大量発生
【ジーク目線】
「なんだんだよこの軍勢は…」
俺たちはある街にいるがひどい有り様だ
人々がパニックでここはまるで戦場だ…
そして…圧巻だったあたり一面ゾンビみたいな軍勢が、押し寄せてきた。
ゾンビってなんだ?わけわからない単語が咄嗟に出たけどしっくりくる
街もゾンビで溢れかえってるのにさらに外から…
大群って聞いたけど1万って多すぎじゃね?
それに…ころしたくない…
だって見た目が人だもん
氷漬けにしたけど大丈夫だよね?
「上官…これどうするんですか?」
「一応研究機関に明け渡す予定だが…こんなにはいらないと言うかどこからきたんだ」
派生経緯も生息地も不明…
ただ、攻撃受けたらゾンビみたいになるぐらいだ
突如、魔法が飛んできたが俺とレイナ上官はかわした。
「ま、魔法?どうなってるんだ?」
「特別な個体だ…さっきよりは手こずるぞ!」
上官は…魔物たちを…次々と殺した…
これはまるで戦場だ
俺は全員凍らせて無力化した
それにしても数が多すぎる魔力がもつかどうか…
もたもたしている間にも押し寄せてくる
俺たちは次々と制圧した
☆
「はっはっは…これじゃキリがないですよ」
俺たちは三日三晩戦っただが魔物にも援軍が来たらしいさっきまでのとは違う…新しい魔物が
「全くだ」
俺の氷を砕く…巨大な魔物が現れた
キメラみたいな化け物だ
違うのは二足歩行してツギハギだ。
「俺たちもあの2人に負けてられない!いくぞ!」
「「おおー!」」
あれだけ異質だぞ?
「おい、ま…」
レイナ上官が制止したがそれを聞かずに突っ込んでいった
ゾンビたちも基本突っ込むしかしてこないから決して強くはない…一部を除いて
あの魔物の一撃で軍隊が壊滅した…
おいおいまじかよ…50体ぐらいいるぞ?
「なんの冗談っすか?これ…」
「ほんと悪い冗談だ…夢なら覚めてほしい」
咄嗟に氷漬けにしたけど割られた
あの日の決闘を思い出す…
「これ一体一体強すぎじゃないっすか」
前の戦いで魔力を使いすぎた…
「今回ばかりはやばいかもな…」
それに硬すぎる…皮膚が硬すぎる
「グワアアアァァァァ…」
あの化け物が追ってきて腕をブンブン振り回している
それに巻き込まれ倒れていく仲間…
「危ない!」
俺は氷魔法を放って腕を弾いたがダメージはない
悔しい…
次々と死んでいく…
これほど悔しいと思ったことはない
古龍種以来だ
「グワァァァァァァ!」
危ねぇーってあれ?こいつらってそこまで知能高くない?
攻撃をかわしたら別のキメラにあった
「上官…こいつら…」
どうやら上官も気づいたらしい。ならやることは…
キメラの一体の顔に突っ込んだ!別のキメラがそれに気づき俺めがけて狙ってきたが交わして…倒れた
自滅されたら勝てそうかな?
この方法で最後1匹まで倒せたけど
「これどうします?」
最後の1匹…流石に同士討ちは狙えない
「二人の最大魔法でやるしかないか…」
キメラを二人では挟んだ…
そして周りを回って撹乱した
知能が低いことが幸いした。キメラは戸惑っている。
俺たちは魔力をためた。
キメラが暴れだした。てかこいつ魔法も使えるのかよ
狙いはめちゃくちゃだが威力が高い。
適当にバカスカ撃ってるだけでも厄介だ
他の兵士に当たる…頼む…逃げてくれ
よしいける!
「上官!出来ました!」
「奇遇だな。私もだ」
同時に放った…無数の氷の柱がキメラの体を貫いた
「おいおい…嘘だろ…」
おいおい体のあちらこちら穴だらけだぞ?なんで動けるだ?氷を割ってこっちに来た…
「魔力がもうないって…」
攻撃をかわした…かわすので精一杯だ
なぜか腕がちぎれた…そうか!あんな穴だらけで全力出したそうなるのも仕方ない。
「こいつ痛み感じないのか」
片腕がちぎれたらもう片方で…右足…左足…鉛筆削りみたいにボロボロになっていった
おかしいぞこのキメラ痛み感じないのか?
