実践戦闘
信じられない…
あの落ちこぼれのアリスが強そうなゴーレムに善戦している
私はあの子が嫌いだ
私たちは小さい頃一度会っているがアリスは覚えていない…
私たち貴族は身分の上の貴族の言いなりになる毎日だった…下のものが下のものを虐げる…よくある話だ。王族の中すらよくある話なのだから公爵の私でも起こりうる
私も例に漏れずそうだった….
そうしないと次は私が標的になるかもしれないからだ。
だがあの子はそうしなかった。それどころか守っていた。
ありえないと思った綺麗な人なんてこの世に存在するはずがない。
だから私、アリスを妬み、憎しみ、憧れた…
ぐちゃぐちゃな感情のままいじめ続けた。
アリスの本心が見たい気持ちとそれでも尚私にも別の道があったのかと言う気持ちで…
だがアリスはもう私の知らないアリスだ
ゴーレムはまた攻撃の構えた。標的はアリスだ
また聞いたことのない防御魔法でゴーレムを弾く。だが防御だけじゃ勝てない。
「早くしなさいよ!クレア」
わ、私には無理だよ。
何であの子戦えるの?
怯えてるとゴーレムは腕の形状を剣に変え、アリスに向かって振り下ろした。アリスのシールドは紙切れみたいに引き裂かれた。一面は取り留めたが、次の攻撃が来るが次は、身を屈めシールドを自分の周りに展開した。さっきのシールドとは違い硬い。シールドを一点に集中させたらしい。でもゴーレムの攻撃が早さをまし
パリッ
「きゃーっ!」
破壊されて、私の方に転がってきた。
「な、何でそこまで頑張るの?諦めないの?」
「助けたい人いるからよ。このまま馬鹿にされて死んじゃうのも癪だし最後まで足掻くの」
そうだ。無能っと蔑んだのは私じゃない。その無能に負けるの?それはそれで私のプライドが許さないわ
「わかりましたわ。あのゴーレムを破壊したらいいわよね?」
「お願い、わたしが何とか防ぐから」
アリスは防御に徹してる間に魔法を完成させる。
………
……
…
「ま、まだなの?!」
「も、もう少しですわ。静かにしてちょうだい!」
完成した。
「できたわ!」
そうして、ゴーレムめがけて放った。
魔力を全て使い果たした。
〜〜~〜〜~〜〜~
クレアが放った魔法がゴーレムに直撃してそのままゴーレムと共に一直線。壁に激突して爆発した。
「「や、やった!」」
気がついたら抱き合ってたがすぐに離れた
「「…」」
気まずい…
煙が収まるとそこにはゴーレム?!右腕、左足が無くなっており残りの四肢もボロボロ、今の攻撃でまだ動くことが信じられない。
「クレア!もう1回お願い!」
「もう無理よ!魔力ないもん!」
ゆっくりこっちに張ってくる!
「こ、来ないで!」
ゴーレムの破片を投げて、頭に当たった
そういえば文字を変えたらいいんだ。
ここまで動きが遅いなら流石に当てられるが魔力は無い。
「ぴぃー」
ファイアースワローがEの文字に向かって火球を放った。
クレアの使い魔だ
助けに来てくれたんだ
その時、ゴーレムは動かなくなった
「ふ、やっと終わった」
クレアがこっちに歩み寄り
「数々の非礼、この私、クレア・デューク・ルベルージュがここにお詫び申し上げます申し訳ありません。」
急にどうしたの?
「私は酷いことしてきた…許してもらうつもりは無いけど、私は私なりにケジメをつけさせてもらいますわ」
すると、魔法陣が光….
「ぁ… ぁりす… アリス! アリス!」
気づけばノクスがいた。とても心配してくれたらしい。そんな顔もするんだ。
「何があった…」
「そういえば、別の部屋に飛ばされ…」
全ての事情を話した。
「そんなことが、でも無事で何よりでした」
「この遺跡は調査団に任せる必要がありますね」
そういえば新しい魔法のイメージが流れてきたけど関係ないよね?
〜〜~〜〜〜~
表彰式…
俺とレオンは何もしてないから貰えなかったけど俺は気にしない
「今回お前の珍しい姿が見れたからいいとするか」
嫌味かな?この王様は
遺跡の功績を称えられて勲章を貰ったらしい
今回はアリスとクレア…
何故か知らないけど前より仲がいいように見える
本人たちがいいならそれでいいか




