社交会
一学期最後の筆記試験が終わり(俺は受ける必要無いけど…だって使い魔だから!)夏休み前の社交会が開かれる。
各国のお偉いさんが来るらしい。
だいたいこの学園は貴族連中が多いから保護者参観ってイメージに近い
「アンタ…余計なことはしないこと。いいね?」
アリスに釘を刺された
「俺がするわけないじゃん」
「あなた?私にした事忘れたのかしら?水かけてくれたわよね?まだ私許してないわよ?」
痛いところ着いてくるクレア
「そもそも、こいつに礼儀作法を教え込むのに一苦労だぞ?口の利き方から治さないと行けないぞ?」
何気にいちばん酷いのはレオンだ。
悪気がないのがタチ悪い。
「これから社交会までに一通り覚えてもらうわよ?」
「おい逃げるな」
なんで俺をいたぶる時に限って仲がいいんだよ!
〜〜~〜〜~〜〜~
社交会当日。
身分の高そうな人が次々に来た。
一応、俺はアリスの騎士として参加するが、
「あの時の?」
聖堂にいた騎士団の人だ
「先日は助かった。改めて礼を言う。それと無礼な態度を取ってすまなかった。」
事情が事情だしね
「私の名前はアルフレッド・マーキス・ブラッドレッド。よろしく頼む」
短髪茶髪の目は赤い
鍛えてることがわかる女騎士
「私の名前…」
アリスが自己紹介しようとすると
「アリス・リア・ハーツルヴィナスと騎士ノクスだな。噂はかねがね聞いている。」
アリスがちょっと嬉しそう
「ノクス殿?卒業後は進路は決まっているのか?もし決まってなければ我が団に入団して頂きたいのだが?」
「私の騎士を引き抜かないでちょうだい!」
そういえば俺、在籍してないんだけどね?
「それは失礼した。だがアリス嬢…気おつけておくといい。騎士の数は多くても困らない。このご時世だ。飼い犬の手網は握っておくように。あとノクス殿、他の国からオファー来た時は私に相談するといい。その5倍は給与を払うと約束しよう」
ちょっと心揺らぎました…
〜〜~〜〜~〜〜~
学園長の長い話が終わり本格的な社交会がスタートした。家族との団欒を楽しむ中、貴族同士の繋がりを持とうとするものもいる。大変だな
アリスはと言うと
「ちょっ…押さないで」
「アリス様!ご活躍お聞きしました!」
「私もお聞きしました!是非私めにも貴方様の武勇をお聞きしたいです。」
アリスは王族だ。まぁ無理もない
「おいノクス、暇そうだな」
レオンがいた
「お前、いつものはどうした?」
こいつの周りにはほぼ高確率人の群れができるが今日はいない?
「なんの事だ?」
「初めまして、ライラ・アル・アベンチュリンと申しますわ。いつもレオンがお世話になっております。初めてですわねぇ〜レオンにお友達ができるなんて初めてね〜」
レオンの姉さんかな?
綺麗ない人だ、銀髪ロングの琥珀色…
「お母様…友達ではありません….俺の踏み台だ…」
さらっと酷いこと言ったなぁ
てかお母さんわっか!わっか!
「ノクス…貴様、剣はどうした?」
「持ち込みは禁止らしい」
「あらあら…うふふ」
ふわふわしてるなぁこの人
「もう行く、お母様こっちらへ行きましょう」あのレオンがふりまわされているだと?
信じられねぇ
「君が私の息子を倒したノクス君か?」
厳しそうな人だレオンを40ぐらいにした見た目。
「少し話さないか?」
何話せばいいんだ?
「ははは、あのレオンが興味を持つからどんな人物かと思いきや」
どうやら学園生活の話したらお気に召したらしい
「あのレオンが人に興味を持つとは思わなかったよ。あの子は才能があって誰も近ずかなかったんだ。それにあの子自身も興味を示さなかったんだ…だかはあの子を頼む」
つい先程踏み台って言われたばかりなんだが?
〜〜~〜〜~
「お、お父様…ご無沙汰しております」
あまり顔を出さないお父様がここに来た。
「話は聞いている。よく頑張った」
私のお母様は子爵…立場が弱い。
でもお母様は魔法の才能があり政略結婚になった。
私に才能がないことで愛想を尽かした
私はそう思っていた。
私は継承権を捨てて魔法講師になってお母様と一緒に出ていくつもりだ。
だけど…
何故か涙が止まらない。
報われたが気がした…
「あ、ありがと…ございます…ぐすぅ…ぐすぅ」
お父様が困った…泣いた小さい子供をあやす父親のような…そんな顔を…
〜〜~〜〜~〜〜~
社交会が終わりを迎えようとしてる。
いきなり全てのあかりが消えた。
いきなり、あかりがついた。
「ここは俺たちが占拠した!」
テロリストだ。
だが流石騎士団と先生たちだ。対応が早い。
レオンも参加している。
テロリストが押され始めてる。
「ぐ、ぐっ…あれを持ってこい!」