「どうやら終わりみたいですね」
「これを研究機関にあけ渡す。とりあえず休憩して他に任せよう。強い相手はもういないだろう」
休憩するか
あらかた片付けた。まだまだいるらしいけどあたり一面見回したがキメラはいない。あんなのいっぱいいてたまるかよ!
「報告です!新しい個体が出現しました!」
おいおいまじかよ?
「いくぞジーク…」
帰りたい
「休んでいいですか?」
「ダメだ」
ですよね…もう嫌だ!
⭐︎
全然休憩できてないぞ?
弱い個体の見た目ぽいけど…なんかやばそう?
一気に距離詰めてくる…早い
氷で剣を作り…斬りかかったけど
かわされ、魔法を撃ってきたが弾いた
次こうげ…気づいたら後ろに…なんだよこいつ
「上官…なんでこんなのばっかりなんですか?」
またこんなのかよ…
「私も同意見だ…」
珍しく弱気な上官
次は空間を切り裂いてなにか取り出した…って気持ち悪る
でかい腕に鋭い爪…そんなんより衝撃だったのは付け根の部分であっただろう場所がまるまるる口になってる
「ぎえぇぇぇぇ!」
気持ち悪い腕が叫んでる…ほんとやめて
「こいつが大量発生の原因じゃない?」
ってか召喚したそいつだするんだ…
そのゾンビは気色悪い生物に手を突っ込んだ。その気色悪い腕はなにか細い管をそのゾンビに差し込んだ…
「なんだよ!こいつらおもちゃみたいに変形するんかよ!」
でかい腕を振り上げた…かわしたけどなんで威力だ
3キロってとこか?むちゃくちゃ鋭利じゃねーか!
1発も喰らえない…
次に大砲見たいな腕気色悪い成分をだして装備した。
というか寄生されてるような気がする。また装備して…
こっちに向けて魔力を収束させた…
撃ち込んできた咄嗟にかわすけどなんで威力だ…
大きなクレーターができた
って嘘だろ…飛べるのかよ…
「なんかあいつだけ性能もりもりじゃないですか?ちょっと勝てる気がしないです」
なんか変な空間の歪みがある。そこから…ゾンビどもがきた。
「上官…こっちはザコやっとくので…」
上官が口を開いた
「命令だ。ザコは私がやっとく…あの化け物はお前がやれ。私じゃ勝てない…それにお前が勝てなきゃどの道我が軍は終わりだ」
……買い被りすぎじゃありませんか?
まずあの翼を何とかしないと…逃げるけどあの銃口…連射もできるのかよ
休憩で少しは回復したけど
目眩しで直接目に光浴びせたけど喰らわない…なら
つらら作って翼目掛けて飛ばした…
よし!落下した!でもあのゾンビこたえてない…おいおい回復魔法も使えるのかよ…
距離詰めようと勢いよくゾンビに詰め寄った
気づけば浮いていた…なんだこれ?下に思いっきり風魔法をぶつけて落下ダメージを減らした
これなんだ?
あいつの魔法…せこくね?そうこうしてる間に回復し終えたらしい…また飛ぶのかよ!おい!次は空間を切って…そこに銃口を向けて撃った…
あっぶな!急に俺の横の空間が歪んだと思ったら魔力の玉が飛んできた…これじゃどこからくるか!わかんねーよ!どうするか…一か八かやるか次にどこからくる?
チラチラ周りを確認した!み、見つけた!歪み!
