素材として解体したいけど、解剖の経験がないので、できません~

 なにか都合のいいスキルあるかな?


 <68193経験値を得ました>


 まあ~クモを倒したからな、経験値を得るのも当たり前だろ?

 むしろ何もない方が可怪しい!

 クモ一匹=ミミック六十体分の経験値が、いや、それ以上かもね。


 <レベルが1上がって、現在はレベル3になりました>


 うん、知ってるよ。

 レベルは1しか上げないのはいつも通りですね、少しだけ安心した。

 レベルが逆に下がったの方が可怪しい、むしろマジでこんなクソみたいのシステムを作り出した作者をぶん殴りたい!

 能力値は……まあ、どうせ防御力の数値がまた1下がるでしょう?

 けど気になるし……仕方ないから、一応ステータスを確認しよ。


 ステータス

 ------------------------

 名前:神戸 士(ツカサ=カンベ)

 種族:雪女フロティスト

 レベル:3


 HP:68/68

 MP:40/40

 ATK:23

 DEF:17

 MATK:27

 MDEF:10

 SPD:45


 手持ちのカスタムポイント:4

 ------------------------


 防御力以外のパラメーターはそれぞれ1上がったのは相変わらずだが、かなり酷いことが起きた……

 ……なぜ防御力?

 ……なぜ今回だけ防御力の数値が5下がったの!?

 前回は一しか下がってないのに!?

 酷いぞ!こんな嫌がらせ!本気でオレを紙に変えたいわけ!?

 でか今回のステータスはけっこう簡略化したわね。

 頭の中で更新したことだけ目で見えるように表示するから、目がよっぽど気持ち良くなったぞ。

 フルステータスは……正直に言うど、目の毒です♪

 だからこれからは簡略化をしたステータスだけを見よ。


 あれ?ステータスのなかに新しい一行が増えたぞ、カスタムポイント?

 ゲームやラノベの中でよく出る、一定な点数を消費したあと、頑張らずにスキルを習得できるあのふざけたシステムのこと?

 ついにオレのチート時代が来たあああぁぁあああーー!!

 どんなスキルを入手できるかな~さっそく見てみよ~♪


 <現在、習得可能なスキルは「分解」のみ。>

 <スキル「分解」を入手したいですか?カスタムポイントは4ポイントを消費しますよ?>

 <YES NO>


 習得できるスキルは一つしかないかいよ!

 しかもいま手持ちのカスタムポイントを全部使わなきゃいけないかい!

 どうしよ……分解スキルより、この世界の文字の読み書きを簡単にできるスキルが欲しいぞ。

 使うか?使わないか?これは問題ですね。

 はあぁ、よし決めた、「分解」を習得しよ。クモの素材もかなり手に入れたいし。

 迷わずに<YES>の選択を押しちゃった。


 <おめでとうございます、スキル「分解」を習得しました。>

 <現在、手持ちのカスタムポイントはゼロになりました。>


 えっと、使い方は勝手に脳内に流し込んた……大量の魔粒子を球体と、ターゲットを囲むようにできるサイズに変る。分解したい目標を囲んたあとは数秒待ってれば良いみたいっすね。

 すでにテキスト通りやったけど……あれ?クモの死体を分解したあとの素材は、何処に行った?

 別空間かな?あとで調べよ。

 そんじゃあ~クモも倒したし、あの逃げ道に入ろっか。

 うわっ、階段があった、しかも長え……

 とにかく登るしかないね……

4月最後の更新です。

大学の期末論文はまじ書きたくない!

それじゃ、夏休み(5月の二周目)でまた会おう(^_^)/

……もし論文を書き終わったあと、まだ力が残るならね……

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