俺は俺の前に氷を形成してそこに突っ込んだ。読み通りだ!やつが目の前だ!喰らえ!やつの羽を切断してヅタヅタにした…再生できないほどに
「グワアアアァァァァ!」
あいつがキレたように見えた…まるで感情があるみたいに
だがチャンスだ!魔法をためて…
あのゾンビ…またなんか呼び出してきた
だが…
「喰らえぇぇえええええ!」
氷漬けにした…最上級の封印魔法だ!並大抵の魔法どころか炎でも溶けない氷だ
「お、終わりました…」
それにしても後味が悪すぎ…
三体のゾンビが目の前に…一体が日本刀持った軽装備、もう一体が多男、最後の一体がライフル持った老兵…
気づいたら斬られていた…もう…ここまでか…
ビリ…
身体中に電気が走った
〜〜〜〜〜
【レイナ目線】
クソ…なんだせっかく倒せたと思ったら次から次へと…
あの三体もさっきのと同じなのか?
ジークがやられた
そのうちの一体がジークの封印魔法にいるゾンビめがけて斬りかかったがキズ1つつかない…流石に硬いなあの魔法
ジークが立ち上がった…あの変な格好の魔物に斬られたけど傷は浅くはないぞ?
更にジークの周りに雷が走る…
き、消えた?!
剣をぬこうときたゾンビの手を抑えた。大男の魔物の拳がジークにめがけて振り下ろされたがあっさりかわす…見えなかった。ジークは何か…鞘を奪って見せつけた。
「これが刀の鞘か…思ったより安っぽいな」
変な単語は使ってるがあまりにも早い…なんだ…ジークの中で何が起きた?ノクスと戦闘いらいだ
変な剣士が怒りをあらわにしている…あいつらにも感情があったのか?
「かかってこいよ?ゾンビやろう…今度はこっちの番だ。覚悟は決まってるか??そういえばこいつら話せないんだなぁ…はぁ…」
黒い筒状の棒を持った男がジークめがけて構えて…何かを発射したが…ジークは気づいた手を前に出した
「遅すぎる…」
何かを落とした…鉄の塊か?
「ぐ、ぐぐぐ……」
老兵が狼狽えてる
「まぁいい…今は気分がいいんだ…」
ジークは遥か強い敵が三体も現れたのに余裕だ。不気味なぐらい…それに甘い部分が無くなった気がする
大男が殴りかかった…な、なんて威力だ…地面が…割れた…まるで世界を分断したかのような…
だがジークは居ない。あの魔物の後ろだ
ジークは肩を叩いた…あのバカ!調子乗りすぎた
そっとお腹の辺りに手をそっと置き…電撃を浴びせた
膝を着いた
「これじゃ…ノクスに勝てない…勝つ必要ってなんでだ?記憶がぐちゃぐちゃだ…」
あいつ…まだノクスに勝つつもりか?
それにしても今の状態のジークが勝てないのが信じられない。あの状態で1度負けてる…ジークもジークだがあのノクス更に化け物だ。
「「「グワァァァァァァ!」」」
三体が襲いかかった…すごいコンビネーションだ。だがかわすどころか…
「おい!ジーク何をしている!」
ペンを持ってる…
「なにって落書き…上官もやってみます?」
魔物たちが憤慨している…私も頭が痛い
「なんだお前ら?俺にやられるのがムカつくか?そら嬉しいわ!」
バナナを食べてる…というかどこから持ってきたんだ?
「おい!何してるんだ!」
「何ってバナナですけど?いやー大変でしたわ!1度市場まで買って戻ってきたんで!ちなみにお金は払いましたよ!」
いくらなんでも調子に乗りすぎだ…
バナナを奴らに投げつけた。笑ってる…
これ…いつかバチ当たるぞ?
「じゃあ行くぞ?」
高速で魔物の前に入り…ずっこけた。
空気が凍った…さっきのバナナで足を滑らせた
呆れる…
そのままジークは化け物達に踏みつけられている…
これは自業自得だ
「い、いたたぁ!助けて!」
ほんと情けない…
一瞬で消えた
「な、なかなかやるな…雑魚扱いしたのは謝るぜ…ゼーハーゼーハー」
馬鹿者…後で説教だ
魔物達が落ち着きを取り戻した…緊迫した空気が走る…
「これで終わらすぜ」
今度私の教えた氷魔法を…高密度に…氷の槍を生成した。
「じゃあな」
氷の槍を投げつけた…
雷が三体の魔物を滅ぼした。
「終わった…か…」
ジークが倒れた…




